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谷瀬の吊り橋

 日本一の距離を誇る八木新宮線の旅、2度目の休憩は上野地バス停。ここで約20分の休憩です。
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 この20分間の休憩時間を利用してちょっとした観光スポットを訪ねることが出来ます。それはバス停から1分ほど歩いたところにあります。観光でバスに乗車されている方はだいたいそこに向かわれるのでついて行けば迷うことはありません。
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 そのスポットとはこの谷瀬の吊り橋。生活用の吊り橋としては日本最長を誇る吊り橋です。日本一の長さの路線バスの沿線にあって、日本一大きな十津川村にある日本一長い吊り橋というなんだかもの凄い橋なのです。
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 一度に20人以上は渡れませんに一抹の不安を覚えながら僕も渡ってみることにします。GWなどの混雑期には一方通行規制が行われることもあるようでそうすると休憩時間中にはバスに戻って来れなくなってしまうので注意が必要ですね。これくらい空いていれば大丈夫。
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 意を決して渡ってみる。両サイドに網がある分、少し安心感はありますが、やはり揺れるのでちょっと怖い。
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 長さは日本一ですが、高さも結構あるんですよね。風が強い日だと怖くて渡れませんね。
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 この橋は観光用ではなくて、あくまでも生活用途の橋。対岸で暮らしている方に取っては無くてはならないものなのです。
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 地元の方の生活をしっかりと守っている吊り橋。なんだか頼もしく感じました。でも、揺れるのは怖い(笑)。
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 僕は写真を撮ったりしていたので時間が無くなり途中で引き返しましたが、普通に渡れば20分の休憩時間内に往復は可能だと思います。ただ、ここでバスに乗り遅れると大変なことになるので時間に余裕を持って行動した方がいいですね。
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 それでは後半パートに向けて出発です。
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撮影日:2015年1月10日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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八木新宮線の車窓 五條バスターミナル〜上野地

 1回目の休憩を終えて五條バスターミナルを出発。と同時に八木新宮線の見所もここから始まったと言っていいでしょう。五條バスターミナルの次はJR和歌山線の五条駅。鉄道の駅と接続するのはこのバス停までで、ここから終点の新宮駅まで鉄道が通っていない地域を進むことになります。
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 でも実は、五条駅から新宮駅までを鉄道で結ぶ計画がありました。五新線と呼ばれたその計画路線は、工事も進められて、五条 - 城戸間は路盤も完成するところまで行っていました。しかしその後、紆余曲折を経て結局鉄道が開業することはなく計画は幻となりました。

 計画が無くなった後も、五条 - 城戸間には完成した路盤をバス専用道として利用して路線バスが運行されていました。その入口がちょうど八木新宮線からも見れるんですよね。
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 残念ながらこの専用道を通るバス路線も昨年(2014年)9月30日に廃止となってしまいました。その存在を知ったときにはもう廃止直前だったので乗車することは叶いませんでした。専用道の跡は、ちょくちょく車窓に現れるので五條駅から先の区間は目が離せません。
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 それらしいものを見つけててはカメラに収める。その内これらも取り壊されてしまうのでしょうかね。
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 さて、車窓はどんどん田舎の風景へ。山の奥地へと入っていっているなぁと思わせますね。意外にも、途中のバス停で乗り降りがあり、長距離乗車目的や十津川村への観光需要だけで無く、地元の足としても活躍していることが分かりました。
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 なんだか景色が凄いことになってきた。
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 標高が上がってきたからか雪が見られるようになりました。
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 このバスはほとんどの区間を国道168号線を通るわけですが、この区間の車窓が一番きれいだった気がします。雪のお陰もあるかもしれませんが。
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 この先も雪景色を期待しましたが、標高が下がると雪は一気に無くなってしまいました。それにしてもこんなせまい道路をバスは進んでいくのですよ。
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 すれ違いが出来ないようなトンネルも数多くありました。
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 あと、至る所で道路工事をしていましたね。この狭い168号に変わる大きな道路を建設しているのだと思います。
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 新しい道路が出来ればこのバスも走りやすくなるでしょう。でも、乗ってる方からしたら今の方が楽しいですけど。
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 五條バスセンターを出発して約1時間半、2度目の休憩ポイントへとやってきました。ここで20分ほど休憩ですが、ここはお楽しみのポイントがあるんです。それは次回へ。
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撮影日:2015年1月10日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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八木新宮線 五條バスセンター

 日本一の距離を誇る路線バス、八木新宮線の旅。この路線バスは乗車時間が長いため道中に計3回の休憩時間が設けられています。その一回目が五條バスセンター、八木駅を出発してだいたい1時間くらいの地点になります。
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 ここで18分間停車します。列車と違って車内にトイレが無いので、トイレ休憩も兼ねています。
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 バスセンターの隣にはイオンがあるのでここで買い物をすることも出来ますが、観光バスでは無いので時間になると出発していきますから乗り遅れには注意です。
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 日帰りから世界一周までとは大きなことを言ってますね、奈良交通(笑)。
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 五條バスセンターに乗り入れているバスの路線図。上の方に向かって長ーく伸びている路線が八木新宮線に当たります。まだまだ先は長い。
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 このバス種別は特急扱いなんですね。停留所の数がものすごくあるので特急っていう感じはしませんが、実質ほとんどのバス停では乗降がないので特急みたいなもんかもしれません。
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 13:05、1回目の休憩を終え出発です。ちょうど入れ替わるようにして新宮発の2便のバスが五條バスセンターに到着したところでした。
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撮影日:2015年1月10日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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日本一の長距離路線バス・八木新宮線

 近鉄大和八木駅で下車、この駅は近鉄橿原線と近鉄大阪線がクロスするターミナルの役割を果たしている駅の一つです。
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 駅の高架下には昔ながらの喫茶店などのお店が並んでいました。地方に行くとこういう商店街はシャッター通りになっていることが多いですが、ここはどのお店もやっているようでした。
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 さて、大和八木駅で降りたのは表題にもある通り今回の旅のお目当てに乗るためなのでした。それは奈良交通が運行している路線バス、八木新宮線

 八木新宮線は、ここ大和八木駅を起点に奈良県・和歌山県と南下していき遙か彼方の新宮駅までを結ぶ路線バス。路線の全長166.9キロ、停留所の数167、全線の所要時間約6時間半という、高速道路を走らない路線バスとしては最長を誇るバスなのです。
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 最近は旅番組などでも取り上げられる機会が増えて、知名度が上がってきた路線バスですね。距離が長いということも売りですが、道中には日本一大きな村十津川村や世界遺産の熊野古道を通るなど沿線の観光も魅力なんですよね。

 ということで、今回は途中の十津川村で一泊するというプランで旅の行程を練りました。この八木新宮線は一日に3往復しか運行が無いので、行程の選択肢は限られますが観光も含めた行程にしましたので旅の参考にしてもらえるとうれしいです。

 お得な乗車券や時刻表の情報は右記ホームページが参考になります。(奈良交通 八木新宮線

 乗車券はバス停傍の観光案内所で買うことが出来るので時間に余裕がある場合はこちらで買うと良いと思います。もちろんバスの車内でも精算出来ます。
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 後は食事の問題ですね。全行程を乗り通そうとすると6時間半かかり途中で何かを買うということは困難なのでここで食料などを調達しておく必要があります。ただ、道中かなりの山道なので乗り物に弱いって方はここで食事は済ませておくのが無難ですね。ちょうど駅高架下に喫茶店があるのでそこを利用するのが良いと思います。僕も早めのお昼をここで済ませました。懐かしのナポリタンが美味しかったですね。
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奈良交通八木新宮線 八木駅 11:45 ~ ホテル昴 16:20

 と、いつもより周辺情報を詳しく記載しましたが、そろそろ出発。2便に当たる11:45発のバスに乗って長い長い八木新宮線の旅が始まります。
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 見晴らしのいいベストポジションも確保できていい気分で出発進行です!
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撮影日:2015年1月10日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR #1-4,6-7
+ iPhone5 #5


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2015年最初の旅は・・・。

■2015年1月10日(土)

 さて、今回より新シリーズ。2015年最初の旅の模様をお送りしたいと思います。2015年一発目は、正月明けの三連休を利用しての旅となりました。

のぞみ153号 新横浜 7:32 ~ 京都 9:31

 前日の仕事終わりに東京入りして横浜で一泊。新横浜駅から新幹線のぞみに乗るところから旅がスタートします。東海道新幹線が旅のスタートになるのは自分的には珍しい行程です。
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 富士山がとてもきれい。今回もいい旅が出来そうだ。
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 降り立ったのは京都駅。年末年始は実家のある京都に帰省していましたが、数日後にまた戻ってきたという形です。
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 そして、新幹線ホームから移動して、やってきたのは近鉄京都駅。近鉄といえば日本一の営業距離を誇る私鉄ですね。京都・大阪・奈良・三重・愛知と幅広い鉄道網が引かれています。ただ、京都に住んでいたときはあまり馴染みのない鉄道だったんですよね。京都からだと奈良に繋がる路線しか無いので、あまり利用する機会はありませんでした。
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 近鉄の最近の話題といえばこの特急しまかぜでしょうか。2013年に運行を開始したプレミアムな特急列車。大阪・京都・名古屋から伊勢志摩とを結んでいます。
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 外観もかっこいいし、サービスも充実しているし、一度は乗ってみたい特急列車です。今回は残念ながら見送るだけです。
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近鉄特急 京都 10:10 ~ 大和八木 10:58

 僕が乗るのはこちらの特急列車。しまかぜもカッコいいですけど、近鉄特急といえばこのカラーですよね。
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 2階建て車両のビスタカーが売りです。
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 もちろんこの車両の2階席に陣取りました。少し高い位置から見る景色はいいものです。近鉄特急は他の関西私鉄の特急とは異なり特急料金が必要なのでお金のない学生時代などにはなかなか乗らない列車です。僕も京都在住の頃はほとんど乗った記憶がないですね。こうして乗れるようになったということは僕も大人になったのかな(笑)。
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 京都駅からずっと南下してきまして大和八木駅で下車しました。さて、このまま近鉄の旅が続くのか?
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撮影日:2015年1月10日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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急行はまなすで行く冬の北海道紀行 リンク集

・2014年12月20日(土)
#01 冬の青春18きっぷで北へ
#02 リゾートしらかみで五能線を行く
#03 急行はまなすで北の大地へ

・2014年12月21日(日)
#04 急行はまなす 函館駅で機関車交換
#05 はまなす札幌に到着、そして東へ
#06 石勝線 追分駅
#07 石勝線 トマム駅
#08 石勝線 占冠駅
#09 根室本線 新得駅〜富良野駅
#10 富良野線完乗でJR北海道全線制覇

・2014年12月22日(月)
#11 釧網本線 藻琴駅
#12 釧網本線 網走駅〜知床斜里駅
#13 釧網本線 知床斜里駅〜緑駅
#14 釧網本線 緑駅〜釧路湿原駅
#15 釧路湿原 細岡展望台
#16 タンチョウヅルに会える駅 茅沼駅
#17 釧網本線 東釧路駅

・2014年12月23日(火)
#18 根室本線 尺別駅
#19 根室本線 直別駅
#20 根室本線 上厚内駅
#21 上厚内駅周辺の小さな集落を歩く
#22 根室本線 豊頃駅
#23 根室本線 10ドル駅
#24 根室本線 稲士別駅

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旅の乗車記録Vol.53

・急行はまなすで行く冬の北海道紀行

日時:2014年12月20日(土)~ 12月23日(火)
全乗車距離:1831.2キロ
全乗車時間:32時間16分
完乗路線:富良野線

◎旅の行程
・2014年12月20日(土)
秋田空港線 秋田空港 13:05 - 秋田駅西口 13:40
リゾートしらかみ5号 秋田 14:17 - 青森 19:26
急行はまなす 青森 22:18 - 札幌 6:07

・2014年12月21日(日)
エアポート70号 札幌 7:06 - 千歳 7:38
千歳線/石勝線 千歳 7:46 - 追分 8:09
スーパーとかち1号 追分 8:42 - トマム 9:37
スーパーとかち4号 トマム 9:51 - 占冠 10:05
スーパーおおぞら3号 占冠 10:22 - 新得 11:06
根室本線 新得 11:36 - 富良野 13:07
富良野線 富良野 13:36 - 旭川 14:52
快速きたみ 旭川 15:05 - 北見 18:24
石北本線 北見 18:30 - 網走 19:33

・2014年12月22日(月)
網走バス 網走駅前 7:10 - 藻琴駅前 7:32
釧網本線 藻琴 8:00 - 網走 8:17
快速しれとこ 網走 10:01 - 釧路湿原 13:08
摩周&川湯温泉足湯めぐり号 釧路湿原 13:48 - 茅沼 14:09
釧網本線 茅沼 14:39 - 東釧路 15:13
根室本線 東釧路 15:47 - 釧路 15:51
根室本線 釧路 17:22 - 帯広 20:15

・2014年12月23日(火)
スーパーおおぞら8号 帯広 15:10 - 南千歳 17:11
エアポート164号 南千歳 17:13 - 新千歳空港 17:17
JAL 2827 新千歳空港 19:00 - 秋田空港 20:00

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根室本線 稲士別駅

 根室本線の駅巡りもついにラスト。ラストを飾るのは稲士別駅。
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 板張りのホームがあるだけの簡素な駅。仮乗降場が起源のこの駅、現在の姿も「仮」という言葉が似合うくらいの佇まいです。
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 ただでさえ少ない普通列車のうち半数以上はこの駅を通過してしまいます。何故か釧路方面の14時台に2本の列車が設定されているので列車での訪問をするならこの時間帯が狙い目ですね。
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 かつてはボロボロの待合室があったようですが、完全に撤去されてしまっています。見たかったな。
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 駅周辺は住宅が点在しているので秘境感はあまりありませんが、それでも北海道の駅らしい駅だと思いました。レンタカーでの駅巡りはここまで、帯広駅に戻ってレンタカーを返却。ここから帰路へと付きます。
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スーパーおおぞら8号 帯広 15:10 ~ 南千歳 17:11

 帯広からはスーパーおおぞらで一気に南千歳まで。
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エアポート164号 南千歳 17:13 ~ 新千歳空港 17:17

 新千歳空港からJALで秋田へと帰ってきたのでした。急行はまなすで始まった2014年最後の旅、北海道滞在中は天気にも恵まれ思い出に残る旅が出来ました。ここまでお付き合いありがとうございました。また、次の旅でお会いしましょう。
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撮影日:2014年12月23日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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根室本線 10ドル駅

 根室本線の駅巡りも終盤5駅目。やってきたのは十弗駅です。扉や窓がサッシになっているのが少し残念ですが、木造駅舎の残る駅です。
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 そしてこの駅「10ドル」駅と呼ばれています。それは十弗(とおふつ)の弗の字が$(ドル)に見えるからなんですね。調子に乗ってしまったのかホームにはこんなものまで作られていました(笑)。看板には「10$持って旅に出よう、きっといいことが待っている」とありますが、1,200円くらいじゃあんまり遠出出来ませんね。
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 現在は1面1線のホームですが、かつては1面2線の島式ホームだったとか。駅舎側から行くとこうして階段でホームに上がるのがその名残でしょうね。
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 ホーム側から見た駅舎の雰囲気はなかなかいい感じです。
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 途中下車してまで訪問したいかといわれるとちょっと疑問ですが、長時間停車してくれるとうれしいなという位置づけの駅(あくまで個人的に)。
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 それでは次の駅へと参りましょう。
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撮影日:2014年12月23日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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根室本線 豊頃駅

 根室本線の駅巡り、4駅目の訪問は豊頃駅。面白い形の駅舎ですね。訪問駅を調査する際にネットで見た写真だと屋根の部分は青かったですが、訪問してみると緑色に変わっていました。
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 いろいろと改修されているんですね。
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 古い状態のままの駅というのが少なくなってきた印象ですね。まぁ取り壊されて無くなってしまうよりははるかにいいですけどね。
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 この駅、ちょっと面白いのが駅舎が面しているホームが1番線なんですが、対向の2番線は駅舎を通らずに駅舎横の跨線橋で渡るという構造をしています。この跨線橋はもともとホーム用じゃ無くて線路を渡るためのもののようでした。
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 反対側の2番線側の跨線橋を降りたところ。柵の一部が切り取られていて2番線へと繋がっているのが分かると思います。
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 どうしてこういう構造になったのか。もともとは構内踏切だったのが、無人化したことでこういう構造になったのかとも思いましたが、構内踏切の形跡は見当たりませんでした。
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 ちょうど駅滞在中に、特急スーパーおおぞらが駆け抜けていきました。普通列車の運転本数は少ないですが、特急や貨物を含めるとそこそこの数の列車が走っているんですね。
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 さて、それでは次の駅へ。
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撮影日:2014年12月23日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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上厚内駅周辺の小さな集落を歩く

 根室本線の上厚内駅、木造駅舎が目玉ではありますが周辺の小さな集落もなかなかのものなのです。といっても、ほとんど廃墟のようになっていて一種のゴーストタウンの雰囲気を出しています。
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 立派な木造駅舎が建てられるような地域なので、かつてはそれなりに繁栄した集落であったと推察されますが、現在どれくらいの人がここで暮らしているのでしょう。
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 なかなか渋い小屋だ。
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 それにしても人とすれ違うことがない。
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 駅前でここまで衰退している集落を訪問したのは初めてかも。
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 現役のポストの存在が、かろうじてこの集落が完全に死んではいないことを示しているかのようでした。
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 上厚内の会館だという建物。かつては小学校だったようです。
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 これも駅舎に負けない激シブ物件ですね。
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 駅の跨線橋から集落を見下ろした風景。駅は集落に対して一段高いところにあります。こうして長い間集落を見つめ続けていたんでしょうね。
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 木造駅舎の素晴らしさを伝えてくれる上厚内駅。それと同時に地方の厳しい現実も突きつけられる、そんな駅だと思いました。
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撮影日:2014年12月23日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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根室本線 上厚内駅

 根室本線の駅巡り、3駅目の訪問は今回一番楽しみにしていた上厚内駅。すっばらしい木造駅舎が健在。
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 この駅に訪問したくてレンタカーを借りたといっても過言ではない。最近JR北海道内では木造駅舎の建て替えが進んでいるようなので、この機を逃すともう見れなくなるかもという危機感もありましたね。
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 元々は信号所として開業、その後、1926年(大正15年)に駅に昇格。駅舎は昭和に入ってから建てられたものだと思われます。
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 無人化されており、窓口は閉鎖されています。
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 端の方にベンチがあるだけの寂しい佇まいですが、座布団が敷かれていたりゴミも無くきれいな状態が保たれているので、駅の管理は行き届いているように感じられました。
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 日中の列車本数はかなり少ないので列車での訪問は難易度が高め。救いはこの駅で数分間停車する列車があることでしょうか。
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 ホーム側から見た姿もいいですよね。これぞ木造駅舎っていう感じがします。
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 いつまでも残していたい日本の原風景。
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 時刻標を見ると釧路方面への普通列車が来る時間だったので跨線橋で待ち構えてみることに。
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 キハに木造駅舎、とてもマッチングしています。
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 降りる人も乗る人も居ませんでしたね。いってらっしゃい。
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 いい風景に出会えて本当に満足です。
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 さて、上厚内駅。ここは駅舎だけで無く周辺の集落の廃れ具合もいい味出しているんですよね(というと失礼ですけど)。次回は、駅周辺の様子をお送りしたいと思います。
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撮影日:2014年12月23日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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根室本線 直別駅

 レンタカーで廻る根室本線の駅巡り、尺別駅から帯広方面へと戻りながらいくつかの駅へ訪問していきます。2駅目の訪問は尺別駅のお隣、直別駅。当初の予定では訪問するつもりはありませんでしたが、通り道だったので寄ってみることにしました。
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 ログハウス風の駅舎の直別駅。
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 正面から見ると扉が無く、右手に廻ると2つ。
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 左手に廻ると1つと扉がたくさんあります(笑)。
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 ホームへ繋がる扉は右手側の2つあった扉の右側。「ちょくべつ」と表札のような駅名が掲げられている方の扉でした。開けてみると待合室はとても狭くてすぐ目の前にはホームへの扉がありました。これ2人くらいしか入れないんじゃ。。。
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 それくらいしか利用客がいないのかもしれませんね。こちらはホーム側から見た駅舎。こんなに小さな小屋に扉が4つも付いている、なんとも面白い駅舎でした。
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 ホームは広々、この駅も列車交換が出来るようになっていて、列車によっては数分間の停車時間が設けられているものもあります。
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 ちょうど駅訪問時に貨物列車が通過してくれました。うれしかったんですが、貨物短すぎ。
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 それでは次の駅へと参りましょう。
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撮影日:2014年12月23日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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根室本線 尺別駅

■2014年12月23日(火)

 冬の青春18きっぷ北海道の旅4日目。この日は青春18きっぷは使わずにレンタカーでの駅巡りです。レンタカーでの駅巡りは少々不本意なところもありますが、列車の運転本数を考えたらしょうが無いですよね(と言い訳)。

 実は旅の計画をしたときには、愛国駅や幸福駅などの広尾線の廃線跡を巡るつもりでレンタカーを予約していました。が、旅をしている途中、特に鱒浦駅の木造駅舎が取り壊されてしまったのを見て、現役の駅舎の方が貴重に思えて急遽、帯広駅近辺の根室本線の駅巡りをすることにしたのでした。

 最初に訪問したのは尺別駅。駅舎の形が特徴的です。
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 写真で見たときはもっとオンボロの駅舎だったんですが、どうやら改修された後のようでした。少し残念な気もしますが、元の形を保っているので良しとしましょう。
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 待合室はこんな感じ。
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 ホームの跨線橋から見た駅舎。雪が自然に落ちてくるようにつくられた屋根がいい感じ。
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 あとこの尺別駅、駅舎もいいですが、このロケーションが素晴らしい。この日も天気が良くてお天気の神様に感謝です。
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 今でこそ秘境駅な雰囲気の駅ですが、かつては炭鉱線も走っていて非常に栄えていた駅だったようです。広い構内はその名残ですかね。
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 現在の駅前はこんな感じで完全に廃墟のようになっていて、果たして住んでいる人が近くに居るのか心配になりました。日常的にこの駅を利用している人はいるのかなぁ。
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 廃墟好きとしては周辺の散策もしたいところでしたが、他にも寄りたい駅がたくさんあるので次の駅へと進むことにしましょう。
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撮影日:2014年12月23日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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釧網本線 東釧路駅

釧網本線 茅沼 14:39 ~ 東釧路 15:13

 釧網本線最後の訪問駅は東釧路駅。
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 釧網本線の列車はこの次の釧路駅まで乗り入れていますが、釧網本線としてはこの駅が起点になります。しかし、路線の分岐駅ってどうして主要なターミナル駅から一駅ずれたところにあることが多いんでしょうね。
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 この駅を訪問した理由はこの渋い駅舎。かつては貨物の取り扱いもあり、どちらかというと旅客よりも貨物がメインの駅だったようです。
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 昔は側線もたくさんあったようで、ホームから駅舎が離れていることがこの名残を示しているのかなと思います。
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 入口側はこんなかんじ、レンガのブロックが良い味出しています。それにしても雪の降るこんな季節なのに駅前には自転車がいっぱい。まさかこんな雪の中でも自転車に乗るんでしょうか。
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 温かみのある木造駅舎も好きですが、こういう無骨な感じの駅もまた好きですね。
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 駅舎の中はこんな感じ、窓口も塞がれており、広いスペースの真ん中にポツンと置かれた2つのベンチがあるだけ。内装も無骨な感じですね。そして、暖房がないので寒い。
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 事務所の方は今は保安員さん達の詰め所になっているようでした。
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 ちょうど僕の訪問時はホームで雪かきをされていました。寒い中ありがたいことです。
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根室本線 東釧路 15:47 ~ 釧路 15:51

 北海道の冬は日が落ちるのが早く、寒くて列車を待つのが辛くなってきたところで根室本線からの列車が到着。この列車で終点の釧路駅へと向かいました。
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 2度目の釧網本線訪問は天候にも恵まれ印象に残るものとなりました。この路線は何度でも訪問したい、そう思わせる路線ですね。
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 さて、3日目は釧路で一泊・・・ではなくてこのあと根室本線で帯広駅まで大移動なのですが、こちらは暗くなってからの移動なので割愛して3日目のレポは終了としたいと思います。北海道の旅最終4日目は、帯広よりスタートします。

撮影日:2014年12月22日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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タンチョウヅルに会える駅 茅沼駅

摩周&川湯温泉足湯めぐり号 釧路湿原 13:48 ~ 茅沼 14:09

 釧路湿原駅からは反対方向の列車に乗り込みました。この列車、見た目は普通の列車ですが摩周&川湯温泉足湯めぐり号といって、摩周駅と川湯温泉駅で長時間停車してくれるので、それぞれの駅での足湯を堪能することが出来るお得な列車なんです。
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 でも今回はそこまでは行かず途中の駅で下車します。余談ですが北海道の路線の悩みどころはこのシカですね。大自然の中を線路が走っているのでシカとの接触事故が絶えないそうです。
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 この列車も運転士さんを含めて3人体制で前方の安全確認が行われていました。
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 さて、釧路湿原駅から3駅戻って下車したのは茅沼駅。この駅はタンチョウヅルが来る駅として有名ですね。タンチョウヅルに会えるかどうかは完全に運任せなので、はたして会えるかとドキドキしながら駅に降り立ちました。
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 いたーーーーーー。
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 かつて有人駅だった頃、茅沼駅の駅員さんによって餌付けされていたんだそうです。無人駅になってからも地元の方が餌やりを続けてくれているおかげで、こうしてタンチョウヅルに会えることが出来るんですね。
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 基本、つがいで居ることが多いタンチョウヅル。求愛ダンスも見たかったですが、残念ながらそれは見れず。
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 いやしかし、美しい姿です。急遽、訪問を決めた駅でしたが、来て良かった。
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 おおお、飛ぶぞ。
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 かっこいい。
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 たくさんのタンチョウヅルに会うことが出来て幸せなひとときでした。
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撮影日:2014年12月22日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR #1-4
+ DA 55-300mm F4-5.8 ED #5-11


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釧路湿原 細岡展望台

 釧路湿原駅は1988年臨時駅として開業、その後1996年に常設駅になった新しい駅です。駅名の通り釧路湿原の中にある観光用の駅ですね。
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 ここから10分くらい歩いたところに展望台があるのでそこまで行くことにしました。実はここ前回釧網本線を訪れたときにも来ているので2度目の訪問になります。そのときは5月だったので雪景色は初めてです。
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 道が凍っていてツルツル滑る中、お目当てのポイントに到着。
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 じゃーーーん、パノラマビュー。
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 広大な湿原。人が誰も住んでいない正に大自然の中ですね。
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 遠目からも川の水が透き通っているのが分かります。
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 こんなところに列車に乗るだけで簡単に来れてしまう。鉄道の存在ってやっぱり大きい。
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 阿寒富士も素晴らしいです。
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 手軽に釧路湿原が堪能出来る細岡展望台は釧網本線の旅のアクセントにオススメの場所だと思います。
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撮影日:2014年12月22日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR #1,2,7
+ DA 55-300mm F4-5.8 ED #3-6,8,9


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釧網本線 緑駅〜釧路湿原駅

 釧網本線の旅もだいたい中間地点、川湯温泉駅。かつて青春18きっぷのポスターにも使われたという木造駅舎が健在。駅前には足湯もあります。季節によって運行される摩周&川湯温泉足湯めぐり号だと停車時間があるので足湯を楽しむことも出来ます。
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 そしてお次は摩周駅。ここはぽっぽ亭の豚丼が有名ですね。以前訪問した時には駅で買いました。めちゃめちゃ美味しかったのを覚えています。また、食べたいんですが今回は停車時間が無いため泣く泣くスルー。
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 だんだんと湿原っぽい車窓になってきました。釧網本線後半の区間は釧路湿原の中を通っていきます。いろんな顔を見せてくれる釧網本線は乗るだけでも楽しめる路線ですね。
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 釧路湿原に入る前に標茶駅で列車交換を兼ねて小休止。13分の停車です。
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 時間があるので駅舎を拝見。釧網本線の他の主要駅と同じように三角屋根が特徴的です。
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 かつてはここから標津線が分岐していたのだとか。1989年(平成元年)に廃止。さすがに10歳の頃じゃ乗りに来るのは無理だったな。
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 さて、そろそろ出発の時間ですが、どうやら対向の列車が遅れているらしくまだ出発できません。結局、10分ほど遅れての出発となりました。
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 標茶駅を過ぎたところから釧路湿原の中を走行します。
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 こういう車窓は北海道でしか味わえませんよね。
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 さて、当初の予定では終点の釧路駅まで乗り通すつもりでしたが、あまりにも天気が良いので途中下車をしてみたくなり時刻標とにらめっこ。今後の行程を組み直して釧路湿原駅で下車することにしました。ここからちょっと散策へ。
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撮影日:2014年12月22日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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釧網本線 知床斜里駅〜緑駅

 釧網本線の旅、知床斜里駅からはオホーツク海を離れ、進路を南に取り釧路を目指します。
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 知床斜里、中斜里、南斜里としゃりしゃりした駅名が続きます(笑)。
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 今シーズンの道東の冬は大雪の期間と晴れの期間が交互に来ているようです。僕が訪問した時はご覧の通りの快晴の日で本当に良かった。雪の中の旅も冬の北海道らしくていいですけど、写真に収めることを考えると晴れてくれると非常に助かりますね。
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 しゃりシリーズ3つ目の南斜里駅は仮乗降場のような佇まい。快速しれとこはもちろんほとんどの普通列車も通過してしまうという駅です。
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 清里町駅で網走方面の列車と列車交換。
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 後ろに見える山は斜里岳。
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 海岸線を走る前半パートも素晴らしかったですが、この平野部のパートの車窓も素晴らしい。
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 もう少し日中の列車本数があるといいんですけどねぇ。
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 駅名が素敵な緑駅は駅舎も緑。この駅はいつか訪問したいと思っている駅の一つです。ただ、この区間は本州などでいうところの県境に当たるような地域で運転本数が少なくなる区間なので列車での訪問は難易度が高そうです。
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 ちょうどこの時は車で訪問されている方がいましたね。やはり車での訪問が妥当ですかね。
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撮影日:2014年12月22日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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釧網本線 網走駅〜知床斜里駅

快速しれとこ 網走 10:01 ~ 釧路湿原 13:08

 網走駅からの折り返しは10時01分発の快速しれとこ。ここまで2時間ほどの時間が合ったのでホテルに戻って朝食タイムを取っていました。網走駅から釧路方面へと向かう朝の列車は、始発の6:41の次がこの10:01発の快速しれとこまでありません。なかなか厳しいダイヤです。
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 車両はキハ54形。道東の気動車といえばこの車両というイメージです。
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 例によって最後尾の車窓を楽しみながら約3時間の釧網本線の旅がスタートです。
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 網走駅の隣は桂台駅。最初は仮乗降場として開業し、JRへの移管に合わせて駅に昇格した経緯を持つ駅です。ルーツをみると利用者は少ないように思えますが、近くに高校があることから学生さんの利用が多い駅のようです。早朝、藻琴駅から乗った列車では多くの学生さんが乗車していましたが、全員この駅で降りていきました。
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 桂台駅を過ぎると釧網本線はしばらく海岸線に沿って走ります。オホーツク海を見ながら走るこの区間は釧網本線最初の見所ですね。
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 次の駅は鱒浦駅。ここには木造駅舎があったハズなんですが、奥に見える犬小屋みたいな駅舎に立て替えれてしまいました。実は、藻琴駅訪問の後、この鱒浦駅に訪問するつもりだったんですが、藻琴駅に向かうバスから駅舎が完全に撤去されている姿を見て訪問を断念しました。

 僕の訪問した1週間前にtwitterのフォロワーさんが釧網本線を旅されていて、その時はまだ旧駅舎は残っていたので間に合うかと思いましたが、この1週間の間に取り壊されてしまったようです。雪の無いところが旧駅舎のあったところと思われるので、取り壊しは本当に直前だったのかもしれません。
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 そして、先ほど訪問した藻琴駅の次の駅が北浜駅。ここは過去に訪問したことがあります。この駅にも木造駅舎の中に喫茶店が入店しています。こうしてみるとお店が入店している駅舎は取り壊しから逃れられているようです。
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 この区間は木造駅舎にオホーツク海と見所が多くて全然退屈しませんね。向こうに見えるのは知床半島。
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 止別駅も木造駅舎が健在。ここもラーメン喫茶が入店しています。この駅もじっくりと訪問してみたいですね。
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 それにしても天気のいいこと。この車窓に出会えたことは本当にうれしい。
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 快速という名が付いてますが、ほとんどの駅に停車する快速しれとこ。知床斜里駅で最初の長時間停車があります。停車時間は17分、その時間を利用して駅舎を見に行きました。横に長い長い知床斜里駅の駅舎。
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 行程的にはここまででだいたい1/3が過ぎたところ。釧網本線の旅はまだまだ続きます。
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撮影日:2014年12月22日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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