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電源車カニさんの内部公開

 小坂鉄道レールパークであけぼの車両の体験乗車と合わせて電源車カニの内部公開も行われていました。電源車の内部が見られるのはなかなか貴重だと思います。
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 早速中へ。ちなみにここは荷物スペース。車両形式を表す「カニ」の「二」の部分が荷物車を表すんですね。
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 そしてこれが発電をするための発電機。2機搭載されていました。この二つの発電機で全ての車両の電源をまかなっていたのですね。
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 稼働中はすごく暑いんでしょうねぇ。あけぼの車両が宿泊施設として稼働する際には、この電源車から電源を供給するのでしょうか。
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 外とのやりとりはこれでやるんでしょうね。アナログで良い感じ。
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 最後尾には座席スペースも。
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 夏場はものすごい暑さになったでしょうね。
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 最後尾からの景色はこんなだったんですね。そういえば寝台での最後尾からの車窓って今まで一度も見たことがないなとふと思いました。最後尾が電源車であることが多いのでなかなか見る機会が無かったんでしょうね。
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 電源車の内部公開は、今回だけで今後はないとのことらしいので、貴重な経験が出来これだけでも訪問した甲斐があったなと思いました。
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撮影日:2015年6月8日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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小坂鉄道レールパーク あけぼの号体験乗車

 小坂鉄道レールパークに譲渡されたあけぼの号の客車たち。6月8日と9日に小坂鉄道の気動車による牽引で特別運行が行われました。午前10時から1時間毎に計6往復の運行。自分はお昼前に家を出たので15時の運行にぎりぎり間に合いました。
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 乗車率的には各寝台がちょうど埋まるくらい。利用者は家族連れの方が多かったですね。バリバリの鉄ちゃんはほとんどいない。さすがにこんなへんぴな場所までは来ないんですね。というわけで僕は一番端の寝台に陣取る。
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 カタンコトン、すごーくのんびり動いています。
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 一部分だけですが、動画も撮ってみました。あけぼのちゃんが動いているよ。


 構内の一番奥までいって折り返し、片道5分のショートトリップ。
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 あけぼのの車両も貴重ですが、この小坂鉄道自体もかなり貴重な存在です。2008年3月までは実際に貨物が走っていたそうですが、現役時代を見たことがないんです。2004年から秋田に住んでいたのに勿体ないことをしました。
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 旅客運転時代の車両は更にオンボロですね。
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 ちょっとしたタイムスリップ気分が味わえました。
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 小坂鉄道で第二の人生を送ることになったあけぼの号の客車たち。大事にされると良いなと思います。
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 最後に外からの運転の様子を。実は小坂鉄道はほとんどの区間で線路が残っています。構内だけといわず、この廃線跡を利用してあけぼのを走らせられたらどんなに素晴らしいだろうなぁと妄想を膨らませておりますが、妄想は妄想で終わりそうです。


撮影日:2015年6月8日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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小坂鉄道レールパークであけぼのちゃんに再会

■2015年6月8日(土)

 さて、今回からの新シリーズはショートトリップ的な話題を。6月8日に秋田にある小坂鉄道レールパークに行ってきました。小坂鉄道とは秋田県大館市の大館駅から秋田県鹿角郡小坂町の小坂駅までを結ぶ貨物路線で2009年に廃止されています。1994年までは旅客営業も行っていたそうです。その旧小坂駅の廃線跡を利用して、現在は小坂鉄道レールパークという施設が運営されています。
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 僕が住んでいる秋田県にある施設ですが、車で2時間半もかかるところにあるのでなかなか訪問出来ないでいました。秋田県デカすぎです(笑)。今回、訪問に至ったのは2014年に廃止された寝台特急あけぼのの車両が小坂鉄道に譲渡されたからなんです。しかも、6月8日・9日に特別に構内を走らせると聞いてそれは行かないとと思ったのでした。

 小坂鉄道に譲渡された車両は全部で4両。A個室「シングルデラックス」とB寝台「ソロ」、B寝台に電源車の計4両です。電源車が譲渡されるというのは珍しいのではないかと思います。
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 今回開放されていたのはB寝台車のオハネフと電源車のカニさん。
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 これこれ、懐かしい。
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 さっそく中へ。寝台あけぼの廃止以降も北斗星の廃止などブルトレがどんどん駆逐されていき、現役でこの車両に乗れるのは急行はまなすだけになってしまいました。そのはまなすも来春をもって廃止の発表がされています。
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 これほど旅情をかき立てられる車両は他にはないのに残念です。
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 ただ、小坂鉄道ではこの寝台車両を使って宿泊施設を営業する計画があります。熊本のくま川鉄道多良木駅前にある「ブルートレインたらぎ」みたいなものですね。今年の10月30日オープン予定とのことです。
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 小坂町の観光の目玉になればいいですが、ブルートレインたらぎと違ってここは鉄道だけでは訪問出来ない場所にあるのが難点ですね。当blogの訪問者さんにもぜひとも利用して貰いたいなと思っています。なんなら送迎いたしますので(笑)。
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 さて、今回のメインは車両の見学だけではありません。この気動車の牽引であけぼのの車両が構内を走行します。まっ、わずかな区間だけなんですけどね。せっかくなので乗車してみることにしましょう。
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撮影日:2015年6月8日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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北信越・新規開業路線巡りの旅 リンク集

・2015年5月30日(土)
#01 北陸新幹線開業後の北陸旅
#02 北越急行 ”超”快速スノーラビット
#03 北越急行ほくほく線 流れゆく車窓
#04 日本海ひすいライン 有間川駅
#05 日本海ひすいライン 谷浜駅・浦本駅
#06 日本海ひすいライン 筒石駅
#07 あいの風とやま鉄道 泊駅
#08 日本海ひすいライン 市振駅
#09 あいの風とやま鉄道 水橋駅・東富山駅
#10 富山地方鉄道 富山駅
#11 失われた風景 シネマ食堂街

・2015年5月31日(日)
#12 あいの風とやま鉄道 呉羽駅
#13 あいの風とやま鉄道 越中大門駅
#14 たかおか町歩き -土蔵造りの町並み-
#15 たかおか町歩き -千本格子の家並み 金屋町と高岡大仏-
#16 北陸新幹線はくたか
#17 しなの鉄道北しなの線からえちごトキめき鉄道へ
#18 妙高はねうまライン 二本木駅
#19 糸魚川駅で再会 キハ52

・2015年6月1日(月)
#20 黒部宇奈月温泉駅と新黒部駅
#21 黒部峡谷鉄道 宇奈月〜黒薙
#22 黒部峡谷鉄道 黒薙〜欅平
#23 黒部峡谷鉄道 欅平駅
#24 帰りの黒部峡谷鉄道
#25 黒部峡谷鉄道 宇奈月の旧線跡

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旅の乗車記録Vol.56

・北信越・新規開業路線巡りの旅

日時:2015年5月29日(金)~ 6月1日(月)
全乗車距離:1086.2キロ
全乗車時間:15時間24分
完乗路線:あいの風とやま鉄道、IRいしかわ鉄道、しなの鉄道、えちごトキめき鉄道、富山地方鉄道、黒部峡谷鉄道、北陸新幹線

◎旅の行程
・2015年5月29日(金)
JAL 168 秋田空港 20:45 - 羽田空港 21:55
京急空港線エアポート急行 羽田空港国内線ターミナル 22:15 - 京急蒲田 22:26

・2015年5月30日(土)
京浜東北線 蒲田 7:00 - 東京 7:21
Maxとき305号 東京 7:48 - 越後湯沢 9:08
超快速スノーラビット 越後湯沢 9:17 - 直江津 10:14
日本海ひすいライン 直江津 10:50 - 有間川 11:00
日本海ひすいライン 有間川 11:32 - 谷浜 11:36
日本海ひすいライン 谷浜 11:57 - 浦本 12:23
日本海ひすいライン 浦本 12:38 - 筒石 12:50
日本海ひすいライン/あいの風とやま鉄道 筒石 13:40 - 泊 14:32
あいの風とやま鉄道 泊 15:14 - 市振 15:23
あいの風とやま鉄道 市振 15:51 - 泊 16:04
あいの風とやま鉄道 泊 16:06 - 水橋 16:44
あいの風とやま鉄道 水橋 17:02 - 東富山 17:06
あいの風とやま鉄道 東富山 17:26 - 富山 17:32
富山地方鉄道市内環状線 富山駅 18:21 - 桜橋 18:37

・2015年5月31日(日)
富山地方鉄道軌道線 桜橋 7:47 - 富山駅 7:55
あいの風とやま鉄道 富山 8:07 - 呉羽 8:11
あいの風とやま鉄道 呉羽 8:40 - 越中大門 8:49
あいの風とやま鉄道 越中大門 9:12 - 高岡 9:16
万葉線 高岡駅 9:45 - 片原町 9:49
あいの風とやま鉄道/IRいしかわ鉄道 高岡 12:02 - 金沢 12:40
はくたか566号 金沢 13:33 - 長野 15:01
しなの鉄道北しなの線 長野 15:17 - 妙高高原 15:58
妙高はねうまライン 妙高高原 16:04 - 二本木 16:20
妙高はねうまライン 二本木 17:09 - 直江津 17:50
日本海ひすいライン 直江津 18:00 - 糸魚川 18:41
はくたか571号 糸魚川 19:30 - 富山 19:57
富山地方鉄道軌道線 電鉄富山駅・エスタ前 21:06 - 桜橋 21:09

・2015年6月1日(月)
富山地方鉄道軌道線 桜橋 7:29 - 電鉄富山駅・エスタ前 7:35
はくたか554号 富山 7:46 - 黒部宇奈月温泉 7:59
富山地方鉄道本線 新黒部 8:31 - 宇奈月温泉 9:01
黒部峡谷鉄道 宇奈月 9:21 - 欅平 10:39
黒部峡谷鉄道 欅平 11:46 - 宇奈月 13:04
富山地方鉄道本線 宇奈月温泉 14:56 - 新黒部 15:19
はくたか563号 黒部宇奈月温泉 15:37 - 富山 15:50
富山空港線 富山駅前 16:45 - 富山空港 17:07
ANA 320 富山空港 17:40 - 羽田空港 18:50
ANA 409 羽田空港 20:15 - 秋田空港 21:20

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黒部峡谷鉄道 宇奈月の旧線跡

 予定より早く宇奈月へと帰ってきました。最後、宇奈月駅の手前の新山彦橋を渡るときに向こうに見える山彦橋は旧線だという案内があったので時間もあることだから寄ってみることにしました。
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 山彦橋、元々はこちらの橋を鉄道が走っていたということですが、1986年(昭和61年)にルート変更があり、奥に見える新山彦橋が作られたんだそうです。
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 ここから新橋を見上げる風景がまたいいですね。列車の通過時間を狙って撮ってみましたが、トロッコ列車だと分かりづらいですね。
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 橋を渡るとすぐにトンネルが。橋だけだと本当にここが旧線跡なのかなって思いますが、これをみると確かにここに線路が走っていたんだなと確信できます。
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 結構狭い、でも遊歩道としてきちんと整備されています。
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 トンネルの途中にある横穴から新山彦橋を見上げる。
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 鉄道の遺構も残っています。
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 トンネルの出口付近に横穴を発見。これは何かなーと思ってると。
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 これは上の方で見た冬季に歩けるようにした冬季歩道ですね。こういうのを残してくれているのはうれしいね。
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 中を歩いてみる。結構暗かったです、そして狭い。こんな歩道を何キロも歩いて仕事場まで向かうのは、本当に過酷な仕事だと思います。
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 なかなか面白い場所でした。
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 今回の旅はこれにて終了。あとは、富山駅まで戻って富山空港から羽田を経由して秋田へと帰還したのでした。今回、北陸新幹線開業に伴い移管された3セク区間を回りましたが、まだ大きくは変わっていなくて安心しました。ただ、これからの経営はどこも厳しいと思われます。路線が信越本線・北陸本線でなくなったことは残念ですが、その素晴らしい風景が失われたわけではないのでこれからも訪問して応援していければなと思いました。
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撮影日:2015年6月1日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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帰りの黒部峡谷鉄道

黒部峡谷鉄道 欅平 11:46 ~ 宇奈月 13:04

 折り返しの列車、行きと違って空いていました。みんなすぐの列車で折り返したのかな。行きの列車で景色が良いのは宇奈月方面に向かう場合は左側と学んだので左側に陣取ります。まぁ、これだけ空いていればどっちの景色も堪能できるんですけど。
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 こういうところは平日訪問の特権ですね。
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 風景を語る言葉を持っていないので写真をぺたぺたと貼っていきます。
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 相変わらずの天気運にも恵まれ、心地よい風を受けながら景色を堪能することが出来ました。休日の訪問だとまったりというのは難しいかもしれませんが、乗って損はしない路線だと思います。
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撮影日:2015年6月1日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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黒部峡谷鉄道 欅平駅

 しばらく更新が開いてしまってすいません。例によってシルバーウィークは現実逃避の旅へと出ておりました。更新がままならず、ストックばかりが増えていっている今日この頃です(笑)。気長に待って頂けると幸いです。


 黒部峡谷鉄道終点の欅平駅に到着。一般客が利用できる路線はここまでですが、関西電力黒部専用鉄道としてこの先にも線路が続いています。一般利用は出来ませんが、見学会に申し込んで当選すると乗車することが出来ます。一度は乗ってみたいんですが、見学会は平日開催なのが辛いところです。
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 ひとまず黒部峡谷鉄道完乗ということで。
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 欅平駅駅舎。2階にはレストランもあり黒部峡谷鉄道の観光の拠点となる駅ですね。
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 観光スポットもいろいろあり、ここでの滞在時間を多く取っておいたのですが・・・。ガイドマップを見てみるととんでもない有り様に。道中の遊歩道の安全が保てないということでほとんどの場所が通行止めで行けない状況でした。
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 猿飛峡へ向かう遊歩道は通行止め。反対側の名剣温泉へ通じる道も通行止めでした。
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 かろうじて見れたのがこの人食い岩のところだけという。。。
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 残念ではありますが、冬季は運休する黒部峡谷鉄道。全線での運行が開始されたばかりの時期での訪問だったので、まだ観光スポットの方の整備が追いついていない状況だったんですね。脇道から溢れる温泉がそれを物語っていました。
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 わずかに回れる散策スポットからでも景色の素晴らしさは十分に堪能出来ましたけど。
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 結局30分くらいで全部回れてしまったので、予定の滞在時間を繰り上げて戻ることにしました。今度は散策メインで再訪したいと思います。
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撮影日:2015年6月1日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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黒部峡谷鉄道 黒薙〜欅平

 黒部峡谷鉄道トロッコの旅、黒薙駅を超えたところ。向こうに見えるのは水道橋だったかな。ちょっと記憶が曖昧です。
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 黒部峡谷鉄道は冬季の間は運休となりますが、発電所などでは冬季でも仕事があるので徒歩で来れるようにトンネルによる歩道が整備されています。
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 列車からはトンネルの通気口を見ることが出来ます。冬の寒い中、こんなところを歩いて仕事場まで行くのですね。本当に大変な仕事です。
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 男の仕事という感じがしますね。軟弱な自分には到底無理な仕事です。本来ならば到達するだけでも過酷な場所、それが気軽に訪問出来る鉄道の存在は素晴らしいです。昔は切符の裏に命の保証はしませんと書かれていたというくらいの場所だというのですから。
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 もうずっと素晴らしい景色が続きます。たえず観光客で溢れているのも分かります。
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 よくこんなところにいろいろな設備を作ったものだなぁと感心します。日本を支えてきた場所の一つなのですよね。
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 終点の一つ手前鐘釣駅、ここで半分くらいのお客さんが降りていきました。
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 ここには夏でも溶けない万年雪が見られます。
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 鐘釣駅では本線の分岐を超えて側線にまで入った状態で停車するので、先に進むには一旦スイッチバックする必要があります。いきなりバックするので日本語が分からない外国人がビックリしていて面白かったです。
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 鐘釣駅を終点の一つ前といいましたが、一般客が利用できない駅として間に小屋平駅があります。一般の人は降りられないとか言われると降りたくなりますよねぇ。
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 まもなく終点の欅平駅に到着します。
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撮影日:2015年6月1日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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黒部峡谷鉄道 宇奈月〜黒薙

 宇奈月温泉までやってきたのは、もちろんこれがお目当て。黒部峡谷鉄道。いつかは乗りたいとずっと思っていましたが、休日は混雑するので避けていた路線です。今回、平日に訪問することが出来るので行程に組み込んだのでした。
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 列車は定員制のため、混雑時は待ち時間が発生します。この日は平日の朝ということですぐの便に乗車することが出来ました。それでも10両ほどある車両が埋まるくらいだったので休日ともなると凄い人出なのでしょうね。
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黒部峡谷鉄道 宇奈月 9:21 ~ 欅平 10:39

 終点の欅平までは20.1キロ、そこを約1時間20分かけて走破します。車両はトロッコ列車ということで風を感じながらの鉄旅です。晴れてくれて良かった。
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 それでは出発!!
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 黒部峡谷鉄道の見所は雄大な景色と人類が作った人工物との融合ではないでしょうか。ここは新柳河原発電所、ヨーロッパのお城みたいな姿をしています。こういうのがいいアクセントとなって、ただ景色が良いだけの路線とは一線を画していると思います。
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 凄いところに建物がありますね。まさかあそこに住んでいるということは無いと思いますが、どうなんでしょう。
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 こういう吊り橋も多く見受けられます。さすがにこれを渡るのは怖いですね。
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 あの赤いのは、仏石といって仏様の形をした石だとか。トロッコ列車ではこういった見所を、富山出身の女優室井滋さんのナレーションにより案内してくれます。
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 黒部峡谷鉄道には途中にも駅がいくつかありますが、一般の利用者が降りられる駅と降りられない駅があります。ここ森石駅もその一つで関西電力の専用駅となっています。
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 次の黒薙駅は一般の利用客も降りられる駅ですが、この列車は客扱いをしない列車でした。
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 近隣には黒薙温泉があるようです。こういう秘湯を巡る度というのも面白そうです。
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 また、黒薙駅からは関西電力専用の支線が分岐しています。2009年までは黒薙温泉までの近道として歩くことが出来たようなのですが、現在は保安上の理由により立ち入り禁止になっています。残念。
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 黒部峡谷トロッコの旅はまだまだ続きます。
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撮影日:2015年6月1日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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黒部宇奈月温泉駅と新黒部駅

■2015年6月1日(月)

 北陸旅3日目、カレンダー上は平日ですが会社の創立記念日で休みのため旅が続けられます。普段平日に旅することはほとんど出来ないので、この機会を利用して休日には行きづらい路線を攻めたいと思います。

北陸新幹線はくたか554号 富山 7:46 ~ 黒部宇奈月温泉 7:59

 まずは新幹線でワープ。なんだかんだで使ってしまいます新幹線。古い乗り物はもちろん好きですが、新しい乗り物も好きなんですよ。
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 わずか13分で黒部宇奈月温泉駅に到着。ここは宇奈月温泉へのアクセスのために作られた、観光の拠点となる駅ですね。この駅から富山地方鉄道へと乗り換えて宇奈月温泉駅へと向かうことになります。
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 新幹線との乗り換えのために、富山地方鉄道側にも新黒部駅という駅が新設されました。これにより富山から宇奈月温泉へのアクセスが便利になったような気がします。これまで富山地方鉄道経由だと特急列車で約1時間10分、普通列車だと1時間50分ほど掛かっていたものが、新幹線を経由すると乗り換え時間を考慮しても50分ほどで着くことが出来ます。料金も350円アップするだけで済みますしね。
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 富山地方鉄道の特急はそれほど頻繁に運転されないので、新幹線ルートがこれからのメインルートになりそうです。富山地方鉄道としてはなにか手を打たないと厳しい状況に追いやられることになりますね。
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 新幹線からの乗り換えのために新設されたこの新黒部駅も新幹線からの観光客を受け容れるには貧弱な駅のように感じました。僕の訪問時は平日の朝なので、観光客はまばらでしたが休日のときは観光客を裁ききれるのかどうか。基本無人駅で切符売り場もないのもどうなのかなという感じがします。一応、時間帯によってはアテンダントさんが常駐するようですが。
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富山地方鉄道本線 新黒部 8:31 ~ 宇奈月温泉 9:01

 富山地方鉄道は大好きな路線の一つなのでこれを一つの契機として頑張って欲しいです。それでは宇奈月温泉に向けて出発。
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 と、乗ったそばからトラブル発生。車両故障が発生したため次の舌山駅で降りてくださいとのこと。おいおいマジかと。壊れたのはエアコンだったみたいですが、この車両特急に使われる車両なんですよね。
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 代わりの列車は宇奈月温泉側から来るということで、待っている間に舌山駅の駅舎を拝むことが出来ました。富山地方鉄道は木造駅舎の宝庫で、まだ回れていない駅もたくさん残っているので近いうちに駅巡りをしたいなぁと思っています。
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 良い駅舎だなぁと自分はのんびりしている奥で、運転士さんとアテンダントさんが慌ただしく連絡を取り合っていました。
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 代わりの列車も無事到着し、目的地の宇奈月温泉へ。切符を買っていなかったので車内で精算。この切符は味がありすぎですね。いい物が見られてうれしくなりました。
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撮影日:2015年6月1日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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糸魚川駅で再会 キハ52

日本海ひすいライン 直江津 18:00 ~ 糸魚川 18:41

 乗り潰しは完了しましたが、もう一駅だけ訪問するため日本海ひすいラインへ。
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 それがここ糸魚川駅。北陸本線からえちごトキめき鉄道へと移管され北陸新幹線の駅もある駅ですが、JR大糸線だけはJRとして残っています。
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 大糸線の左側、現在の新幹線ホームがある場所には、かつて立派なレンガ作りの車庫がありました。糸魚川駅のシンボル的存在だったレンガ車庫。新幹線の工事に伴い、取り壊されたときは悲しい思いをしたものです。

 そのレンガ車庫ですが、新しい新幹線の駅舎の前に一部だけ復元されてモニュメントとして保存されることになりました。それがこちら。
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 多少ハリボテ感がぬぐえませんが・・・・。どうでしょうね。奥にはかつて大糸線で活躍していたキハ52の姿が見えます。こちらの方は久しぶりに会えてうれしい。
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 キハ52の方は、新幹線駅舎内に作られた糸魚川ジオステーション内に静態保存されていて中を見学できるようになっていました。
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 大糸線で活躍していたキハ52は3両あって、1両はいすみ鉄道へ譲渡されて現在急行として運行中、1両はこちらで静態保存されています。さて、もう1両はどこに行ったんでしたっけね。
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 大糸線で現役のキハ52に乗ったのは一度だけ。これでもっと旅が出来れば良かったのにな。
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 こういう味のある車両はもう二度と生まれてこないでしょうね。
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 昭和の時代を活躍した名列車たちを今こうして愛でるように、将来、今現役で走っている車両を愛でるようになる日がくるのかなぁ。あんまり想像できないけど。

 ただ、キハ52が全国各地でバリバリに現役で走っていた頃は、鉄道ファンはキハには目もくれず廃止されそうなSLばかりを追いかけていたと聞くのできっとそういうものなのでしょうね。
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北陸新幹線はくたか571号 糸魚川 19:30 ~ 富山 19:57

 それではこの日も宿は富山なので、新幹線で一気にワープ。在来線だと1時間15分もかかるこの区間が新幹線だと30分以内に着いてしまうとあればやはり便利なことに変わりは無いなと実感したのでした。
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撮影日:2015年5月31日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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妙高はねうまライン 二本木駅

 二本木駅で途中下車。ここの見所は新潟県内では唯一となったスイッチバックの駅ということですね。乗車してきた列車がスイッチバックして発車してくる様子を見てみることにしましょう。
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 通常、スイッチバックする場合は運転士さんが進行方向の運転台に移動して運転するのが一般的だと思いますが、ここは運転士は位置を変えず文字通りバックして進みます。後方の安全確認は車掌さんが担います。この方式はJR時代と同じですね。
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 ホームを出た列車は本線から離れ、折り返すための側線へと入っていきます。
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 その後、再び進行方向を変えて左手の直江津方面へと進んでいきました。
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 列車が居なくなりひっそりとしたホーム。基本的にこういう構造の駅は山の中にあることが多いので、どうしても利用者は少なくなります。そこが良い雰囲気を醸し出してくれるともいえるのですが。
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 あと、スイッチバック駅には立派な木造駅舎があることが多いことも特徴でしょうか。
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 時間限定ではありますが、有人駅でありました。スイッチバックの駅の中では利用者の多い方へ分類出来る駅なのかもしれませんね。
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妙高はねうまライン 二本木 17:09 ~ 直江津 17:50

 それではラストスパートへ。
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 途中、脇野田駅改め上越妙高駅を通過。北陸新幹線の駅が作られたこの地ですが、JR時代は一日の平均利用者が200人に満たないこの場所に、果たして新幹線の駅が必要だったのかどうか。新幹線効果で開発が進むのか、無駄な駅として名を残すのか見物ではあります。
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 とりあえず、直江津に到着して北陸新幹線開業に伴う新規路線を全て走破いたしました。3セクに移管された区間も運用面の課題は多いですが、駅に関しては大きな変化も見られずひとまず安心したというところでした。今後、どうなるかは分からないところはありますけどね。
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撮影日:2015年5月31日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR #1,5-10
+DA 55-300mm F4-5.8 ED #2-4


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しなの鉄道北しなの線からえちごトキめき鉄道へ

しなの鉄道北しなの線 長野 15:17 ~ 妙高高原 15:58

 北陸新幹線開業に伴う3セク移管路線の旅も大詰め、残すは信越本線区間だった長野 - 直江津間になります。この区間も県をまたぐので2つの鉄道を乗り継ぐことになります。まずはしなの鉄道の北しなの線。
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 しなの鉄道自体は、長野新幹線開業時に軽井沢 - 篠ノ井間を受け継いだときに発足した鉄道会社。今回そこに長野 - 妙高高原間が追加された形になりますが、間の篠ノ井 - 長野間は信越本線のままです。どうせなら全区間をしなの鉄道にすればいいのにと思いますが。
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 今回はしなの鉄道区間は一気に走破。境界駅である妙高高原駅でえちごトキめき鉄道へと乗り換えです。この両鉄道は相互直通運転を行っていないので必ず妙高高原で乗り換える必要があります。
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 乗り継ぎ時間が6分ほどあったので、急いで駅舎を拝みに行くことに。妙高高原駅自体は新潟県に位置するので管轄はえちごトキめき鉄道になります。
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 県境に位置する三セク鉄道の境界駅は、利用者が少ないために無人駅であることが多いですが、かつての特急停車駅だったこともあり有人駅となっています。この区間に特急が走っていたのはだいぶ昔の話ですけどね。
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妙高はねうまライン 妙高高原 16:04 ~ 二本木 16:20

 ここからはえちごトキめき鉄道妙高はねうまラインへ。なんとも恥ずかしい路線名です。前日に購入したフリー切符が2日間有効なのでここからその切符を使用します。
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 妙高はねうまラインでは、信越本線時代から気になっていた駅で途中下車を実行します。鉄道ファンにとっては有名な駅ですね。
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撮影日:2015年5月31日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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北陸新幹線はくたか

あいの風とやま鉄道/IRいしかわ鉄道 高岡 12:02 ~ 金沢 12:40

 3セク移管区間の乗り潰しを再開。かつて特急停車駅だった高岡駅。多くの特急停車位置を示す案内がかかっていたところは寂しい限りに。新幹線自体も新高岡駅が作られ、高岡駅は完全に都落ちといった感じですね。
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 いつの間にかIRいしかわ鉄道へ乗り入れ金沢駅に到着。今回、IRいしかわ鉄道の区間は途中下車しませんでしたので、扱いが雑になって申し訳ない。まだたった5駅しか無い路線ですからね。ところでこの鉄道名のIRってどういう意味なんでしょ。
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 さて、せっかくの金沢ですが寄り道しないですぐに新幹線ホームへ。北陸3県の中では一番大きな街の金沢ですが、富山や福井に比べて訪問頻度が少ないんですよね、何故か。
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 まぁ、新幹線開業のお陰で観光客が大幅に増えているようなので、自分みたいな風変わりな旅をしているものの訪問は必要ないでしょう(笑)。
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北陸新幹線はくたか566号 金沢 13:33 ~ 長野 15:01

 それでは乗車へ。今回は新規開業区間だけを乗り潰します。いずれはまだ一度も使ったことが無いグランクラスに乗って、全線走破はしてみたいなと思っています。
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 乗車率はどんなもんかなと思っていましたが、僕が乗車したのは日曜日の午後便ということで指定席は満席、自由席もほぼ埋まる感じでした。なんだかんだ言って新幹線の影響力というのは大きいことは確かですね。在来線切り捨ての問題さえなければ、こちらとしても喜べるんですがね。
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 この日はあいにくの曇りのため立山連峰の車窓は拝むことが出来ず。
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 基本、ほとんどの区間でトンネルばかりなので車窓を楽しめるのはわずかな区間だけ。あとは一眠りしたりスマホをいじったりしてる内に長野駅に到着しました。とりあえず、北陸新幹線完乗ということで。
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撮影日:2015年5月31日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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たかおか町歩き -千本格子の家並み 金屋町と高岡大仏-

 古い町並みが残る高岡、明治時代の家並みが残る山町筋から更に先に進むと今度は400年前の町並みが現れます。場所は金屋町、高岡の地場産業の基礎を築いた高岡鋳物発祥の地なんだそうです。
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 特徴は石畳の道と格子造りの古い家並み。
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 さきほどの土蔵造りの町並みとはまた違った風景が楽しめます。近い場所に異なる時代の町並みが残っているのはなかなか珍しいのではないかと思います。
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 古い町並みに紛れて怖い銅像も(笑)。
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 妙にリアルでびっくりしました。子供なら泣いちゃうね。
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 今回は歩いただけでしたが、こういうお店で一休みというのもいいかもしれません。観光客も少なめなので落ち着いて回れるとこも好印象でした。地元にとっては賑わってくれる方がいいのでしょうけど。
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 さて、二つの町並みを散策した後はバリバリの観光地、高岡大仏も見ておくことに。
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 奈良・鎌倉の大仏と並んで日本三大大仏の一つを謳っているようですが、他の二つと比べると小ぶり感が否めませんね。それでもここは観光客は多めでした。ほとんど外国人でしたけど。
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 大仏の下には回廊があってそこには首だけの大仏様が鎮座していました。これはちょっと怖いな。
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 最後にドラえもんトラムを見ましてたかおか町歩きを締めたいと思います。
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撮影日:2015年5月31日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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たかおか町歩き -土蔵造りの町並み-

 高岡駅で途中下車。次の列車の時間まで少し時間があるので高岡大仏でも見て時間を潰そうかなと考えていたところ、駅にあった散策マップを見ると古い町並みがあるという。古い町並み好きの自分としては、これは行ってみないとなと町歩きをすることにしました。

万葉線 高岡駅 9:45 ~ 片原町 9:49

 高岡駅から歩いても行けますが、万葉線で最寄りの停留所まで行くことに。
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 2駅進んで片原町電停で下車。安全地帯のない車道にラインが引いてあるだけの停留所でした。
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 さて、この停留所から西に広がる山町筋というところには明治時代後期に建てられた土蔵造りの旧家が建ち並んでいます。
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 この辺りは明治時代に大火に襲われ、その後の防火対策としてこのような土蔵造りの建築物が作られたのだそうです。なかなか重厚な造りですね。
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 土蔵造りというと一般的には蔵が多いのかなぁと思っていましたが、こうした住居としての土蔵造りもあるんですね。
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 一つの町を全てこのような造りにしたということは明治時代に起きた大火というのは町を全焼させるほどのものだったということですね。木造建築が主な日本の町にとっては大火から如何にして町を守るのかというのは最大の課題ということなんですね。
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 こういう建築物が今に残るというのは当時の歴史を知る上でもとても有意義だと思います。
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 同じ通りには、こちらは大正時代のものでしょうか。赤レンガ造りの銀行が建っています。この日は休日のため締まっていましたが現役の建物なのでしょうね。こちらも素晴らしいものでした。
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撮影日:2015年5月31日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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あいの風とやま鉄道 越中大門駅

あいの風とやま鉄道 呉羽 8:40 ~ 越中大門 8:49

 さて、次に訪れたのは越中大門駅。こちらもなかなか渋い駅舎です。駅の開業は北陸本線全線開業後の大正12年。
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 駅舎もさることながら駅前の風景もなかなか。北陸の寂れた町並み、と言っちゃうと失礼ですね。
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 駅の傍には電気化学工業、東洋紡や日本電工の工場が有り、労働者の町といったところでしょうか。
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 そんなこともあり駅には側線がたくさん、JR貨物の駅も有り貨物の取り扱いがあるようです。今では使われてなさそうですが貨物のホームらしきものも。全盛期には人だけで無くたくさんの物が行き来していたのでしょう。
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 ホームからは寂れた建物がたくさん見えます。まだ現役で使われている物なのか、それとも廃墟となったものなのか。ホームからは分かりませんでした。
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 外から見てる分には廃墟のようにしか見えないんですけどね。
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 駅舎も良いけど、周りの風景が気に入った越中大門駅でした。
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あいの風とやま鉄道 越中大門 9:12 ~ 高岡 9:16

 越中大門からの列車はさきほど呉羽駅で見かけた国鉄車両の413系でした。これはちょっとうれしい。
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 学生の頃通学の列車が古い国鉄車両だったりするとがっかりしていたんですが、今ではこの古い国鉄車両に出会えるとうれしい気分になるなんて。人間なんて勝手な生き物ですね。
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 通勤通学時間帯に運用される413系ですが、あまり学生さんたちには人気が無いんじゃないかなぁと思いつつ、これからも末永く活躍して欲しいと願うおじさんなのでした(笑)。
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撮影日:2015年5月31日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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