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阪堺電車阪堺線 石津駅

阪堺電軌阪堺線 浜寺駅前 10:20 ~ 石津 10:24

 阪堺電車の旅、阪堺線の折り返しは気になった駅をいくつか訪問してみることにしました。最初に下車したのは石津駅。特に理由は無くてただ何となくです(笑)。
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 この木造建築物に惹かれたのかもしれません。
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 反対方向、浜寺駅前方面の列車をパチリ。阪堺電車はいろんなタイプの車両が走っているんですね。行き先表示がLEDなので、新しい車両だと思われます。
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 次にやって来たのはパンダ塗装の車両。これは南紀白浜アドベンチャーワールドの広告車両なのだとか。関西に住んでいるとよく聞くアドベンチャーワールドですが、行ったことはないなとふと思いました。
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 ちょっと駅の周りも散策。豆腐店とありますが、段ボールを見る限りは八百屋さんのお店。
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 廃れた感じが僕好み。阪堺電車の沿線はそれぞれ味わいのある風景がありそうな予感です。
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 そんな期待を胸に次の駅へと参りましょうか。
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撮影日:2015年1月12日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR #1,5-7
+ DA 55-300mm F4-5.8 ED #2-4


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阪堺電車阪堺線 我孫子道〜浜寺駅前

阪堺電軌阪堺線 我孫子道 9:33 ~ 浜寺駅前 9:59

 阪堺電車阪堺線、我孫子道から残りの区間を一気に乗り潰します。
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 大和川を越えるとそこは堺市。どうもこの堺市の区間について存続が危ぶまれているようです。南海電車やJR阪和線がライバルとなる区間なので営業的に厳しくなるのは仕方が無いですね。でも、なんとか頑張って貰いたいものです。
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 ということで終点の浜寺駅前に到着。ここにもいい駅舎がありますね。
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 こういう風景、ちゃんと後世に残したい。
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 この駅の傍にある南海電車の浜寺公園駅の駅舎も渋いんですよね。こちらは国の登録有形文化財に登録されています。
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 それにしても駅前の風景だいぶ変わりましたね。以前来たときは狭い道しかなかったのに、広々としたロータリーが完成していました。将来的にはこの駅は高架化されるとのことで、そうなるとこの駅舎も取り壊されてしまうのでしょうか。そんなことは絶対にやめて貰いたいです。
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 南海電車は乗り潰し自体は済ませてますが、訪問していないいい駅舎の残る駅が多数ありますので、いずれ再訪をと考えています。今回は、阪堺電車の旅を続けます。
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撮影日:2015年1月12日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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阪堺電車阪堺線 住吉〜我孫子道

 阪堺電車上町線の住吉公園発の最終電車を見送った僕、でも大丈夫、この駅のすぐ傍に阪堺線の住吉鳥居前停留所があるんです。最終電車以降はそちらを利用してくれということになっています。
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 というわけでこちらに移動。目の前には住吉大社。ちょうどこの日は成人式の日だったので振り袖を着た若い女性をたくさん見かけました。
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 せっかくなんで住吉大社と阪堺電車のコラボ写真が撮りたくて頑張ってみますが、なかなか難しい。
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 これといった1枚は撮れませんでしたが、腕が無いからしょうが無い。でも楽しい場所でした。
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阪堺電軌阪堺線 住吉 9:13 ~ 我孫子道 9:18

 さて、ここからは乗り潰しを再開。ここから乗ってもいいんですが、律儀に住吉停留所まで戻って浜寺駅方面へと向かいます。
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 落ち着く車内。
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 我孫子道停留所で途中下車。
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 ここは車庫が併設されていたりと阪堺電車の中核を担っている停留所なのです。
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 当駅始発の列車も多数あり、電車を撮るならこの駅が一番いいかもしれませんね。多くの列車が発着していくので電車好きにはたまらない場所でしょう。
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 この商店街もちょっと気になる存在。ですが、まずは先へと進むことにしましょう。
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撮影日:2015年1月12日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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阪堺電車上町線 住吉公園駅

 阪堺電車上町線の終着駅住吉公園駅。
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 2014年3月のダイヤ改正により平日5本、祝日4本の列車しか発着しない駅になってしまいましたが、ダイヤ改正前は当駅を発車する列車が66本もあったという主要駅でした。ピーク時には1日200本の列車が発着していたとか。
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 お隣には南海の住吉大社駅があり天王寺方面への乗り換え駅となっています。
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 路面電車の駅としては珍しく駅舎もあり、またこれが渋い。
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 駅舎の中は商店になっていたようですが、シャッター通りとなっていました。これは早朝だからというわけではない・・・・のかな。
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 奥に一件だけ営業してそうなお店が。隠れ家的な。
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 と、写真を撮って過ごしているともうこの日の最終列車の時間がやって来ました。なんか渋い列車が来ましたね。
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 形式モ161形、製造年はなんと昭和3年。定期運用で走っている列車の中では日本最古のものだそうです。
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 思いがけず古い列車に会えてうれしい。このフォルムカッコいいですよね。
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 乗ろうかどうしようか迷いましたが、最終列車を見送ることにしました。
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 この日の最終列車が出発、まだ朝だけど(笑)。
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 最終列車が出発したあとはホームが閉鎖されてしまいました。営業時間はわずか1時間足らずという住吉公園駅、なかなか面白い駅になってしまったなと思いました。
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撮影日:2015年1月12日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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阪堺電車 朝の最終列車とは

 阪堺電車の旅、最初の訪問ポイントは阪堺線と上町線がクロスする住吉停留場。両路線がクロスするダイヤモンドクロスが見られます。阪堺線と上町線は、天王寺と我孫子方面のみ渡り線があり直通運転もしています。
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 恵美須町・天王寺方面への2番線の歩道側にだけ待合室が設置されています。ほとんど自動販売機に場所を占拠されてベンチは2つしかありませんが、建物自体はいい感じです。
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 さて、表題の「朝の最終列車とは」ですが、上町線の住吉 - 住吉公園間の列車はなんと早朝の数本しか運転されないという区間なのです。時刻表を見ての通り平日は5本、休日は4本のみの運転でいずれも朝8時台の列車が最終列車になっています。
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 元々は終日のダイヤが組まれていましたが、2014年3月にあべのハルカスの全面開業に伴い行われたダイヤ改正でこのようなダイヤにされてしまいました。前日、新宮駅からわざわざ大阪までやってきておいたのも、この区間の列車に乗るためだったんです。
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阪堺電軌上町線 住吉 7:57 ~ 住吉公園 7:59

 乗り潰しを目指しているものにとってはなんとも迷惑なダイヤ改正でしたが、なんとかこれで懸念していた区間の乗り潰しを達成出来ます。ちなみに乗車したのはまだ最終列車ではありません。
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 乗車時間はわずか2分、歩いても行ける距離であっても乗車することに意義がある、それが乗り潰しというものです。なんてね(笑)。
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撮影日:2015年1月12日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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阪堺電気軌道を乗り潰す

■2015年1月12日(月)

 一週間ほど放置状態ですいません。2015年最初の旅、ここまでは主にバスの旅でしたが最終日の3日目はいつも通り列車の旅をお送りします。そのターゲットとしたのが、大阪にある阪堺電車。
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 正式名称を阪堺電気軌道といい、会社名が示すように路面電車形の路線を有している鉄道会社です。位置的には大阪の南側、天王寺付近から堺市を結ぶところですが都会の中にこうした路面電車が残っているのは貴重な存在だと思います。
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 阪堺線の起点駅である恵美須町駅からスタートしようと思います。
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 古い感じのホームがいいですね。関西にずっと住んでいながら阪堺電車には一度も乗ったことがなかったのでかなり楽しみです。その割には訪問がだいぶ遅くなってしまいましたが・・・。
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阪堺電軌阪堺線 恵美須町 7:32 ~ 住吉 7:47

 それでは出発。休日の早朝であまりお客さんは居ない感じでした。そういえば、この路線も慢性的な赤字により定期的に廃止の話が上がったりしているようですね。
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 阪堺電車は立って運転するスタイルのようです。というか、運転席が狭すぎて座るスペースがないと行った方が正しいのかも。
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 東玉出停留所を超えると併用区間に入ります。意外にもというか、併用区間の距離は短いんですよね。
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 線路が道路の右寄りに設置されているので、対向の車は軌道上を走るしかありませんね。自分で運転するのには、後ろから列車が来てないか不安になる配置ですね。
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 上町線との合流ポイントでもある住吉停留場で最初の途中下車をしました。
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撮影日:2015年1月12日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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熊野速玉大社参拝で八木新宮線の旅を締める

 奈良交通八木新宮線の旅、最後は熊野交通を使ったので正確には八木新宮線の旅ではなくなっていますが、最後の立ち寄りポイント。先ほど立ち寄った熊野本宮大社と同じ熊野三山の一つ、熊野速玉大社。
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 新宮駅から徒歩圏内と熊野三山の中では一番アクセスに優れるところだと思いますが、訪問者はまばらでした。
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 でも僕はこういう落ち着いた雰囲気の方が好きなので、むしろ好印象です。
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 こちらが拝殿。熊野速玉大社は、熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)と熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)を主祭神とするそうです。
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 他にもたくさんの神様が祭られていて、ずらーっと横に社殿が並んでいました。一つずつお参りしておきました。
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 おみくじも。熊野本宮大社でも引きましたが、そちらでは吉、こちらでは大吉だったのでこちらのおみくじを信じることにしました(笑)。
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 八木新宮線の旅を締めるにはふさわしいパワースポットだと思いました。
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 さて、最後は新宮駅まで徒歩で移動、ここが八木新宮線の終着駅になります。最後は歩きという、おいおいバスはどこいったという締め方になりましたが、観光を含めた行程としては満足いく旅が出来たと思っています。八木新宮線自体の完乗はまたの機会へということで。
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 ここからは特急くろしおに乗車して大阪を目指します。なんか久しぶりの鉄道ですね。この列車に乗りたいがために八木新宮線の完乗は諦めたのでした。この列車の出発時刻が17:45、八木新宮線2便の新宮駅到着時刻が18:21。この差がなんとも歯がゆい・・・。
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 この列車が新大阪への最終列車になるので、この列車に接続してくれた関西圏なら日帰りで途中下車をするプランが組めるんですけどね。距離が長いのでここだけに合わせるのはなかなか難しいでしょうけど、奈良交通さんには検討してもらいたいなぁと思っています。
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特急くろしお34号 新宮 17:45 ~ 天王寺 21:33

 新宮からは3時間45分かけて大阪の天王寺へ。この時間は結構苦痛でした(笑)。
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 新宮で一泊するというのもありだったんですが、次の日の行程のためにその日のうちに大阪入りしたかったので。その話は次回以降へということで、大阪で1泊旅の2日目を締めました。
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撮影日:2015年1月11日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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熊野本宮大社を参拝

 奈良交通八木新宮線の旅、道中の観光ポットでもある熊野本宮大社へとやってきました。
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 神仏好きなら訪れておきたいスポットの一つですね。八木新宮線の乗客でここで降りた人は居ませんでしたが、観光バスや自家用車で来られている方など観光客はたくさんいました。新年は初詣をしていなかったので、ここで初詣がてらお参りをすることにしました。
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 熊野本宮大社の本殿は第一殿から第四殿まで4つの社殿があり、多くの神様が祭られています。お参りする順番も決まっていて、第三殿⇒第二殿⇒第一殿⇒第四殿の順番でするようです。
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 健康と旅の安全を祈願しました。
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 かつて熊野本宮大社は熊野川の中州にあったようですが、洪水によって社殿は破損し、現在の位置に移ってきたという歴史があります。その旧社地には現在日本一高い大鳥居が建っているようなんですが、調査不足でスルーしてしまいました(汗)。
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熊野交通 本宮大社前 15:20 ~ 権現前 16:09

 実はこの先の行程は八木新宮線ではなくて熊野交通を利用します。経路としては八木新宮線とほとんど同じだと思うんですが、ここで八木新宮線の完乗は諦めることになります。というのも次の八木新宮線の時間は16:58とまだ1時間半くらいあるのと、それに乗ると新宮以降の行程が組めなくなるので熊野交通を利用することにしたのでした。
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 この熊野交通、本宮大社前と新宮駅間で本数がそこそこあるのでこうした観光を絡めた旅には重宝する路線バスだと思います。このバスで新宮駅の一つ手前、権現前バス停で下車。最後の観光スポットへと参ります。
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撮影日:2015年1月11日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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八木新宮線 ホテル昴から本宮大社前

奈良交通八木新宮線 ホテル昴 13:45 ~ 本宮大社前 14:23

 それでは八木新宮線の旅を再開。新宮方面への1便にあたる13:45ホテル昴初のバスに乗車します。今回も運のいいことに一番前の席が空いていました。
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 十津川にそって国道168号線は進みます。
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 こういった観光地じゃないバス停でも乗降があって、このバスは生活路線なのだなと実感しましたね。こういう利用者のためにもバスが継続するように観光利用が増えるといいですね。先のキャッシュバックキャンペーンなんかはそのためのものなのでしょう。
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 眼下にはダムがみえます。十津川の水が濁っていて、流れがないなぁと思っていましたがこうしてダムで堰き止めていたからなんですね。
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 この辺りは整備された新しい道路を進んでいきます。前方の橋脚なんかをみると結構凄いところに道路を通しているんだなぁと思いました。
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 斜面に住宅や田畑がびっしり詰まっていて、途中下車して散策してみたいポイント。
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 ダムより下降の十津川は一気に水の量が少なくなっていました。
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 川としての魅力は失われてしまいますが、こうして河口付近まで住宅があったりするので災害から守るという意味では重要な役割を果たしてくれています。
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 熊野古道小辺路を果無峠を越えて歩いた場合は、この八木尾バス停付近で国道と合流することになります。
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 バスにゆられること約40分、次の目的地である本宮大社前に到着しました。
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撮影日:2015年1月11日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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天空の郷 果無集落

 熊野古道小辺路を経て、果無集落へ到着。今回の旅で一番訪れたかったメインスポットです。
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 ほんとに数件の民家があるだけの小さな集落。よくもまぁこんな所に住宅を作ったなぁといったところにあります。ちなみにこの道も熊野古道の小辺路の一部なんです。
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 天空の郷(さと)と呼ぶにふさわしい景色です。夏の風景とか本当に素晴らしいんだろうな。
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 集落のおばあさんとすれ違ってご挨拶。日本の原風景そのままですね。
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 民家の前が世界遺産の熊野古道というところ。
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 旅人にとってもちょっとした休憩スポットになっているみたい。
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 切り株の椅子で山道を登ってきた疲れを癒やします。ここから先、熊野本宮大社まで抜けるつもりならここからがむしろ本番ですからね。僕は今回はここまでですが、いつかはやってみたい行程ではあります。
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 さきほどの休憩スポットから進んで振り返ったところ。民家の屋根と奥の山の山頂が同じ高さに見えるのが不思議な感じです。
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 果無集落の定番のアングルと言えばこちら。世界遺産の石碑もあります。この風景を自分の目で見たくてここまで来ました。
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 上の写真の反対側には果無峠へと続く熊野古道があります。ここから先は、長い山道が続くので踏み入れるのには覚悟が必要です。でも、いつかチャレンジしたい。
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 実はここ果無集落へはバスで来ることも可能なんです。ただ、運転本数が驚き。なんと月曜日のみ2本の運行となっています。これはあれかな、ここに住んでる方の週1回の通院のためとかそういう目的の運行かなと思いました。観光需要もあると思うので、土日にも運行して貰えるとうれしいんですけどね。
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 バスが来るということは舗装された道もあるということで、帰りは熊野古道ではなくてそちらの道を歩きます。
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 当然ですが、山道と違って歩きやすい。個人的にはやはり最初は熊野古道からアプローチをして貰いたいですが、歩きに不安がある方はこちらの道から訪問して貰うと良いかと思います。
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 途中には滝があるスポットもありました。
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 こんなところを歩いています。秘境といってもいいくらいですよね。
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 あそこに見えるのが行きに通った吊り橋。怖いけどまた渡らないと行けない。
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 というわけで、ここまで戻ってきました。9時半に出発して戻ってきたのは12時頃。途中写真を撮ったりしてかなりゆっくりペースだったので3時間近く往復にかかりましたね。でも、これくらい時間があれば徒歩でも十分に訪問可能と言うことで参考にしてもらえれば良いかと思います。
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撮影日:2015年1月11日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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熊野古道 小辺路を歩く

 果無集落を目指して、ここからは熊野古道小辺路を歩きます。この山の方へと入っていく小道が熊野古道になります。熊野古道とは熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)へと通じる参詣道の総称のことで、大きく分けて5つの道からなっています。今回歩く小辺路(こへち)は、その内の一つで高野山から熊野本宮大社を結ぶ参詣道のことを指しています。
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 ここから熊野本宮大社までは16.7キロの山道で慣れた人で約5時間もの時間を要するみたいです。高野山から全ての行程となると約70キロでだいたい4日かけて歩くのが一般的なプランだそうです。さすがにそこまでのチャレンジをするとなると相当な準備が必要ですが、果無集落を訪れるくらいであれば、それほど身構える必要もないかと思います。
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 それでもこんな山道をひたすらに登っていくので結構つらかったです。上り坂がとても急で、普段の運動不足がもろに出ました(笑)。
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 それにしても良くこんな所に石畳を引いたものだなぁと先人達の偉業に感心してしまいますね。この石畳のお陰でこんな山道でもなんとか歩くことが出来ます。
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 参道入口から代替30分くらいでしょうか、クタクタになったところで見晴らしのいい場所に出ました。ここにはベンチもあってそこで休むことにしたんですが、ここからみる景色がまた素晴らしかったんです。
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 一気に疲れも吹っ飛びました。それにしても凄いところに来ているんだなぁと思いましたね。
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 山の頂上がこんな風に見えるなんて、自分の居る位置も結構高い所なんだと実感出来ます。実際、小辺路は1,000メートル級の山道が続くので、走破するつもりであれば本格的な登山の気持ちで挑んだ方がいいと思います。
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 一休みを終えて、ラストスパートを頑張ります。途中に小さなお地蔵さん(?)がありました。
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 この扉が見えてきたら果無集落へ到着です。一瞬、出入り禁止なのかと焦りましたが、集落の田畑を小動物から守るための措置のようです。通ったらちゃんと締めておきましょう。
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 いよいよ集落へ入ります。どんな風景が待っているのか楽しみです。
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撮影日:2015年1月11日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 12-24mm F4 ED AL [IF] #1
+ DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR #2-10


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果無集落を目指して

■2015年1月11日(日)

 奈良交通八木新宮線の旅。2日目はホテルの豪華な朝食からスタートします。いやーこのホテル、お部屋も食事も温泉も文句なしでした。またお世話になりたい、そんな宿です。
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 さて、八木新宮線。ホテル昴から新宮方面へ行く最初のバスの時間はなんと13時45分。逆に八木方面へと戻るバスは9時46分と11時59分で最終というちょっと偏った時刻表になっています。

 というわけで新宮方面のバスの時間まで周辺を散策してみることにします。そのお目当てとなるのが果無集落(はてなししゅうらく)。世界遺産ともなっている熊野古道小辺路の道中にある集落で天空の里とも呼ばれる風景の美しい場所なのです。初めて果無集落の写真を見たときにここは絶対にいつか行ってみたいと思っていた場所なのでした。

 そのお目当ての場所までは歩いて向かうしかありません。さぁ、頑張って行きましょう。
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 なんだか探検が始まるぞーという雰囲気満点のトンネル。
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 トンネルを抜けて最初の難関はこちら(笑)。昨日の谷瀬の吊り橋に比べると何とも貧弱な吊り橋です。
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 一度に5人以上は渡らないでくださいとの案内。谷瀬の吊り橋は20人だったので、その4分の1ですね。それだけ強度がないと言うことか・・・・。
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 渡ってみると揺れる揺れる。谷瀬の吊り橋に比べると距離も高さも規模は小さいですが、こちらの方が断然と怖かったです。飛行機も船も小さい方が揺れが大きいっていうのと同じですね。
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 こういう状態なのも不安を助長させるんでしょうね。帰りの時には直っていたんで誰かが直してくれたようですが。
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 橋を渡って小道を進みます。まだここの区間は熊野古道ではなくて生活用の小道の区間です。
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 案内に沿ってこの階段を上るとしましょう。
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 ゴミをほかさないようにってところに関西を感じますね。あと、周辺の住民のための電線が小道に沿って設置されているのでうかつに触ると危険です。
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 だんだんと高いところにやってきて眼下の風景が素晴らしいです。果無集落はまだまだ先の処にあります。
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撮影日:2015年1月11日
カメラ:iPhone5 #1
PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR #2-11


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十津川村 ホテル昴で一泊

 奈良交通八木新宮線の旅、今回の旅では一気に乗り通さないで十津川村で一泊するプランにしました。宿泊先に選んだのはホテル昴。普段の旅ではビジネスホテルばかりですが、今回の宿は立派な温泉宿です。

 後、今回十津川村に宿泊を決めたもう1つの理由に路線バス運賃のキャッシュバックキャンペーンがありました。それは対象の宿泊施設に1泊すると往復の路線バス運賃がキャッシュバックされるというもの。今回の場合だと、八木駅からホテル昴までの片道運賃が3,450円なので、往復だと6,900円分キャッシュバックされます。この金額はかなり大きいですよね。

 自分の場合は、翌日は八木駅に戻らずに新宮方面へと進む予定なのでキャッシュバックされるのは往路分だけですが、それでも助かります。このキャッシュバックキャンペーン、当初の予定では3/31までだったんですが、好評のため1年延長されたみたいです。キャンペーンの詳細は下記リンク先よりご確認ください。
路線バス運賃キャッシュバックキャンペーン

 さて、チェックインを済ませて本日のお部屋に案内されました。部屋まで案内される宿に泊まるの初めてかもしれません。お部屋は広々の和室。
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 まだ夕方の4時半過ぎなので少し当たりを散策してみることにします。ロビーも落ち着いた雰囲気で好印象のホテルです。
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 十津川村ということで、西村京太郎の推理小説「十津川警部シリーズ」が取りそろえられていました。
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 もちろん温泉もあります。この温泉は宿泊者以外にも入れるようで、地元の方などの利用も多いみたいです。夜と朝で男女の浴槽が入れ替わるので、宿泊者は2度違った温泉を楽しむことが出来ます。
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 温泉は食事の後ということにして、ちょっと外へ散策。ホテルの前は広い広場があって、ライブが出来そうな会場までありました。十津川村のイベントなどがあったりするのでしょうか。
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 あと、ホテル昴傍の見所と言えばこの「野猿」と呼ばれる人力ロープウェイ。
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 両岸から川の上にワイヤーが張られており、そのワイヤーにつり下げられた「やかた」に乗って対岸まで渡るというものです。動力は自分の腕のみという、体力が問われる乗り物です。今ではこうしてアトラクション的に設置されていますが、昔はこれが生活の足だったそうです。
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 それでは僕もチャレンジ。意外と中は狭いです。
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 最初は重力に任せて下るのでとっても気持ちいい。
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 と思ったのもつかの間。ここから先は自分の力でロープをたぐり寄せないと行けません。やかたも小さいのでしゃがんだ状態でロープを引っ張るというなかなか厳しい作業です。
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 特に後半は登りになるので大変。手を離すと重力で戻ってしまうのでかなり必死でした。ほんとに心が折れそうになりましたが、周りには誰も居ないので自分で何とかするしか無いという状況。
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 何とか頑張って対岸までたどり着くことが出来ました。
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 これ往復は絶対無理と思いましたが、対岸とは道路で繋がっているので野猿で往復する必要はなくて助かりました。一応、やかたを元の場所に戻すため空輸送しときます。外から見るとこんな感じ。この中には行ってロープをひっぱている姿というのはちょっと滑稽に見えますね。
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 野猿で遊んだ後は、お楽しみの夕食タイム。こんな立派な食事をする機会はなかなか無いなと思えるほど、満足の夕食でした。
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 お腹いっぱいで心も満足。後は温泉でゆっくりして十津川村の夜を満喫しました。それでは旅の2日目、八木新宮線の後半パートへと行きましょう。

撮影日:2015年1月10日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR #1-13
+ iPhone5 #14


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八木新宮線 上野地から十津川温泉へ

 2度目の休憩を終えて上野地バス停を出発。すでに八木駅を出発して3時間以上経ってますが、終点まで乗り通すのならやっと中間地点というところです。
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 ちなみに運転手さんも途中で乗務交代はせずに、始発駅から終着駅まで一人で運転するそうです。だから休憩時間が取られているとも言えますね。
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 上野地バス停からの区間はちょっと省略しまして、3度目の休憩地点の十津川温泉。十津川村営バスのターミナル的な役割を果たしているバス停です。十津川村の温泉施設やホテルに行くならここで降りるのが便利です。僕はもう少し進みますが。
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 意外といったら失礼ですが、十津川村はバス網が結構発達しているんですよね。八木新宮線の休憩時間にも2台のバスが出発待ちをしていました。
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 村内のバスを利用しての旅っていうのもやってみたいな。
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 さて、十津川温泉から数分、本日の宿泊施設ホテル昴に到着しました。このホテル昴は十津川村の中心部からは少し離れたところにありますが、八木新宮線はホテルの手前までやって来てくれます。
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 本日の宿泊施設。いつもビジネスホテルばかりですが、今回は立派な宿。ちょっと奮発しちゃいました。八木新宮線と絡めて一泊するならこのホテルが一番便利かなと思います。
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撮影日:2015年1月10日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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