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関門海峡、今度は船で渡る

 関門トンネルを渡り本州へ上陸した僕、このまま次の目的地へと行きたいところだったんですが、荷物を門司港駅に置いてきたので戻らなければなりません。さすがにまた徒歩で戻るのはいやだなぁと思い、スマホで調べたところ唐戸から門司港まで連絡船があるのとのこと。これだ!
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 ここ唐戸は門司港までの連絡船の他に、宮本武蔵と佐々木小次郎の決闘の地で有名な巌流島への連絡船も発着しています。ちょっと気になるスポットではありますが、この後乗り潰さなければならない路線が控えているため今回はスルーしました。
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関門連絡船 下関(唐戸) 12:39 ~ 門司港 12:44

 料金は400円、所要時間は約5分。船内は普通の座席とカーペット席。
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 窓は曇っていてこんな感じ。
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 いざ出港すると水しぶきがすごい。さすがに小さい船なので揺れも凄かったです。それも面白かったですけど。あと、操縦士さんが女性の方ですごいかっこよかったです。
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 徒歩と船を使った門司港 - 下関往復達成。
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 再び門司港駅へと戻ってきました。午前に来たときにはしまっていた工事見学デッキが開いていたのでちょっと覗いてみることに。
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 基本的に外側を覆うように建屋が建っていて中を自由に見ることは出来ませんが、隙間から見た感じだとこういう状態。一度全部ばらしてから作り直すということなので、まだまだ先は長そうです。
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 テンポアップでお願いしますよ。
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鹿児島本線 門司港 13:18 ~ 八幡 13:45

 それでは列車の旅を再開。次のターゲットがある八幡駅まで移動してきました。さてさて。
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撮影日:2015年7月19日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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関門海峡を歩いて渡る

 関門海峡めかり駅の目の前には古い客車が保存されています。オハフ33形客車。
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 この客車を利用してカフェがオープンしていました。こういうカフェ好きですねぇ。
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 お昼には少し早い時間ですが、ここで燃料を投入(笑)。地ビールおいしかった。写真撮るのを忘れましたが、ジャンボウインナーも頼んで軽くお昼。
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 ビールを飲みながら列車で貰った門司港の観光マップをみて今後の予定を思案。現在地からすぐ傍に面白そうなスポットがあったのでそちらに行ってみることにします。
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 それがこちら、関門トンネル人道。その名の通り関門海峡の海面下に掘られた海底トンネルで、歩いて海を渡って本州へ渡ることが出来る場所です。
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 入口はエレベーターになっていて、これに乗って地下に降ります。
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 こちらが海底トンネル、トンネルの先が本州の下関です。人道の上には車道用のトンネルが有り2層構造になっています。この道路もれっきとした国道2号線の一部です。
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 海底を歩けるなんて面白いです、あんまり実感は無いですが。人道の全長は780m、ウォーキングやジョギングをしている方とたくさんすれ違いました。
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 ちょうど真ん中くらいに県境が。
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 汗だくになりながら関門トンネル制覇。九州の旅ですが、うっかり本州へ上陸してしまいました。
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 こうしてみると近そうに見える九州、歩くとなると結構大変なんですね。僕が運動不足なだけかもしれませんけど・・・。
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撮影日:2015年7月19日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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平成筑豊鉄道門司港レトロ観光線

 さて、それでは門司港でのメインイベント平成筑豊鉄道門司港レトロ観光線へと乗車しますよ。この路線、もともとはJR貨物の鹿児島本線支線の廃線跡だったところを観光客向けのトロッコ列車を運行することで復活した路線なのです。運行を管理しているのは平成筑豊鉄道。ここだけがぽっかりと未乗車区間として残っていました。
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 こういうThe観光列車というのは苦手で後回しにしていましたが、鉄道路線完乗のためにはそろそろ乗車しておかないとという状況になってきました(笑)。運行は40分間隔で1日11往復。
 実は開業したばかりの2009年のGWに門司港を訪れていてこの列車にも乗るつもりでいましたが、その時はものすごい数の観光客が列を作っていて乗るのを諦めたのでした。その頃から比べると混雑は落ち着いたでしょうかね。
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門司港レトロ観光線 九州鉄道記念館 10:40 ~ 関門海峡めかり 10:50

 トロッコ乗車、これくらいの乗車率ならお一人様でも大丈夫。
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 門司港はレトロな建築物も多く、散策するのにも良い街です。今回は回りませんでしたけど。
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 途中の直線では、ゆるキャラたちとトロッコ潮風号が競争するというゆるいイベントが開催されていました。
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 どっちが勝ったんだっけな?
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 唯一あるトンネル無いでは天井がライトアップされて門司港レトロの風景が映し出されます。この辺りはさすが観光列車、わずか10分ほどの乗車時間ですがいろいろと工夫を凝らしていますね。
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 終点の関門海峡めかり駅に到着。線路はもう少し先まであるようです。
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 これで懸案だった一つの観光列車を完乗。
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 すぐに折り返すのも勿体ないので、折り返しの列車はお見送り。さて、どうしようかな。
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撮影日:2015年7月19日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR #1-9
+ DA 55-300mm F4-5.8 ED #10


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九州鉄道記念館

 阪九フェリーで九州へ上陸後、門司港へとやって来た理由はこの路線の乗り潰しのため。それは平成筑豊鉄道門司港レトロ観光線。ですがこの路線、観光列車なので始発が10時と遅めの設定。まだ時間がだいぶあります。
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 というわけでやってきたのがこちら、九州鉄道記念館。こちらも訪問は2度目。9時の開館を待って入館しました。
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 入ってすぐに目に入るのが車両展示場。SLから国鉄時代の機関車・電車と古い車両が展示されています。
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 なかでも僕の琴線に触れた車両はこのキハ07 41号。
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 この列車、車と同じようにクラッチで変速する方式なんですよね。連結運転の時は双方の運転士さんが合図を送りながら走行していたのだとか。
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 内装も素敵です。乗ってみたかったし、走っている姿を見たかったな。
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 今は無き宮原(みやのはる)線で使用されていた車両だそうです。昭和44年に引退したようですが、その割には状態が凄く良いですね。きっと大切に保管されていたのでしょう。
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 ボンネット型の特急列車も見なくなってしまいましたね。
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 寝台電車特急「月光」。
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 昼間は座席特急列車、夜は寝台列車に早変わりと便利な車両でした。超豪華寝台列車はもういいので、サンライズみたいな寝台特急電車を作ってくれませんかねぇ、JR九州さん。
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 一通り展示車両を見た後は、本館の展示物を。常設展示は一度見たことがあるのでさっと見学。特別展示として、九州の古い路面電車の写真展がやっていてそれが非常に興味深かったです。残念ながら、撮影は禁止だったので写真はありませんが思わず見入ってしまいました。

 それではそろそろ時間なので鉄道記念館を後にします。

撮影日:2015年7月19日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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九州上陸 門司港駅

■2015年7月19日(日)

 阪九フェリーの旅は朝になり新門司港へと到着しています。出港の時は天気が良かったんですが、九州は曇り空。デッキが濡れていたので雨も降っていたようです。
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 到着は6時と朝早いですが、ゆっくりステイというサービスを利用すると7時半まで船内に滞在することが出来ます。追加料金は掛かりません。その間、レストランや大浴場も利用できるので急ぎの行程でない場合は是非利用したいサービスです。このサービスを受けるためには予め申し込みをしておく必要があります。また、7時半より前に下船することは出来ません。
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 というのも新門司港からは無料の送迎があるんですが、ゆっくりステイ選択者はタクシーやマイクロバスなど人数分を別途手配する必要があるからです。新門司港は駅から離れたところにあるので、これもありがたいサービスです。本当に至れり尽くせりの船旅でした。また利用したいと思います。これはオススメですよ。
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鹿児島本線 門司 7:57 ~ 門司港 8:05

 それでは鉄道の旅へと戻りましょうか。門司駅からは鹿児島本線の終着駅門司港駅へ。久しぶりの門司港駅、何年ぶりだったかな。
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 かつての九州の玄関口であり、鹿児島本線の起点。0キロポスト。
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 関門トンネルが開通するまではここから船に乗り換えて本州へと渡っていたんですね。こちらは僕が生まれるずっと前に廃止されているのでその頃を知る由もありません
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 門司港駅と言えば重要文化財にも指定されている立派な木造駅舎がありました。
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 ありましたというのは、保存修理工事のために現在は見ることができないんですよね。工事完了は2018年予定ということでまだだいぶ先です。
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 この部分だけが当時の駅舎が残る部分かな。もう一度、あの素晴らしい木造駅舎が見られることを願って2018年を待つことにしましょう。
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撮影日:2015年7月19日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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瀬戸内海の船旅

阪九フェリー・いずみ 泉大津港 17:30 ~ 新門司港 6:00

 そろそろ出航のお時間。この阪九フェリーは夕方17:30に出港して翌朝6:00に門司港へ到着する12時間半の船旅です。12時間半と聞くとちょっと長いかなと思いますが、ブルートレインと比べたら快適に過ごせるのでほとんど苦に思うことは無いと思います。
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 明るいうちに出港するというのも風景を楽しめるので良いところです。岸と繋いでいたロープを巻き上げて出港準備完了。
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 いざ九州へ。ワクワクしますねぇ。
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 大阪湾周辺は工場と倉庫が建ち並びます。
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 快調に進んでいきます。瀬戸内海は内海ということもあり波も穏やかなのでそれほど大きく揺れることもありません。船はちょっと不安だなという方でも、それほど心配しなくていいと思います。責任は取れませんけど(笑)。
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 出港してから1時間ほど、18時30分頃に一つ目の見所、明石海峡大橋が近づいてきました。
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 阪九フェリーは明石海峡大橋、瀬戸大橋、来島海峡大橋の3つの橋をくぐります。最後の来島海峡大橋だけは深夜12時の通過ですが、他の二つは起きている間に通過するので船旅の良いアクセントになりますね。
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 内海の船旅ならではの光景です。
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 明石海峡大橋通過後は、お風呂に入ってサッパリ。部屋で一休みしていたらなにやら歌声が聞こえてきました。これもサービスの一環で館内でのミニライブが始まったようです。
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 歌っているのは遥華(はるか)というミュージシャンだそうです。知らないミュージシャンの方でしたが、久しぶりに聞くプロの生歌にちょっと感動。
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 ライブを最後まで聴いて良い気分で夕食を食べようとレストランに行くと、ほとんどのメニューが売り切れで面食らいました(笑)。しょうが無いのでカレーと2,3品の小皿で我慢。レストランには18時代に行っておくことをオススメします。
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 今宵のラストは21時45分頃に通過の瀬戸大橋。ライトアップがきれいでしたね。それではお休みなさい。
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撮影日:2015年7月18日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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阪九フェリーで九州へ

シャトルバス なんばOCAT 16:00 ~ 泉大津港 16:40

 なんばのバスターミナルからシャトルバスに揺られること40分、あそこに見えるのがこの旅のメインイベント。
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 はい、ここからはフェリーで九州を目指そうという行程です。乗船するのは阪九フェリー、いずみ号。阪九フェリーとはその名の通り、阪神地区と北九州地区とをフェリーで結ぶ海運会社。航路としては神戸港と新門司港を結ぶ路線と、ここ大阪泉大津港と新門司港とを結ぶ路線の2路線を有しています。
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 今回乗船するこのいずみ号は、今年(2015年)1月に就航されたばかりの新しい船。もう1つのひびき号も2015年4月就航とこの航路のフェリーはリニューアルされたばかりだったのです。そういうこともあって乗ってみたいなぁと。
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 GWにオレンジフェリーで四国 - 大阪を旅したときに船旅もいいもんだなぁと思ったことも要因の一つですね。利用者減を理由に寝台特急を廃止している中でこうして新しいフェリーが就航する。JRは世の中の需要を全く理解していないということが良くわかります。
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 さっそく乗船手続き。この港からでている客船はこの阪九フェリーだけのようです。行き先(乗船会社)によって港がバラバラなのでフェリーを使うときは注意が必要ですね。
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 乗船!ワクワク。
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 ほぇ〜、立派なエントランス。ホテルのようです。
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 まずは自分の部屋へと向かいましょう。
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 今回とったのはデラックスシングルルーム。テレビや洗面台、机もあってこれはなかなか。これで料金は11,210円(2015年10月現在)。しかもインターネットで予約をすると20%割引が適用されるので8,970円でこの部屋に泊まれちゃいます。これで起きたら九州なんてコストパフォーマンス良すぎでしょ。
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 寝台特急の料金設定が如何にお話になっていないかが良くわかると思います。一番安く済まそうと思えば、いわゆる雑魚寝部屋のスタンダード和で5,270円(インターネット割引込み)。この料金設定は凄いなぁと思いますね。
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 パブリックスペースも充実しています。こちらはレストラン。
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 うれしいのが新しくてきれいな大浴場。中には外の景色を楽しめる露天風呂スペースまでありました。至れり尽くせり。
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 船長気分を味わえる展望ルームも。ただここ夜間は閉鎖されてしまいます。人も絶えずたくさんいたのですぐに退散してしまいました。
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 阪九フェリーの歴史が分かる展示も。このいずみ号は21代目のフェリーということなんですね。歴史が長いです。
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 さて、そろそろ出航の時間、デッキに出てみましょう。
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撮影日:2015年7月18日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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四日市あすなろう鉄道 日永駅

四日市あすなろう鉄道 内部 11:35 ~ 日永 11:45

 次に訪問したのは日永駅、内部線と八王子線との分岐に当たる駅です。ちょうどこの駅で列車交換を兼ねて2つの路線の列車がすれ違います。
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 ホームは、単式1面1線と島式1面2線で成る3つの乗り場から形成されています。お互いすれ違いが出来るようになっている方が内部線の乗り場。
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 八王子線のホームは1つしかなく大きくカーブしています。こういうカーブのホームって好きなんですよね。
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 なかなか面白い造りのホームだと思います。
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 駅舎も健在、かつては駅員さんも配備されていたようです。
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 ひまわりが夏の到来を告げています。
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 駅そばの踏切からホームの全景が見れそうな場所が合ったのでちょっと行ってみました。
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 せっかくなので列車を待っていると、まずは八王子線の列車がやってきましたよ。
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 次いで目の前を内部線の列車が通過。
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 内部線の列車が到着するとすぐに八王子線の列車が出発しました。ナローな列車が大接近。
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 個人的には大満足な列車交換シーンでした。
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四日市あすなろう鉄道 日永 12:18 ~ あすなろう四日市 12:22
近鉄特急 近鉄四日市 13:39 ~ 伊勢中川 14:09

 さて、四日市駅に戻ってからは軽くお昼をとって近鉄特急での大移動を開始します。三重県を走る近鉄は未乗車区間をまだ多く残していますが、今回はそこはスルーして一気に大阪へと向かいました。
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近鉄特急 伊勢中川 14:11 ~ 大阪難波 15:36

 大阪難波駅へと到着。
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 ここからバスターミナルへと移動してもう一移動します。実は今回のメインイベントはこれからなんですが、さてどれに乗車するか分かりますか?
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撮影日:2015年7月18日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR #1-7,12-14
+DA 55-300mm F4-5.8 ED #8-11


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四日市あすなろう鉄道 赤堀駅・内部駅

 四日市あすなろう鉄道赤堀駅で途中下車。この駅はあすなろう四日市駅と日永駅の中間にあるため内部線と八王子線の両方の列車が来るため本数が多く訪問しやすい駅の一つと言えます。
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 もう使われていない古い駅舎が健在。平成10年に無人化されたとのこと。
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 駅舎のそばには大きな樹木が。きっと開業当時からここにあったんでしょうね。
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 ほどなくして、僕が乗ってきた列車が折り返してやってきました。この列車は八王子線に入る列車なのでお見送り。
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四日市あすなろう鉄道 赤堀 11:02 ~ 内部 11:17

 次の列車で内部線の終着駅、内部駅を目指します。
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 終点の内部駅。読みは「うつべ」となります。何気に難読駅ですよね。
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 この駅は有人駅でした。タイムスリップしたみたいなこの風景がお気に入り。
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 線路の末端から見た風景もなかなか。
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 車両基地もあって中を見学したい気持ちが沸々と湧いてきます。
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 とりあえず、乗り潰し的には完乗達成ですが、もう少しだけ駅巡りをしたいと思います。
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撮影日:2015年7月18日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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四日市あすなろう鉄道 西日野駅

四日市あすなろう鉄道 あすなろう四日市 10:15 ~ 西日野 10:23

 あすなろう鉄道は、あすなろう四日市駅から内部駅を結ぶ内部線と途中の日永駅から1駅だけ分岐して西日野駅に至る八王子線の2つの路線から成っています。列車の運行自体はあすなろう四日市駅からそれぞれの列車が交互に発着していくという形をとっていました。
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 ということで、ちょうどやってきたのが八王子線に入る西日野行き。八王子線自体は日永駅と西日野駅のたった2駅しかない短い路線でした。
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 この路線、なんで八王子線と言うのかな?と思っていましたが、どうやらかつてはこの先にも線路が伸びていて終点が伊勢八王子駅だったからなんだそうです。1976年に廃止されたとのことですが、路線名はこうして残っているのですね。
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 現在は、支線のような感じですが、開業はこちらの方が早く、むしろこっちの路線が主だったようです。
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 利用者はそこそこいる感じ。やはり学生さんが多いですねぇ。
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四日市あすなろう鉄道 西日野 10:30 ~ 赤堀 10:36

 わずか7分ほどの滞在で折り返し。なるほどかつてはこの先にも線路が繋がっていたのか。
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 線路も列車もミニサイズ、なので窓も小さめ。
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 日永駅で内部線と合流。
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 1駅進んで赤堀駅で下車しました。
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撮影日:2015年7月18日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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ナローな電車の四日市あすなろう鉄道

■2015年7月18日(土)

 さて新シリーズ行きましょう。今度の旅は7月の3連休に行ったもの。前日仕事終わりで羽田まで飛び一泊してから、新幹線のぞみ号で西へと進みます。

東海道新幹線のぞみ153号 品川 7:21 ~ 名古屋 8:53
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 確か連休前のこの週は台風が猛威を振るっていて、この日も関西の鉄道網は大打撃を受けていたんじゃなかったかな。僕はギリギリ大きな影響を受けなさそうな名古屋で下車。
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近鉄特急 近鉄名古屋 9:30 ~ 近鉄四日市 9:58

 近鉄特急に乗り換えて更に西へ。近鉄四日市駅で下車。タイトルで既にネタバレしてますが、今回の旅最初のターゲットはここから延びている路線です。
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 四日市あすなろう鉄道、これは近鉄の内部線・八王子線を引き継いだ鉄道会社。2012年に近鉄はこの両路線を廃止する方針が出されましたが、地元四日市市が反対し、市と近鉄が共同で出資する第三セクターとして残ることになりました。今年の春から近鉄から分離し、四日市あすなろう鉄道としてのスタートを切っています。

 近鉄四日市駅からは少し離れたところにある四日市あすなろう鉄道の駅。これを見ると元同じ近鉄の路線だとは思えませんね。
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 何はともあれ廃止にならなくて良かった。
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 フリー切符を購入し、あすなろう鉄道とご対面。
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 お分かりですね。このあすなろう鉄道、ナローゲージと言われる線路幅が762mmの狭い規格の路線なのです。現役のナローゲージの路線は、ここ四日市あすなろう鉄道と同じ三重県にある三岐鉄道、あとは黒部峡谷鉄道の3路線だけです。
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 全国的珍しいナローゲージが三重に2つも残っているというのは興味深いですね。こういう特殊な鉄道ということもあって廃止を逃れて本当に良かったなぁと思うわけです。
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 向かい合って座ったらお互いの膝がぶつかってしまいそうな車内。それではナローゲージの旅を始めましょう。
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撮影日:2015年7月18日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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小坂鉄道レールパークと津軽の駅巡り リンク集

・2015年6月8日(土)
#01 小坂鉄道レールパークであけぼのちゃんに再会
#02 小坂鉄道レールパーク あけぼの号体験乗車
#03 電源車カニさんの内部公開
#04 小坂鉄道レールパークの施設見学

・2015年6月9日(日)
#05 青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸
#06 津軽線 中小国駅
#07 津軽線 大平駅
#08 津軽二股駅と津軽今別駅
#09 津軽鉄道 津軽中里駅
#10 津軽鉄道 大沢内駅
#11 津軽鉄道 芦野公園駅
#12 津軽鉄道 嘉瀬駅・毘沙門駅
#13 津軽鉄道 津軽飯詰駅・津軽五所川原駅

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津軽鉄道 津軽飯詰駅・津軽五所川原駅

 津軽鉄道の駅巡りもそろそろ大詰め。というのもここ津軽から自宅の秋田まで車で帰らなければなりません。ナビによると高速使っても3時間の道のりなので18時までには切り上げて帰路につこうと思っていました。

 でもお目当ての駅の訪問は外せない。ということで次は津軽飯詰駅。
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 この駅舎もいいですね。
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 駅舎の中にあった時刻表がレトロすぎて気に入りました。
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 この駅からも岩木山が見える。のどかな風景。
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 ホームのそばには地元の学生さんが作ったという風車がカラカラと回っていました。看板には風力発電とありますが、よくみると配線が繋がっていないように見えるんですが・・・、発電もしているのかな?
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 雪景色も似合いそうな津軽鉄道の駅舎たち。冬の季節にもう一度訪問したいなと思います。今度は列車で。
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 さて、最後は起点となる津軽五所川原駅にも訪問。この駅はもちろん訪問歴がありますが、なんとなく最後を締める意味で訪問しました。
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 ここは有人駅、でもそこらじゅうに板張りがされていて中の様子を伺うことは出来ませんね(笑)。
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 薄暗い待合室が昭和の雰囲気。そして雪国の駅にストーブは欠かせないですよね。雪降る季節にはこれがあるとないとでは大違いでしょう。
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 余談ですが、道を挟んで駅の前にある弘南バスのバスターミナルもなかなかの佇まいで合わせて訪問したいスポットです。
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 待合室はこんな感じ。こちらも昭和の風景ですね。
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 時刻表もレトロ調で統一。青森行きなど運転本数は列車よりも多い感じがしますね。
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 五所川原駅前は結構古い町並みで町歩きをしてみても面白いのかなと思いました。それでは今回のショートトリップの模様はここまで。次回はちゃんと列車に乗る旅をお送りします(笑)。
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撮影日:2015年6月9日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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津軽鉄道 嘉瀬駅・毘沙門駅

 ドンドン行きます、次の訪問駅は嘉瀬駅。
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 ここの駅舎もなかなか。
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 なんでこれまで駅巡りをしなかったんだろって思うほどに良い駅がたくさん残っています津軽鉄道
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 この電話も懐かしいアイテムですね。まだ使えるのかな? 確認するのを忘れました。
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 古い広告も津軽鉄道の駅の代表的なものですよね。ところで電話番号って4桁で掛かるものなんでしょうか。
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 ホームに出てみると落書きだらけの列車に遭遇。なんてことするんだと思いましたが、どうやらSMAPの香取慎吾さんによる夢のキャンパス号という企画の列車だったようです。
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 顔ですね。
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 もう使ってなさそうな保線用の倉庫(?)も良い味出してました。
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 更に車を走らせて、次に到着したのは毘沙門駅。
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 乗降客は津軽鉄道線内で一番少ないという駅。周りの風景をみてもそれが納得と感じられるものでした。
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 そろそろ帰路につかなければならない時間になってきましたが、あと少し行きましょう。
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撮影日:2015年6月9日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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津軽鉄道 芦野公園駅

 次の訪問は芦野公園駅、これが現駅舎。
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 両サイドに桜の木が植えてあって春には桜と津軽鉄道が一緒に撮れる撮影スポットになります。写真でしか見たことがないので一度はこの目で見てみたい光景ではあります。
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 あとは現駅舎の隣に旧駅舎が残っていることが駅巡りをする人にとってはポイントの高いところですよね。
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 しかもこの駅舎は、喫茶「駅舎」としてまだ使われています。ホームの方からも入れるみたい。元駅舎だから当たり前ですね(笑)。扉の所に改札があったんでしょうね。
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 せっかくなのでコーヒータイムにしようと入ってみます。
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 落ち着いた雰囲気の内装、こういう喫茶店好きですね。
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 いろいろな小物がまた古くて良い雰囲気。
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 中でもこの電話は気に入りました。なんかコミカルなロボットの顔みたいですね。古い列車なんかもそうですが、昔の機械ってどうしてこうも愛嬌があるものが多いんでしょうね。
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 駅舎時代のものもうまいこと利用しています。
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 津軽鉄道の旅にはぜひ訪れて欲しいスポットだと思います。
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撮影日:2015年6月9日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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津軽鉄道 大沢内駅

 津軽鉄道の駅巡り、2駅目の訪問は津軽中里駅から2駅進んで大沢内駅。津軽鉄道開業の年、約1ヶ月間だけ終着駅だったという歴史を持つ駅。
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 あまりの逆光でうまく取れなかった駅舎・・・。
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 駅舎はかなり年季が入っています。もちろん無人駅ですが、昔は駐在も出来たのかな。
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 ホーム側も良い味出してますよね。
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 昔は列車交換が可能な駅だったそうです。
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 津軽中里駅で見かけた列車がちょうどやってきました。津軽鉄道も午後になると本数が激減するので列車での駅巡りはなかなか難しいところ。列車の本数に対して訪問してみたいなと思う駅が多いですからね。
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 岩木山を横目に見ながら列車は進む。初夏、というには少し早い時期かもしれませんが良い風景です。
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撮影日:2015年6月9日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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津軽鉄道 津軽中里駅

 津軽の駅巡り、今度は場所を変えまして津軽鉄道津軽中里駅へとやってきました。こちらの路線も既に乗り潰してはいますが、途中駅には訪問出来ていなかったのでこれを機に回ってしまおうという算段です。
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 今回は列車に乗らないので入場券を買ってホームに入ってみる。
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 本州最北の私鉄津軽鉄道、やはり冬の景色が似合いますね。ストーブ列車にもまた乗りたいなぁ。
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 最北という響きは旅情をかき立てられます。
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 線路の終端部。
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 良い具合に列車がやって来てくれました。走れメロス号。津軽は太宰治の生まれた町ですからね、津軽鉄道途中の駅の金木駅の近くに記念館があります。
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 それではここから津軽五所川原に向けて駅巡りを始めましょう。車だけどね。
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撮影日:2015年6月9日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR #1-5
+DA 55-300mm F4-5.8 ED #6,7


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津軽二股駅と津軽今別駅

 次に訪問したのは今回のお目当てとも言うべき駅。まず紹介するのは津軽線津軽二股駅。
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 何の変哲も無い駅に見えますが、何の変哲も無い駅です(笑)。でもこうしてみるとちょっと面白い駅になります。向こうに見えるのはJR北海道海峡線の津軽今別駅。JRの別会社の駅名の違う駅が同じ場所にあるというちょっと変わったスポットなのです。
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 その津軽今別駅も北海道新幹線開業に伴い生まれ変わろうとしています。津軽今別駅は廃止となり、新たに新幹線駅の奥津軽いまべつ駅となる予定なんですね。
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 過渡期の津軽今別駅を見ておきたいというのがありました。というのも2015年10月現在、すでに津軽今別駅は駅の営業を終えており全列車が通過扱いになっています。ホームにももう立ち入れなくなっているようなので、これから紹介する景色はもう見れなくなっています。
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 工事現場のような仮設ホームへ。
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 左手に見えるのが現在建設中の新幹線ホーム。そのホームを挟むように上下線の線路が配置されています。
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 新幹線開業後もこの線路は、在来線の貨物線として使われます。この先で新幹線の線路と合流し、三線軌条で青函トンネルに入っていくことになります。
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 こちらは函館方面への下りホームですが、青森方面への上りホームは建設中の新幹線ホームの向こう側にあるので構内踏切を渡って行くことになります。
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 そのおかげで建設中の新幹線ホームを見ることが出来たんですよね。
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 見た感じホーム狭そう。
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 それもそのはず。現行の津軽今別駅が既に一日2往復の列車しか停車しない状況ですからね。果たしてこんな場所にといっては失礼ですが、新幹線の駅が必要なのか・・・。
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 信号所的な意味合いの方が強いかもしれませんね。
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 新幹線駅の方の駅舎も外観はほぼ完成しているようでした。
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 なんか無駄に建物が高いような気がしますが・・・。日本一利用者の少ない新幹線駅にならないように祈ります。
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 ただ、駅そばには道の駅もあってこちらの方は結構賑わっていたので駅を見に来る人は多いかもしれませんね。いろんな駅がごっちゃになってるこのスポット、訪問出来て満足しました。
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撮影日:2015年6月9日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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津軽線 大平駅

 中小国駅から1駅北上して、次の訪問駅は大平駅。
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 新中小国信号所を超えて、青函トンネルへと繋がる海峡線と別れたこの区間は、特急列車も貨物列車も走らない完全なローカル線の区間となります。
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 利用客は少なそうですが、ちゃんと駅舎があります。周りは何も無いような場所なので冬季に寒さをしのげる場所があるのは助かりますね。
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 駅舎の前にやたらと広い空間があるなぁと思いましたが、どうやら昔は交換設備を有する1面2線の島式ホームだったようです。今は線路が途中で切れています。
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 途中で切れている線路上には車庫が有り、おそらく冬季に使うラッセルなどの保線車両が格納されているのだと思われます。
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 この駅の傍には在来線の海峡線と北海道新幹線とが合流するポイントがあります。良くもまぁこんな巨大な建造物を営業中の線路の上に作ったなぁと感心します。
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 でも、あちらはどちらもJR北海道の線路。JR東日本の管轄である津軽線からすれば別に関係ないよと言っているような気がしました。
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撮影日:2015年6月9日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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津軽線 中小国駅

 さて、それでは駅巡りを開始しましょう。今回は車で来ているので普段なかなか降りることが出来ない駅を回ってみたいと思います。最初は青森駅から進路を北に、津軽線の中小国駅。
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 1面1線の単式ホームと簡易的な駅舎があるだけの駅。ただこの駅はJR東日本とJR北海道の境界駅でもあります。
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 ただ、JR北海道から来る列車は全てこの駅を通過するので隣の駅は津軽線の大平駅しか載ってませんね。津軽今別駅が載っていてもおかしくないと思うのですが。
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 ということでやってくるのは津軽線の普通列車のみ。本数もこんな感じなので列車での訪問だと行程を作るのに難儀しそうです。
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 停車する列車は少ないですが通過する列車は多いのでそれなりに楽しめるかもしれません。
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 こののどかな感じいいですね。
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 黄緑に塗られている駅舎はどうやら塗り直しされたようですね。古い写真をみると白い駅舎だったので。
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 そろそろ行こうかなと思ったら、ちょうど良く本数の少ない普通列車がやってきました。
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 単行のキハが走るのどかな風景。こういう風景がまだ残っている津軽線は大好きな路線の一つです。
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撮影日:2015年6月9日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸

■2015年6月9日(日)

 小坂鉄道レールパークを訪れていた前日、せっかく2時間半も掛けて出てきたのでそのまま帰るのは勿体ないと、勢いで青森まで出てきました。青森で一泊して、この日は津軽の駅巡りでもしようかと。その前に、以前から訪問したいと思っていた青函連絡船メモリアルシップ八甲田丸に行ってみることにしました。
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 青函トンネル開業により廃止となった青函連絡船。これも一度は乗りたかった交通網の一つです。今ではこうして、博物館として歴史を現代に伝えてくれています。
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 訪問時は老朽化対策工事のため一部立ち入り禁止となっている展示スペースがあるとのことでした。この工事は現在も続いているようなので、訪問の際はご注意を。

 船内最初は、人形を使った展示スペース。昔の青森の様子を表現しています。
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 こういう資料は見入ってしまいます。
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 あとは当時の写真とかもずっと見ていられますね。
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 操舵室が見られるのもうれしいところ。
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 でも、鉄道ファンにとって一番の見所はやはりここでしょうね。
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 船の中に線路があるよ。そうなんですこの船、列車も運んでいたんですよね。これは凄いですね。
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 どうやって船に乗せていたかというと船の直前まで線路が引かれていたんですよね。ここから列車が船に乗るシーンなんかは見てみたかったですね。
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 函館側にも同じように青函連絡船だった摩周丸が公開されているようですのでそちらの方も訪問してみたいです。(ブラタモリで紹介されていましたね)
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撮影日:2015年6月9日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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小坂鉄道レールパークの施設見学

 あけぼの客車の体験乗車を目的に訪問した小坂鉄道レールパーク。せっかくなのでレールパークの施設も紹介していみましょう。まずはこの駅舎。
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 客扱いをしていた頃に訪問してみたかったなぁと思わせる駅舎ですね。廃線になると簡単に壊されてしまうことが多い中、こうして第二の人生を送れているというのは素晴らしいことです。
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 これは全盛期の時刻表かな。かなり本数があったとこにも驚きですが、ほとんどの列車に急行や特急の優等列車に接続しているというのも驚きです。行き先の花岡駅というのは大館駅から伸びていた同和鉱業花岡線という路線の終着駅のようで、小坂鉄道はこの同和鉱業に吸収合併されていたようです。
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 さて、構内の方も探索。車両を間近に見ることが出来ます。小坂鉄道のHPを見ると冬季限定でラッセルの操作体験なんてのもあるようです。他にもディーゼル機関車の運転体験など、ここは体験ものが充実しています。
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 どれもお値段がそこそこするので、手軽になにか体験したいとなれば構内をレールバイクで走ることが出来るこれですね。これは体験料500円、お手軽です。
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 気持ちよさそう、でもちょっと恥ずかしいかも(笑)。なお、こことは別に大館・小坂鉄道レールバイクという施設があり、そこでは小坂鉄道の廃線跡をレールバイクで走ることが出来ます。そっちの方が本格的で楽しそうですね。ここからは車で20分ほど離れた場所にあるので訪問される方は間違えないように注意です。
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 最後に車庫見学。
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 鉱山からの輸送を担った機関車、日本の高度経済成長を支えた車両と言っても差し支えないでしょう。
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 むき出しのエンジン。こうして飾らずにそのままを見せてくれるのはいいですね。
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 昨年の秋、乾電池の力だけで小坂鉄道の廃線跡を走行するという、エボルタチャレンジ。単1形乾電池エボルタ(99本)を動力源に約8.5キロの区間を走破しました、その車両。
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 パナソニックの公式YouTube。素晴らしい試みですよね。


 このエボルタチャレンジ、今度は現役の線路を走行します。2015年11月3日、秋田県由利高原鉄道鳥海山ろく線を使って乾電池だけで20キロ走行というギネス世界記録に挑戦します。ぜひとも成功して貰いたいです。今度は見に行こうかな。
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 意外、といっては失礼ですがいろいろと楽しむことが出来た小坂鉄道レールパークでした。10月30日よりあけぼの客車を利用した宿泊施設もオープンしますので一度は足を運んで貰いたいなと思い、今回紹介させて頂きました。

 ちなみに宿泊施設の料金はA個室寝台 4,320円、B個室寝台 3,240円で営業期間は毎年4〜11月とのことです。(秋田魁新報新聞記事より)
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撮影日:2015年6月8日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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