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北海道ちほく高原鉄道 陸別駅

十勝バス 帯広・陸別線 愛冠 13:30 ~ 陸別 14:02

 次に訪問したのは陸別駅。おそらくここが途中駅の中で一番大きな駅だったのではないかなと思います。例によって駅跡には道の駅が併設されています。
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 ただここは他とは違います。陸別駅の駅跡を整備して、ふるさと銀河線りくべつ鉄道として営業。鉄道車両の動態保存など積極的な活動が行われています。
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 北海道ちほく高原鉄道で活躍していた車両が6両も在籍しています。素晴らしいことにどの車両もしっかりと動きます。走ります。
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 このレベルでの保存活動は正直凄いと思いました。
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 構内を乗車体験することも出来ますし、更に運転体験もすることが出来ます。運転体験は構内だけでは無く、北見方面へ2.8キロ続く廃線跡を走ることも出来るそうです。
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 この地域の子供達はここで鉄道を体験することが出来る。これは大きな事だと思います。
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 ちょうど、なつぞらラッピングされた列車に乗って構内を2往復する乗車体験をやっていました。ここで初めて鉄道に乗る子供達も多いのではないでしょうか。
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 それてしても十勝はなつぞら一色でしたね。どこに行ってもスピッツの曲が掛かっていて頭の中でリフレインしてました。
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 廃線跡巡りは悲しい気持ちになることが多いですが、ここは楽しい気持ちになりました。
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 そういえば陸別町は日本一寒い町としても有名です。最大で-30℃になることもあるとか。ソウルで-20℃までは体験しましたがそれ以上とは。冬の季節にも訪問してみないといけませんね 笑。
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撮影日:2019年8月14日
カメラ:Olympus E-M10 Mark III + OLYMPUS M.14-42mm F3.5-5.6 EZ


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北海道ちほく高原鉄道 本別駅・愛冠駅

十勝バス 帯広・陸別線 足寄 10:44 ~ 本別 11:10

 旧足寄駅から鉄道時代で2駅分戻りまして旧本別駅へとやって来ました。
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 本別駅では跨線橋だけが残っていました。
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 この跨線橋も改修工事がされたもののようですが、なかなかどうして良い雰囲気です。ふるさと銀河線の廃線跡は、こうして整備されて残されているケースが多いです。鉄道がこの地を走っていた証を後世に残してくれています。
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 橋の上では懐かしい写真のギャラリーが。廃止は2006年、本格的な旅を始める少し前。もう少し早く旅を始めていたらという思いです。
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 例によってここにも道の駅が併設。多くのお客さんで賑わっていました。鉄道の駅だと利用者が少なく、道の駅になると利用者増えるのはなんとも皮肉なものです。
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十勝バス 帯広・陸別線 本別 11:41 ~ 愛冠 12:17

 続いて3駅目の訪問は、愛冠駅。「あいかっぷ」と読みます。
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 赤い屋根の可愛らしい駅舎が残っています。これこれ、こういう風景が良いですね。
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 夏の間は、愛冠駅舎ではうどん屋が営業されているんですがこの日は休業日でした。ここでお昼を取ろうと思っていたんですけどね。。。
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 シンプルなメニュー。いずれ食べに再訪したいと思っていましたが、今年8月で閉店されてしまったようです。とても残念。
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 そうなると気になるのはこの駅舎の行く末。素晴らしい駅舎なので何かに利用されていくと良いのですが。
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 線路は無くなっても、この駅の存在は未来へと繋いでいって貰いたいです。
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撮影日:2019年8月14日
カメラ:Olympus E-M10 Mark III + OLYMPUS M.9-18mm F4.0-5.6
+ OLYMPUS M.14-42mm F3.5-5.6 EZ
+ OLYMPUS M.40-150mm F4.0-5.6 R


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北海道ちほく高原鉄道 足寄駅

■2019年8月14日(水)

根室本線 帯広 7:47 ~ 池田 8:18

 ここまではレンタカー中心の行程でしたがここからは列車とバスを使っていきます。まずは帯広駅から池田駅へ向かいます。
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 池田駅、帯広を出て最初の特急停車駅ですがちょっと寂れた感じもします。ここからかつて国鉄池北線、のちの北海道ちほく高原鉄道 ふるさと銀河線が分岐していました。
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十勝バス 帯広・陸別線 池田駅前 8:42 ~ 足寄 9:52

 ということで、この日のターゲットはそのふるさと銀河線の廃線跡巡り。十勝バス、北見バスを駆使して駅跡を巡ってみたいと思います。
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 最初の訪問は足寄駅跡。"あしょろ"と読みます。木造駅舎が残されています。
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 駅舎の裏手にはホームを模したスペースが。
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 駅舎はうどん屋として使われています。僕の訪問時はまだ営業前でした。写真だけ撮らせて頂きました。
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 古い時刻表。池北線は根室本線 池田駅から石北本線 北見駅を結んでいました。今では一旦釧路まで東に進んで釧網本線で網走を経由しないと列車では行けない北見。
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 駅舎の周りにはたくさんの足型。足寄だから足型たくさん取ってみたみたいな 笑。
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 足寄駅跡には道の駅が出来てます。ここみたいに駅跡に道の駅が作られているケースが多かったです。たくさんの訪問客で賑わってました。
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 施設内にはこんなオブジェが。正面の列車は絵なんですけど本物に見えますね。
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 この日の廃線跡巡りは、こうしてバスを使ってのんびりと進んで参ります。
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撮影日:2019年8月14日
カメラ:Olympus E-M10 Mark III + OLYMPUS M.14-42mm F3.5-5.6 EZ
+ OLYMPUS M.9-18mm F4.0-5.6


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根室本線 落合駅・旧新内駅

 次の訪問は落合駅。ここは列車で訪問したかった駅です。落合とか追分という名の駅に魅力を感じる人。
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 ここは凄かったです。もう完全に自然に返っています。
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 ここまで草生えますか 笑。
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 ここまで訪問したどの駅よりも廃駅っポイですがまだ現役の駅です。
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 しかし、跨線橋は入り口が塞がれていて中には入れません。
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 近くの歩道橋から。一面の草。こんな時もあったねと言える日が来るといいのですが。。。
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 この日最後の訪問駅は新内駅跡。根室本線の旧狩勝峠ルート内にある駅です。こちらは廃線跡。
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 日本3大車窓の一つ狩勝峠。このルートでの列車旅もしてみたかったですね。
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 跡地にはSLと客車が置かれていました。以前はこの客車内に泊まれたみたいです。
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 あとはトロッコ列車が運営されています。信号など結構本格的な造りで感心しました。ちょっと乗ってみたかったけどおじさんは我慢。
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 ここから旧狩勝トンネルまでの約7キロがフットパスとして整備されているよう。歩いてみたい気もしますが、ちょっと怖いですね。レンタカーでの駅巡りはここまで、宿泊地の帯広へ向かいました。
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撮影日:2019年8月13日
カメラ:Olympus E-M10 Mark III + OLYMPUS M.9-18mm F4.0-5.6
+ OLYMPUS M.14-42mm F3.5-5.6 EZ


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根室本線 幾寅駅

 旧富内線の廃線駅巡りの後は、2日前に代行バスで通った根室本線へと戻ってきました。富内線も根室本線金山駅と結ぶ計画があったみたいですね。ということで、ここからは根室本線の不通区間の駅を巡りながら帯広を目指します。
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 ここは幾寅駅ですが、駅舎に掲げられている駅標は幌舞駅。映画「鉄道員(ぽっぽや)」の舞台となった駅です。もう幾寅駅より幌舞駅の方がしっくりくるかもしれません。
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 映画が公開されたのが1999年。もう20年以上前になるんですね。幌舞の駅標もいい感じで朽ちています。
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 駅舎内には映画関連のものが保存されていて博物館のよう。
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 いい映画でしたね。この映画には志村けんさんも出演されていて、これが生涯唯一の映画出演作なのだとか。久しぶりに見て見ようかな。
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 駅舎以外にも映画に使われたセットがこのように残されています。このままこの区間が廃止されてしまうと駅舎までが映画のセットとなってしまいます。それだけは勘弁して欲しいです。
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 幌舞駅も良いですが、幾寅駅としてこれからも頑張って欲しいです。
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 列車、来ないかなぁ。。。
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撮影日:2019年8月13日
カメラ:Olympus E-M10 Mark III + OLYMPUS M.14-42mm F3.5-5.6 EZ
+ OLYMPUS M.9-18mm F4.0-5.6


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旧富内線 振内駅

 旧富内線の廃線跡巡り、ラストの訪問は振内駅。駅舎はありませんが、ホーム跡と旧客車、SLが保存されています。
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 駅舎の代わりに鉄道記念館があります。普段は閉まっていて平日のみ役所に頼んで開けてもらうシステム。ワンチャン誰か訪問してないかなと期待しましたが、居なかったので中の見学は諦めました。
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 その分こちらを堪能します。
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 こちらの客車もライダーハウスとして利用されています。中にはシャワーも付いていました。
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 この日は暑かったので中に入ったら数秒で汗だく。夜は大丈夫なのかな。
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 座席も残っていたのが良いです。
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 ここでお昼タイム。静内で泊まったホテルでおにぎりのお弁当サービスがあったのでここで食べます。太陽の下で食べる米は美味い。
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 旧富内線の日の出駅・富内駅・振内駅と訪問してきましたが、どこも雰囲気よくて満足度の高い廃線跡巡りになりました。
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撮影日:2019年8月13日
カメラ:Olympus E-M10 Mark III + OLYMPUS M.9-18mm F4.0-5.6


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旧富内線 富内駅

 続いての訪問は富内駅、路線名にもなっている富内線の中心的存在の駅です。そして、この日のメインスポット。この駅を訪問したくてレンタカーにしたと言っても過言では無い。
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 この駅は駅舎、ホーム共にきちんと整備されていて駅全体が国の登録有形文化財に登録されています。
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 この駅の備品が映画「鉄道員(ぽっぽや)」に使われたり、松山の坊っちゃん列車が構内を走ったこともあるらしいです。
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 広い構内はもちろん線路も残っています。人もまばらでゆっくり見て回るのに最適な所です。
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 このトロッコで構内を走り回りたい。
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 富内駅以外の駅標もここに集結していました。
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 午前中に見て回った日高本線のどの駅より現役ぽいっていうね。素晴らしく整備が行き届いています。
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 天気がいい日に訪問できて本当に良かった。
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 銀河鉄道をイメージしたという空に向かうレール。
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 ライダーハウスとして利用されている旧型客車と見所満載。
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 国鉄の雰囲気をよく残した富内駅。大変満足致しました。
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撮影日:2019年8月13日
カメラ:Olympus E-M10 Mark III + OLYMPUS M.14-42mm F3.5-5.6 EZ
+ OLYMPUS M.9-18mm F4.0-5.6
+ OLYMPUS M.40-150mm F4.0-5.6 R


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旧富内線 春日駅

 さて、ここからは日高本線を離れまして廃線跡巡り。まぁ、ここまでも廃線跡みたいな感じではありましたが。。。富内線の廃線跡を巡ってみたいと思います。富内線は日高本線 鵡川駅から分岐して日高町駅までを結んでいた路線。1986年に廃止されています。
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 国鉄 旧富内線 春日駅跡。当時の駅舎が残っています。
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 現在は、バスの待合室として使われております。
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 バスを使って訪問することも可能ですが、1日2.5往復しかないので現実的には厳しいところ。この駅だけをターゲットにするなら来られますが。
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 ホームは草で覆われてしまっていて全貌は見れませんでしたがこんな感じ。
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 なんとなく線路が浮かび上がってきます。
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 駅標が残っていなければただの草むらですね 笑。
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 乗車は叶わなかった路線ですが、その痕跡を少しでも見れたのは良かったです。(トイレがあったの写真見て気付きました 笑)。
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撮影日:2019年8月13日
カメラ:Olympus E-M10 Mark III + OLYMPUS M.14-42mm F3.5-5.6 EZ


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日高本線 厚賀駅・清畠駅

 ドンドンいきましょう。次は大狩部駅のお隣の厚賀駅。
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 平成になって改築された駅舎ですが、木造なので好印象。もともとは有人駅で荷物の取り扱いなどもあったそうです。
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 無人駅となり、待合室としての役割しか残っていない今の駅舎は広々で少しさみしい。
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 列車交換が出来る設備もありましたが、今は棒線ホームです。ここは線路にも雑草が無く、まだ列車が走っているような状態でしたね。定期的に整備されているのでしょうか。
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 ちょうど代行バスがやって来ました。最後にこのバスを使った旅をしてお別れとしたいところですが。。。
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 日高本線駅巡りのラストは清畠駅。
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 こちらも海が目の前にある駅です。
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 海が近いし遮るものもほとんどありません。こんな天気の良いときに列車旅が出来れば最高の車窓でした。
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 いろんな表情を持っていた日高本線。貴重な路線だったことが改めて分かりました。
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 復旧を願っていましたが、この結果はしょうが無いと諦めることにします。
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撮影日:2019年8月13日
カメラ:Olympus E-M10 Mark III + OLYMPUS M.14-42mm F3.5-5.6 EZ


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日高本線 大狩部駅

 続いての訪問駅は大狩部駅。ちょっとワクワクするトンネルの先に駅があります。
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 トンネルを抜けた先には絶景が広がっていました。この駅は青空の下で訪問したかったので、この日の天気はベストです。やっぱり天気運はかなり高い 笑。
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 海が目の前。海が見える駅はたくさんありますが、その中でもここは海が近いと感じました。
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 駅舎は無く、コンクリートブロック製の待合室があるだけ。これは先の秘境駅、絵笛駅と同じですね。
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 こちらも秘境駅に認定されております。ただ、横にある国道の交通量は多く寂しさはあまり感じられません。
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 そんな素晴らしい大狩部駅ですが、すぐ横には悲劇の光景がありました。2015年1月に起こった高波の被害を受けた線路がそのままの状態で残っています。
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 線路がぐねぐね。災害からすでに4年が経過してますが手付かずの状況でした。
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 これほどまでに海に接近しており、反対側には山がある。お金の問題もあったでしょうが、物理的にここに重機を入れて復旧作業をすることは難しかったのだろうと思います。
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 絶景の陰にはこういうリスクも潜んでいるということですね。
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 この風景を見てこのまま廃止となってもやむなしと思ってしまいました。そして、1年後実際にそうなってしまいましたね。
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 自然の素晴らしさと怖さを同時に体感することが出来た大狩部駅でした。
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撮影日:2019年8月13日
カメラ:Olympus E-M10 Mark III + OLYMPUS M.9-18mm F4.0-5.6
+ OLYMPUS M.40-150mm F4.0-5.6 R


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日高本線 静内駅

■2019年8月13日(火)

 夏の北海道旅は中日となる5日目。この日もレンタカーでの駅巡りとなります。昨晩泊まった静内よりスタートします。ようやく青空を見せてくれた北海道。
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 静内駅は日高本線の中間駅としては最も大きな駅。日高本線の全ての駅の管理や列車の運行管理なども当駅にて行われています。代行バスも静内駅で運転系統が変わります。
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 当然、有人駅となります。入場券を購入してホームを見せて貰います。
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 2面2線と側線を有するホーム。列車運行時はこの駅で長時間停車なんてこともありました。
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 しかし青空はやっぱり良いですね。撮る写真の印象がガラッと変わります。
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 何年も列車が走っていない線路。
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 こんなに素晴らしい青空なのに気分は晴れやかとはいきませんね。路線が廃止になるまでの過程はいろいろありますが、災害により走ること無く終わるのが一番悲しいです。
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 この風景も記憶に留めておきましょう。
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 駅廃止後も営業を頑張って続けて欲しい駅構内の駅そば屋さん。この日はホテルで朝ごはんいっぱい食べたのでそばは食べられませんでした 汗。
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 どこかのタイミングでもう一度訪問したいですね。
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撮影日:2019年8月13日
カメラ:Olympus E-M10 Mark III + OLYMPUS M.9-18mm F4.0-5.6
+ OLYMPUS M.14-42mm F3.5-5.6 EZ


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日高本線 本桐駅・東静内駅

 続いての訪問は本桐駅、木造駅舎が残ります。国鉄時代からの木造駅舎が残るのは様似駅・浦河駅・本桐駅の3駅だけのよう。今回全て訪問することが出来ました。
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 こちらは無人駅なので人の気配はありません。その分のんびり出来そうな駅。
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 ホームの駅標。隣の微妙なサイズの雨宿りスペースが気になります。
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 そして、ホームは草ボウボウの状態。完全に廃線跡みたいな状態です。
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 でも、ホームのライトは点いてました。ここだけがまだ現役の駅であるという証ですね。
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 信号機も自然に帰ろうとしていました。廃止後、ここの駅舎はどうなってしまうでしょうね。
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 そして、この日最後の訪問駅は東静内駅です。
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 相変わらずの荒れた線路。
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 こちらが駅舎。この駅舎は平成になってから建てられたもののよう。
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 右側が待合室、左側は公衆トイレになっています。
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 隣の駅がしすないになってました。。。それではその”しすない”でこの日は一泊です 笑。
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撮影日:2019年8月12日
カメラ:Olympus E-M10 Mark III + OLYMPUS M.14-42mm F3.5-5.6 EZ
+ OLYMPUS M.9-18mm F4.0-5.6
+ OLYMPUS M.40-150mm F4.0-5.6 R


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日高本線 絵笛駅

 次の訪問駅は絵笛駅。ナビに連れてこられた場所はこんなところです。こんなところに駅があるの?っていう感じです 笑。
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 細い道を進んでいくと駅がありました。
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 絵笛駅。駅の周りは全て牧場という凄いところに位置する駅です。北海道ならではというか北海道の中でも異彩を放っている駅だと思います。
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 これぞ秘境駅ですね。
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 駅の周辺にはお馬さんがたくさん。人よりも馬の方が確実に多いでしょう。
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 現在、日高本線のこの区間は代行バスによる運行ですが、さすがにこの駅の前まではバスが入ることが出来ず、国道から歩かないといけません。片道30分くらいは掛かるので代行バスでの訪問は大変ですね。
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 絵笛駅は当然駅舎は無くコンクリートブロック製の待合室があるだけです。かなりしっかりとした造り。
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 冬は寒さをしのげる唯一の場所。夏はかなり暑いです。訪問時は気温が低くて寒いくらいだったのでちょうど良かったですね。
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 どんなに待ってももう列車は来ません。
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 こんなところに駅があった。その記憶を留めて置くことにしましょう。
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撮影日:2019年8月12日
カメラ:Olympus E-M10 Mark III + OLYMPUS M.14-42mm F3.5-5.6 EZ
+ OLYMPUS M.40-150mm F4.0-5.6 R
+ OLYMPUS M.9-18mm F4.0-5.6


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日高本線 浦河駅

 日高本線を様似駅から北上してきます。訪問したい駅はたくさんあるのですが、なるべく駅舎が残っている駅を巡っていきましょう。2駅目は浦河駅。
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 駅名が無いなと思ったら控えめに掲示されていました。
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 意外にも浦河駅は有人駅で駅員さんがいらっしゃいました。列車の来ない駅で業務をするのってすごい複雑な気持ちでしょうね。せっかくなので、この当時JR北海道が企画していたご当地入場券を購入しようと思いましたが、それは駅では無く、離れた場所にある浦河観光案内所での発売とのことでした。駅員さんが居る意味は。。。
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 ちょっとモヤモヤしましたが、ホームを拝見させて頂きます。
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 現在は1面1線のホームとなっていますが、かつては島式ホームも追加された2面3線のホームでした。島式ホームは無くなっていますが跨線橋は残っています。
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 何処に繋がっているかというと駅の反対側にある国道と繋がっていました。
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 代行バスへはこの国道に設置されたバス停から乗ることになるので、ますます駅舎へ行く理由がありません。
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 国道側から見た駅舎は素晴らしい姿でした。この風景もどうなるでしょうね。
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撮影日:2019年8月12日
カメラ:Olympus E-M10 Mark III + OLYMPUS M.14-42mm F3.5-5.6 EZ


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日高本線 様似駅

 えりも岬からは日高本線の駅を巡りながら北上していこうと思います。まずは日高本線の終着駅様似駅です。
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 日高本線は2015年1月に発生した低気圧による高波の災害により鵡川 - 様似間で不通状態が続いています。その後も台風などで被害が拡大し復旧の作業すら手つかずの状態でした。そして、2020年8月ついに同区間の廃止が決まってしまいました。
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 一縷の望みを抱いて日高本線を巡った1年前ですがその望みは絶たれてしまいました。もうここに鉄道で訪れることは出来ません。
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 前回鉄道で訪れたのは2012年の1度だけ。もっと訪問しておけば良かったと激しく後悔です。
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 惜別乗車すら出来ないのはやっぱり悲しいですね。
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 代行バスは運行されているので出来ればJRとして廃止される前に訪問したい所ですが、コロナ渦の状況ではそれも難しいかもしれません。
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 せめて駅舎はバスの待合室としてずっと使われていけばいいなと思います。
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 札沼線に続いて、大好きな盲腸線の終着駅が失われようとしています。そういえば留萌本線も更なる廃止の動きが進んでいるようです。北海道の鉄道関連は悪いニュースばかりですね。。。
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 この風景も記憶の中に。車とは言え昨年訪問しておいて良かったなと思いました。
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撮影日:2019年8月12日
カメラ:Olympus E-M10 Mark III + OLYMPUS M.14-42mm F3.5-5.6 EZ
+ OLYMPUS M.40-150mm F4.0-5.6 R


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日高山脈の先端 えりも岬

 広尾線の廃駅巡りの後は一気に南下してえりも岬までやって来ました。
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 北海道の背骨とも言われている日高山脈の先っぽに位置する岬です。
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 風が強いことで有名なえりも岬ですが、この日は全然強くなかったですね。台風接近の時に来てみたい 笑。
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 岩礁が多く波は荒れています。えりも岬と言えば昆布漁ですよね。漁は大変そうですが日高昆布は美味しいです。
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 せっかくなので先端まで行ってみましょう。先端までの道を振り返ったところ。
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 えりも岬の先端。こんな旅をしてなかったら来ることは無かったであろう場所。我ながら日本全国いろんな所を回ってきたなと思います。
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 こんなところに民宿がありましたが営業されているのかな?昔は観光客で賑わっていたでしょうね。
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 ここで食事をとも考えていましたが、行程が押していたので昆布ソフトだけで我慢。これ凄く美味しかったです。
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 広尾、様似方面からのバスもあるので車がなくても訪問可能。今回は楽しちゃいましたがね。。。
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撮影日:2019年8月12日
カメラ:Olympus E-M10 Mark III + OLYMPUS M.14-42mm F3.5-5.6 EZ


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旧広尾線 大樹駅

 続いては忠類駅から2駅進んだところに位置していた大樹駅を訪問。
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 広尾線の廃止後は十勝バスの案内所として利用されていましたが、その後案内所は道の駅コスモール大樹へ移転。3代目の利用者として北海道衛星株式会社が入りました。これがその歴史を表す1枚。
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 ただ訪問時は誰も居らず、施錠されていました。もう使われていないような感じがしますがどうなんでしょう。
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 駅舎の横にこんなものが建っていたのでここで実験や研究がされていたのは間違いなさそうです。
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 ホームの側へ回ってみましょう。廃止直後は公園として整備されたので綺麗な状態。
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 一時は客車が設置され、ライダーハウスとしても利用されていたみたいです。
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 交換可能駅で互いのホームは構内踏切で繋がっていたようなので、ここにそれがあったのかもしれませんね。
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 芝生がきれいに手入れされていて良い雰囲気の大樹駅跡でした。
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撮影日:2019年8月12日
カメラ:Olympus E-M10 Mark III + OLYMPUS M.14-42mm F3.5-5.6 EZ


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旧広尾線 忠類駅

 続いての訪問は忠類駅。広尾線のだいたい中間地点に位置する駅です。ここまで来ると一般の方は訪問しないのでゆっくりと見て回ることが出来ます。
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 駅は廃止後、忠類村により買い取られ交通公園として整備されました。駅舎も資料館となり中に入ることが出来ます。こういう保存の仕方が一番うれしいですね。
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 昭和61年の運賃表。広尾線・士幌線・池北線、急行など今では失われてしまったものがたくさん載っています。
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 煙突付きのストーブもなかなか渋いですね。
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 そして、この駅標も渋い。
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 この駅標も当時のものでしょうね。現在は幕別町となっていますが駅存続時は忠類村。ナウマン象の化石が発掘された場所でもあります。駅から徒歩15分くらいのところに忠類ナウマンゾウ記念館がありセットで訪問するのも良いかもしれません。
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 ホームの方は2本の線路が残されおり、貨車が保存されています。
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 柵が無かったら現役の駅のように見えなくもありません。
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 こちらも相当な年代物ですね。
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 今回、広尾線の廃線跡で訪問した駅の中ではここが一番良かったです。ずっとこのまま残しておいて欲しいものです。
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撮影日:2019年8月12日
カメラ:Olympus E-M10 Mark III + OLYMPUS M.14-42mm F3.5-5.6 EZ
+ OLYMPUS M.9-18mm F4.0-5.6


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旧広尾線 幸福駅

 続いての訪問は旧広尾線の駅でも一番人気の幸福駅。今にもキハ22が走り出しそうですね。
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 先ほどの愛国駅もこちらの幸福駅も町名から取られた駅名なんですね。いずれもこの地を開拓した人たちが由来となっているみたいです。
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 すっかり観光地化された幸福駅跡は駅舎も建て替えられています。朝から訪問客で溢れてました。この写真を撮るだけでも一苦労でした。。。
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 駅舎の外にも中にもきっぷがたくさん。
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 一番の見所はやっぱりここですよね。元々は仮乗降場として開業、棒線駅の幸福駅。この姿は当時とかなり近いものではないでしょうか。
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 キハ22の保存状態もかなり良いですね。
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 車内も整備されていて入ることが出来ます。
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 前に紹介した大正駅や幸福駅の昔の写真が展示されていました。
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 途切れた線路の先。
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 多くの人が訪れていて落ち着かない雰囲気ではありますが、1度は訪問しておきたかったので良かったかなと思います。
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撮影日:2019年8月12日
カメラ:Olympus E-M10 Mark III + OLYMPUS M.14-42mm F3.5-5.6 EZ
+ OLYMPUS M.9-18mm F4.0-5.6


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旧広尾線 愛国駅・大正駅

■2019年8月12日(月)

 2019年夏の北海道旅は4日目に入ります。帯広から進路を南へ、旧広尾線の駅巡りと参ります。広尾線は帯広駅から十勝平野を南下して広尾駅までを結んでいた路線。国鉄時代の1987年に廃止されています。最初の訪問駅は愛国駅。
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 駅名が良いこと、この先に幸福駅があることから「愛の国から幸福へ」というキャッチフレーズでブームになったことのある駅です。
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 駅舎の中にも愛国駅から幸福駅のきっぷで溢れていました。こういう立派な観光資源を単純に赤字だからと言って廃止してしまうのは先見の明が無いと言えますね。
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 北海道は本当に多くの路線が廃止されてしまいましたが、その中でもここは乗ってみたかった路線でした。
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 廃止直前の時刻表、やはり日中の運行は少ないですね。
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 ホームにはSLが保存されていていい雰囲気です。先の幸福駅と比較してここは観光客少なめなのがまた良いです。
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 続いては大正駅跡。広いスペースにホーム跡らしきものがあります。駅跡は公園として整備されたようで、このホームも新規で作られたもののようです。
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 この駅標もレプリカですね。
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 現役当時のものは残っていませんが、目をつむれば向こうに線路が見えます。廃線跡の旅は想像力が大事です。
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 昔の大正駅の姿は、次の幸福駅に写真がありました。この姿で残っていれば最高でしたね。
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 ちなみにこの駅舎に似せて造られた公衆トイレが公園内に設置されています 笑。
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撮影日:2019年8月12日
カメラ:Olympus E-M10 Mark III + OLYMPUS M.14-42mm F3.5-5.6 EZ


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