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秋の乗り放題パス・三江線の旅 リンク集

・2016年10月8日(土)
#01 秋の乗り放題パスの旅 2016
#02 三江線 江津本町駅
#03 三江線 川戸駅
#04 三江線 川平駅
#05 三江線 田津駅
#06 三江線 石見川越駅
#07 三江線 因原駅

・2016年10月9日(日)
#08 石見銀山
#09 三江線 石見川本駅
#10 三江線 乙原駅
#11 徒歩連絡 乙原駅〜石見簗瀬駅
#12 三江線 石見簗瀬駅
#13 三江線 明塚駅

・2016年10月10日(月)
#14 三江線 宇都井駅
#15 三江線 長谷駅
#16 三江線 粟屋駅

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旅の乗車記録Vo.61

・秋の乗り放題パス・三江線の旅

日時:2016年10月7日(金)~ 10月10日(月)

◎旅の行程
・2016年10月7日(金)
JAL168 秋田空港 20:50 - 羽田空港 22:00
京浜急行空港線快特 羽田空港国内線ターミナル 22:45 - 京急蒲田 22:53

・2016年10月8日(土)
京急空港線 京急蒲田 6:14 - 羽田空港国内線ターミナル 6:25
JAL277 羽田空港 7:10 - 出雲空港 8:35
出雲空港線 出雲空港 8:45 - 出雲市駅 9:10
アクアライナー 出雲市 9:45 - 江津 10:50
(徒歩 江津→江津本町)
三江線 江津本町 12:36 - 川戸 13:03
三江線 川戸 14:20 - 川平 14:33
三江線 川平 15:33 - 田津 15:58
(徒歩 田津→石見川越)
三江線 石見川越 17:26 - 因原 17:39
三江線 因原 17:54 - 江津 18:54
山陰本線 江津 19:23 - 浜田 19:59

・2016年10月9日(日)
アクアライナー 浜田 8:28 - 大田市 9:26
石見交通 大田市駅 9:37 - 世界遺産センター 10:10
石見交通 世界遺産センター 11:00 - 大森 11:05
石見交通 大森代官所跡 12:38 - 石見川本 13:23
三江線 石見川本 14:00 - 乙原 14:15
(徒歩 乙原→石見簗瀬→明塚)
三江線 明塚 16:52 - 三次 18:47

・2016年10月10日(月)
三江線 三次 5:44 - 宇津井 7:15
三江線 宇津井 8:17 - 長谷 9:06
(徒歩 長谷→粟屋→三次)
芸備線 三次 12:03 - 狩留家 13:17
芸備線 狩留家 13:19 - 広島 13:58
広島空港線 広島駅新幹線口 15:05 - 広島空港 15:50
JAL262 広島空港 16:40 - 羽田空港 18:00
JAL167 羽田空港 19:00 - 秋田空港 20:05

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三江線 粟屋駅

 三江線の旅も終盤。長谷駅より徒歩で三次駅を目指します。線路に沿うように続く県道112号を歩きました。江の川の対岸に国道が走っているので、こちら側は車の往来も少なく歩きやすかったです。
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 長谷駅を出発して30分ほど、隣の粟屋駅が見えてきました。
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 のどかな風景が広がる。
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 周辺には数軒の民家が見えますが、粟屋町の中心地は芸備線の西三次駅の方が近いそうです。
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 タイミング良く石見川本駅行きの列車がやって来ました。この列車は先の長谷駅は通過しますが、こうして徒歩連絡を利用すると江津方面にも抜けられますね。
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 また乗りたいけど、秋田に帰らないといけいないのでお見送り。
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 さぁ、もうひとがんばり。三次駅へ歩き始めます。
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 大好物のとまれみよ。
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 線路は一足早く江の川を渡ります。人が渡れる橋はもう少し先。
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 そろそろ三次発の列車の時間も気になるところ。三次駅12:03発の芸備線に乗る予定です。実は粟屋駅の次には尾関山駅があるんですが、そこは橋を渡って左手に戻る必要があります。三次駅は右手側。時間的にギリギリだったのとさすがにここまで歩いてきて疲れていたので尾関山駅は諦めることにしました。
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 やっと見えてきた三次駅。さすがに3駅分を歩いたので疲れましたね。時間にして約2時間の移動でした。それでも三江線の旅らしいのんびりとした旅をすることが出来ました。この旅はこれまでの中でも特に印象深い物の一つになりました。
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 ラストは芸備線で広島まで。広島からは飛行機で秋田へと帰りました。
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 今回の旅で起終点駅を含めて16駅を訪問することが出来ました。三江線の駅は全部で35駅。どうせなら全駅訪問もしてみたい。時間はあと1年余りしか残されていませんが機会があれば実行に移したいという思いを胸に。ここまでお付き合いありがとうございました。

撮影日:2016年10月10日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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三江線 長谷駅

三江線 宇津井 8:17 ~ 長谷 9:06

 宇都井駅から三次方面へと戻って長谷駅で下車しました。
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 もともとは仮乗降場だったという長谷駅。北海道に比べると立派ですが、仮乗降場をルーツに持つ駅はどこか独特の雰囲気があります。
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 途中ホームが分断されています。あちらは廃駅みたいな雰囲気ですね。数年後にはこちらもあんな感じになるのでしょうか。
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 こんな駅ですが、以外にも立派な待合室があります。それも木造というのがいいですね。
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 この雰囲気、とても気に入りました。
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 このようにとても素敵な駅ですが、訪問はかなり難儀する駅です。列車の時刻が上下線でかなり偏っているんですよね。三次方面は先ほど僕が乗ってきた列車が最終列車。そして、江津方面は14時台が始発という偏りっぷりです。この時間帯以外の列車は当駅を通過します。実はこのあと5時間以上も列車は来ないという状況です。
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 こんな偏ったダイヤになっているのは、この付近に住む子供達が三次方面の学校へ通うための駅だったからだそうです。現在ではその利用ももう無くなってしまったみたいです。
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 何はともあれ、ここで待っていても列車は当分来ません。三次方面へと行く列車は隣の駅へ行っても16時までありませんので、ここから三次駅までの7.4キロを歩くことになります。
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 この旅でも最も長い徒歩移動ですが、これだけ天気がいいので気持ちよく歩けそうです。
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 ずっと線路に沿いながら歩いていきます。
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撮影日:2016年10月10日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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三江線 宇都井駅

■2016年10月10日(月)

 秋の乗り放題パスを使った三江線の旅、3日目はまだ夜が明けていない三次駅からスタートします。
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 始発列車に乗って一度訪問したかったあの駅へ。こんな時間だというのに車内は座席が全て埋まって立ち客もでるほどの盛況ぶりでした。
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三江線 三次 5:44 ~ 宇津井 7:15

 幸いにも僕は席にありつけたのでずっとウトウト、いつの間にか夜が明けていました。この列車は口羽駅で30分ほど停車します。
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 口羽駅から2駅進むとお目当ての駅に到着、宇都井駅です。
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 もはや説明は不要だとは思いますが、ここ宇都井駅は地上20mの位置にある高架駅。その高さは日本一なのだとか。山間部にあるこの駅は両サイドをトンネルに挟まれていてこういう構造にせざるを得なかったという経緯があります。山陰本線の餘部駅にも似てるかな。
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 地上へは116段の階段で繋がっています。エレベーターなんてものはありません。
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 まぁ降りる方は苦では無いですけどね。下から見上げるとなんとも存在感のある建物です。
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 少し歩いて全体を見渡せるポイントに。こうしてみるとただの高架にしか見えないですね。ここに駅があるとは知らないと気付かないでしょう。
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 反対側からも見て見ましょう。こちらからは駅名標が見えるのでかろうじて駅だと分かるかな。それにしても手前の家と比較するとかなりの高さに駅があることがよく分かります。5階建てビルの高さに相当するみたいです。
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 駅前にはバス停がありました。これを使えば口羽駅に抜けることが出来るのか。ただ運行が金曜日だけですけど。けんこう号ということで、この集落の方の週に一度の通院のためのバスなのでしょうね。過疎地と呼ばれる処に訪れると、こうした週に一度のバス路線はよく見かけます。
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 ただやはり、鉄道が無くなると移動の自由度が無くなり地元の方は不都合するでしょう。本数が少ないとは言え、毎日ある公共の交通機関の存在というのは大きいと思います。
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 路線廃止後の地域の足はどうなるのでしょうか。これだけ距離がある路線かつ、全線通して利用する客は鉄道ファン以外にほぼいない状況では通しでの代替バスは設定されないかもしれませんね。通しでの代替バスが設定されれば乗りに来たいと思っているので、ヨソ者が来る余地を残しておいて欲しいです。
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 この風景が見られるのもあと一年余り。
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 もう一度、訪問出来るといいな。
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撮影日:2016年10月10日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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三江線 明塚駅

 石見簗瀬駅から歩くこと45分、明塚駅が見えてきました。周辺には民家が数軒あるだけ、平均利用者数もここ何年も一桁を記録している駅です。
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 そのおかげかいい雰囲気です。
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 駅前は農地でしょうか。右手の農地の先には江の川も流れています。
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 待合室は吹きさらしタイプ。雨が降ったり冬の時はツライ構造ですね。
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 スタンドバイミーしたくなる線路です。(やってはいけません)
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三江線 明塚 16:52 ~ 三次 18:47

 約2時間半振りに列車がやって来ました。でもそれほどの長さは感じなかったですね。この列車は江津駅から三次駅を結ぶ列車とあって車内は大混雑でした。終点の三次駅までずっと立ちっぱなし。せめて2両編成で来て欲しかった。
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 途中、口羽駅で小休止。ね、なかなかの盛況ぶりでしょう。
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 口羽駅の駅舎もなかなか。
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 終点の三次駅に到着。やはりずっと立っていたので疲れましたね。途中からは暗くなって景色も楽しむことが出来ませんでしたし。三江線の旅2日目はこれで終了です。ラスト一日、もう少し三江線を巡ります。
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撮影日:2016年10月9日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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三江線 石見簗瀬駅

 乙原駅より歩くこと約50分、石見簗瀬駅に到着しました。50分と聞くと結構な時間のように感じますが、実際歩いてみるとそれほどの長さは感じませんでした。
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 いい感じの駅舎がお出迎え。なんだかんだ言っても木造駅舎はやはりいいものです。
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 そこそこ大きめの駅舎ですが、待合室はこれだけのスペース。せ、狭い。。。
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 駅務室の方はもう使われてないんですかねぇ。
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 ホームの方も見て見ましょう。
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 元々は列車交換が出来る構造になっていましたが、今は1面1線。駅舎側の方は線路が撤去されています。三江線ではもうお馴染みの光景ですが、このわずかな線路カットでもコストカットに繋がるのでしょうか。
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 この光景が見られるのもあと1年足らずということか。やはり寂しいですね。
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 さて、当初の予定ではこの駅で次の列車を待つつもりでしたがまだ次の列車まで1時間以上ある状況。Googleさんで調べてみると次の駅まで歩いても行けそうなので更に一駅歩いてみることにしました。
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 なにげにこの徒歩連絡が一番楽しい時間だったかもしれません。
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撮影日:2016年10月9日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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徒歩連絡 乙原駅〜石見簗瀬駅

 乙原駅からは徒歩で隣の石見簗瀬駅へと向かいます。徒歩連絡はこの旅3回目ですね。昨晩は雨が降っていましたが、晴れてくれて本当に良かった。
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 乙原駅にはバスもあるみたい。調べてみると粕淵駅 - 石見簗瀬駅 - 乙原駅 - 竹駅(一部石見川本駅)を巡回するコミュニティバスのようです。元々スクールバスのようなので平日運行が主のようですが。
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 今思うと空しい思いがする乗って残そうキャンペーン。かつて乗って残そうで残った路線は無い。路線を残すためには税金を投入して3セクとして生き残るしかないのが現実。厳しいですが地元の本気度が問われる問題です。
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 廃止が決まってから騒いでも遅い問題なのですよね。
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 こんな趣味人のために残すには費用がかかりすぎますからね。地元の方がそれほど必要としないのなら我々は廃止を受け容れるしか無いでしょう。
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 まぁしかし、三江線はこうして線路の傍を歩くことが出来るので徒歩連絡が楽しいです。この間に列車でも来てくれるとうれしいんですが、そもそも列車が来るなら徒歩連絡はしていないわけで(笑)。
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 隣には寄り添うように江の川。
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 乙原駅でみかけたコミュニティバスのバス停も何度か見かけました。もしかしたら歩いてきた道と同じ行程なのかな。
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 一つの路線にこれだけ長く寄り添っていくのはこれまで無かったことなので、いろいろな発見があって楽しい旅になっています。
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 もうすぐ目的の駅です。
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撮影日:2016年10月9日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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三江線 乙原駅

 乙原駅で下車。木路原駅から一緒になった方もここで下車されました。同じ駅で一緒になるのはこれで3度目(笑)。
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 前日訪れた田津駅と同じように駅舎は無く小さな待合室があるだけの無人駅。でもこれがなかなかいい雰囲気なんですよね。これまで木造駅舎のある駅を中心に訪問していましたが、三江線は実はこういう駅の方が魅力的に感じてきました。
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 近くに集落はありますが、平均利用者数は3人を切るとことまできているみたいです。
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 利用者は少なくとも花壇があったりと駅の手入れはしっかりとされています。
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 平均利用者数3人分の自転車でしょうか。
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 ホームは一段高いところにあります。もともと江の川に沿って走っていることもあるのか高いところに駅があるケースが多いような気がしますね。
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 いい駅でした。
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 さて、列車はこの後2時間以上やってきません。ということでここからは当然徒歩移動です。僕は三次方面に進み石見簗瀬駅へ、もう1人の旅人は江津方面へ戻り竹駅へ。二手に分かれることになりましたが思い思いの三江線の旅を続けます。
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撮影日:2016年10月9日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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三江線 石見川本駅

石見交通 大森代官所跡 12:38 ~ 石見川本 13:23

 石見銀山から石見交通を利用して三江線石見川本駅へとやって来ました。所要時間は約45分と意外と近いです。ただ、銀山を越えてから終点の石見川本まで乗客は自分1人だけでしたね。ちょっと先行きが不安なバス路線です。まぁ、肝心の三江線が廃止されてしまっては使い道が無くなってしまうんですけど。
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 石見川本駅、三江線の途中駅としては大きな部類に入る駅でしょうか。ここから江津方面では最後の列車交換が出来る駅となっています。列車交換が出来る設備をことごとく廃止したことで閉塞区間が長くり、運行本数を増やすことが出来なくなったことも不便な路線となった要因でしょうね。
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 ホームに入ってみるとびっくり。凄い数の人が列車に乗り込もうとしています。昨日はそれほど多くなかったですが、連休の中日とあってこの日は多くの人が訪れてました。この列車は三次駅9:57発の列車なので乗り通すには一番いい時間帯の列車です。当駅で一旦留置となるので改めての乗車のタイミングでした。
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 まだ、廃止まで1年以上ある時期でこの状況ですか。もうゆっくり乗ることは叶わないんですかね。
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 僕はこの列車には乗らずにお見送り。
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 落ち着きを取り戻した石見川本駅。
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 僕が乗るのはこちらの列車。14:00発浜原駅行き。
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三江線 石見川本 14:00 ~ 乙原 14:15

 こちらも出発です。
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 この列車は浜原駅止まりで、その先の三次駅への連絡はないので車内はこんな感じ。これこれ、三江線ってこんな感じですよ。まぁ、そのおかげで廃止になってしまうんですが。。。廃止にはして欲しくないけど、人で溢れても欲しくない。ほんと、鉄道ファンってワガママですよね。
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 雰囲気の良さそうな木路原駅。ここで昨日何度か一緒になった方とまた合流しました。実は、石見川本に向かうバスの中から歩いているところを見かけたんですよね。どうやら石見川本駅から徒歩移動をしていたようです。考えることはみな同じですね(笑)。
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 次の竹駅もいい雰囲気。三江線は駅舎が無くても訪問してみたいと思わせるいい駅が多いです。
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 そんな中でも僕が選んだのは乙原駅。ここで途中下車です。
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撮影日:2016年10月9日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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石見銀山

■2016年10月9日(日)

アクアライナー 浜田 8:28 ~ 大田市 9:26

 秋の乗り放題パスの旅2日目。この日も三江線を巡る予定ですが、午前中は少し寄り道を。山陰本線アクアライナーに乗車して江津駅を超えて東へ、大田市駅で下車しました。
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石見交通 大田市駅 9:37 ~ 世界遺産センター 10:10

 大田市駅からバスに乗りやってきたのは、世界遺産でもある石見銀山。一度訪問したことはありますが、前回は坑道に当たる間歩と町並みしか見られなかったので、今回は石見銀山の歴史を学びにやって来ました。こういう歴史的な遺産は、その背景を知らないと本当の意味で楽しめないですよね。この地を訪れた際は、まず世界遺産センターで歴史を学んだ上で各遺産を巡ることをお勧めします。
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 遺産センターに長居をしたので間歩に行く時間は無くなってしまいました。石見銀山、それぞれのポイントが結構距離があるのでしっかり楽しもうとすると一日掛ける必要がありますね。僕は残りの時間を古い町並みを散策する時間に充てました。
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 石見銀山を管理していた武士やそこで商売をしていた商人などの屋敷が連なっています。世界遺産に指定されている割には人で溢れている訳では無いので雰囲気を壊されること無く楽しめる場所ではないでしょうか。
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 この瓦屋根は山陰地方らしい。
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 落ち着いた町並み、やはり好きですね。
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 一般では見ることの出来ない限定の間歩ツアーなどもあるみたいなので、今度は一日掛けて訪れてみたいですね。世界遺産となるとちょっと敬遠したくなるんですが、ここは何度も訪問したいと思わせる場所でした。
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 さて、そろそろ三江線へと戻る時間なんですが、実はここから直接三江線へとアプローチが出来るバスがあります。岩見交通の石見川本行き。実はこのバスでのショートカットがしてみたかったのも石見銀山を訪問した理由の一つでした。12:38発のバスに乗り込み三江線石見川本駅へと向かいます。
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撮影日:2016年10月9日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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三江線 因原駅

三江線 石見川越 17:26 ~ 因原 17:39

 この日最後の訪問駅、因原駅で下車。ちなみに石見川越駅で一緒だった方は、この一つ手前の鹿賀駅で下車されていきました。また、折り返しの列車で一緒になるんですけどね。強かった雨はここでは小降りに。雨雲を列車で追い抜いたのかもしれません。
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 因原駅は素晴らしい木造駅舎が残っています。その駅舎の旧駅事務室の部分は運送会社の営業所として利用されています。
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 駅の横には倉庫もあり、訪問した時もトラックへの荷積みなどで慌ただしい雰囲気。ちょっと落ち着いて駅舎の写真を撮れる雰囲気では無かったです。
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 待合室側もすでに運送会社の荷物置きに。。。路線廃止後はこの駅舎は完全に運送会社のものとなりそうです。取り壊されることが無いだけでもよしとするべきか。
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 すでに駅としての役目は終え、第二の人生を歩んでいるかのような因原駅でした。
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 さようなら因原駅。
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三江線 因原 17:54 ~ 江津 18:54

 それではこの日の駅巡りはここまで。一旦江津駅へと戻ります。
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山陰本線 江津 19:23 ~ 浜田 19:59

 江津駅からは山陰本線で浜田駅へ。江津で宿が取れなかったので浜田駅まで足を伸ばしました。初日はここまで、明日も三江線を巡ります。
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撮影日:2016年10月8日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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三江線 石見川越駅

 徒歩で到達、やってきたのは石見川越駅。この駅は前回車で訪問しているので2度目の訪問となります。
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 平均利用者数は9人(2014年度)のこちらも閉散とした駅。1931年、この駅が開業したときはここが終着駅だったようです。
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 今は1面1線の単式ホーム。終着駅だったという面影はありませんね。かつては相対式2面2線であったみたいですが、遠くの方で線路が不自然に曲がっているのがその名残でしょうか。ちょっと分かりづらいですが。
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 この駅では、川戸駅で出会った方とまた一緒になりました。僕は川戸⇒川平⇒田津⇒石見川越という行程、その方は川戸⇒千金⇒石見川越という行程でここでまた一緒になったという訳です。
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 運行本数がこんなかんじですから、同じように駅巡りをしていると一緒になることも多くなりますよね。
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 駅に到着した頃は16時45分くらいでまだ明るかったですが、30分が経過し日も暮れてきました。駅舎の中もライトがともりました。
161008 187

 写真を撮るにはキツい時間帯ですが、雰囲気は更によくなりますね。
161008 188

 一段高いホームから駅舎を見下ろすこの光景が、この駅での一番のお気に入り。
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 そろそろ列車の到着時間といったところで、突然強い雨が降ってきました。雨雲レーダーを見る感じだとこの後夜にかけて降り続けるような感じ。夜の間に雨雲が通り過ぎてくれれば良いのですが。こんな状況ですが、もう一駅訪問します。
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撮影日:2016年10月8日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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三江線 田津駅

三江線 川平 15:33 ~ 田津 15:58

 三江線の駅巡り、次に訪問したのは田津駅。ここまで訪問してきた駅は、以前に訪問歴がありましたが田津駅は初めての訪問です。
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 1面1線の単式ホーム。1日の平均利用者数は7人(2014年度)。この人数は、三江線的には多い部類に入るのか少ない部類なのか。ただ、駅前に民家を見ることができるので秘境駅というわけではないようです。駅の雰囲気は十分、秘境感がありますけどね。
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 ホーム上には駅舎と言って良いのか、簡易的な待合室があります。
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 一番気に入ったのは、このホームの状態ですね。
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 駅は道路からは一段高いところにあります。
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 道路からのアプローチ。線路が見えないので知らないでいると駅と気付かないかもしれません。
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 駅そばにはこんな場所も。勝手踏切というやつでしょうか。安全な道路・踏切を通行くださいといわれてもココしか渡るところが無い状態ではどうしようもない気が。。。これからも出てきますが、三江線ではこのような場所がたくさんありました。
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 さて、ここからは徒歩連絡。隣の石見川越駅まで歩きます。距離としては2.8キロ。さきほど歩いた距離よりは長いですが、なんとかなる距離。どちらにしても次の列車は1時間以上来ないですしね。
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 写真では分かりづらいですが、途中小雨の降る中での移動でした。
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 また見つけた勝手踏切。それにしてもどういう経緯であんなところに家を建てたのだろうか。
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 歩き始めて40分ほど、目的の駅が見えてきました。
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撮影日:2016年10月8日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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三江線 川平駅

三江線 川戸 14:20 ~ 川平 14:33

 川戸駅から1駅戻って下車したのは川平駅。
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 三江線に残る木造駅舎の中では一番のお気に入りです。
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 木の温もりを感じられる駅。すばらしい。
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 何もしない。ただ時が過ぎるのに身を任せる。贅沢な時間。
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 時間に追われること無く旅しようとローカル線を訪れても、駅巡りを主体にしてしまうと時間に追われる行程になることがままありますが、その点三江線は大丈夫。どんなに効率的に行程を組んでも1時間以上の駅滞在の時間を取れます。
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 列車の来ない時間を如何に楽しむか。三江線の旅は奥が深い。
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 無くしてしまうには惜しい路線ですが。
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 滞在時間1時間、列車がやって来ました。次の駅へと参りましょう。
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撮影日:2016年10月8日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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三江線 川戸駅

三江線 江津本町 12:36 ~ 川戸 13:03

 江津本町駅から三江線へ乗車。廃止の報があったことから混雑していることを覚悟していましたが、思ったほどの乗車率では無かった印象。まだこの時期は、廃止が間近に迫った留萌本線の方が盛り上がっていましたね。
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 三江線は江の川に沿って進みます。この車窓が三江線の魅力でもありますが、このことで速達性を失い、陰陽連絡線としての役目が果たせなかった要因でもありました。
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 次の訪問駅は川戸駅。かつては列車交換が出来る駅でしたが、対向のホームは自然に帰りつつあります。
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 立派な木造駅舎。しかし、以前訪問した時には無かった中央しんきんのATMが目立ちます(笑)。
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 もう1つ変わったことと言えば、駅舎を利用した図書館が出来ていました。残念ながら、訪問した日は休館日でしたけど。
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 駅の窓口も本の返却口が追加。
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 その他にも地域の集会所みたいにもなっていたので、路線廃止後もこの駅舎は残っていきそうな感じがしました。
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 それでもホーム側のこの風景は失われてしまう。しっかりと記録・記憶をしていきたい。
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 そういえば、この駅では出会いがありました。僕と同じようにこの連休に三江線の駅巡りをしようとしている方。行程を聞くとこの後も一緒になりそうな感じ。実際、何度も一緒になりましたね。こういう経験は今までに無かったので、そこも楽しい旅でした。
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 川戸駅での滞在時間は1時間20分。折り返しの列車がやってきたので次の駅へと向かいましょう。
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撮影日:2016年10月8日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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三江線 江津本町駅

 今回の旅の目的は三江線の駅巡り。江津駅と三次駅を結ぶローカル線の一つで、陰陽を結ぶローカル線の中でも抜群のローカル度を誇る路線です。しかし、それが災いしてか2018年3月で廃止されることが決定してしまいました。総距離が100キロを超え、盲腸線でない路線の廃止は近年には無かったこと。これを機に、路線廃止の流れが加速しないことを祈ります。

 決まってしまったことはもうどうしようも無いので、残り少ない命となった三江線をきちんと記録していきたいと思います。三江線の出発地点は江津駅ですが、列車の時間まではしばらくあります。まずは駅近くの食堂で腹ごしらえ。
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 そして、徒歩移動開始です。前回はレンタカーを利用しての駅巡りでしたが、今回は車の利用は無し。出来るだけ多くの駅を訪問するためには、徒歩移動は必須なのです。
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 江津駅からお隣の江津本町駅までは徒歩だと1.4キロほど。駅間距離としては三江線の中では一番短いと思うので、徒歩連絡しやすい駅ではないかと思います。江の川に沿って歩きます。
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 途中、雰囲気のいい路地がありました。こういう発見も徒歩連絡の魅力の一つです。
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 いよいよ見えてきました、最初の訪問駅である江津本町駅。
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 江津本町駅。1日の平均乗車人員は2006年度以降ゼロということらしいです。周辺に民家が全くないという訳ではないですが、もう駅の役目は果たしたということでしょうか。
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 雰囲気のとてもいい駅なんですけどね。
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 江の川のすぐ傍、この雰囲気最高ですよね。
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 愛のある駅ノート。地域の足、守りたかったです。
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 ここで突然の大雨。さっきまでの雰囲気が一変しました。でも、雨の景色もなかなかの物です。
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 幸いにも雨はすぐ止みました。それでは列車が来たので三江線の旅、始まりです。
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撮影日:2016年10月8日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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秋の乗り放題パスの旅 2016

 まただいぶ時間が空いてしまいました。本日より新しい旅の模様をお送りしたいと思います。今回お送りします旅は、昨年の秋、秋の乗り放題パスを利用して敢行した旅です。秋の乗り放題パスは、10月14日の鉄道の日を記念して発行される切符で、青春18きっぷの秋版とも呼べる切符ですね。青春18きっぷと違うところは連続3日間でしか使用できないところですが、自分は3連休でないと旅には出ないので特に不便は感じないかな。

■2016年10月8日(土)

 夏に旅したばかりでしたが、今回も山陰地方を旅します。出雲縁結び空港で山陰入りです。ちょっと恥ずかしい名前の空港が増えましたね(笑)。
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 空港からは連絡バスで出雲市駅へ。ここから列車の旅が始まります。
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アクアライナー 出雲市 9:45 ~ 江津 10:50

 山陰本線アクアライナーに乗車し今回の目的地へ。天気予報では3連休中ずっと雨でしたが、なんとか持ち堪えているみたい。今回の旅は、徒歩連絡もするつもりなのでなんとか雨は降らないで欲しいところ。
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 快速列車と言うこともあってかそれなりの乗車率だったので、かぶりつきで前面眺望を楽しむことにしました。
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 西出雲駅を超えたところに車両基地があります。山陰地方を走る多くの列車がここに所属しています。気動車がたくさんで見学してみたいですね。
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 西へ進むにつれて天気が回復してきました。さすが晴れ男。
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 日本海ちらり。
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 黒松駅で列車交換。
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 山陰地方の屋根瓦は特徴がありますね。赤瓦で統一されているイメージでしたが、実際は黒い瓦もあるのですね。
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 江津駅で下車。今回の旅の主題はここからです。
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撮影日:2016年10月8日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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