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予讃線 串駅から下灘駅までを歩く

 串駅から下灘駅までの距離は2.6キロ、十分に歩ける距離です。道もほぼ一直線なので迷うことなく歩けると思います。道は交通量の多い国道と線路沿いに並行して進む旧道とがありますが、旧道の方が断然お勧めです。
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 というのも旧道を歩いていると、たまにこうして線路脇まで登る小道が現れます。
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 そこを登ると、ちっさな踏切のある場所に出るんです。うぉぉ、なんかいい雰囲気だぁ。
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 踏切を渡った先には細い道が続いています。
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 上の方に民家が見えるので、あそこに住んでいる方がこの踏切を使うんでしょうか。道がここしか繋がってないとすればすごい環境ですねぇ。
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 でも海が見える、景色は最高のポイントです。
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 こんな風に寄り道しながら歩いていきます。
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 遮断機も警報機もない踏切のオンパレード。実に楽しい。
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 串駅から下灘駅に向かう際に唯一気を付けないといけないポイントがこちら。特に国道沿いを歩く場合は注意なんですが、このポイントで踏切を渡って右手の道に入らないと駅に到達することが出来なくなります。(これ最重要ですよ)
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 地図を見る限りだと国道沿いをまっすぐ進んでも駅に着くように思えるんですが、国道側から駅に続く道がないのでここまで戻る羽目になってしまいます。看板があるのでこれを目印にしましょう。
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 さぁ、下灘駅まであとちょっと。今までは線路より低いところにある道を歩いてきましたがここからは道路の方が線路より高い位置にあります。
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 このS字いいですね、列車が走るシーンを撮ってみたくなります。
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 この看板が見えたら駅までもう一息。
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 寄り道しながらで約30分、下灘駅に到着しました。下灘駅はあまりにも有名なので駅を訪問する方はたくさんいるでしょうけど、その際はぜひとも近くを歩いてみてもらいたいです。きっといろんな発見が出来ると思いますよ。また、歩きたいなぁ。
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撮影日:2012年5月3日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

予讃線 串駅

 伊予鉄道を完乗し郡中港駅。その駅の傍にJR予讚線の伊予市駅があります。
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予讃線 伊予市 14:58 ~ 串 15:23

 ここからはJRの未乗車区間を乗り潰していきます。前日に特急で内子線を経由する山線と呼ばれるルートは乗り潰しているのでこの日は海線と呼ばれるルートを乗り潰します。
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 元々は、こちらが予讃線のメインルートだったんですが新線の山側ルートが出来てからは完全なローカル線となってしまいました。でも、ローカル線大好きな僕としては最高のシチュエーションです。
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 そして、この区間には海の見える駅として有名すぎる下灘駅があります。僕もここを訪問しようと思っていますが・・・。
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 その一駅先の串駅で下車しました。
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 この区間は下灘駅の知名度が高すぎますが、串駅もなかなかいい雰囲気です。
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 『止まれ見よ』踏切大好きです。
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 これもいい!
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 さて、あんまりここでのんびりともしてられません。何故ならここから隣の下灘駅まで歩いて向かうのです。タイムリミットは、次の列車の時間までの約1時間。さぁ、行くぞぉ。
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撮影日:2012年5月3日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

伊予鉄道 郡中線

伊予鉄道郡中線 松山市 13:45 ~ 松前 14:01

 伊予鉄の旅も残り1路線、最後は郡中線に乗車します。
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 郡中線は、松山市駅と郡中港駅とを結ぶ全長11.3キロの路線。高浜線と横河原線が相互直通運転をしているのに対して、郡中線は独立して運用されています。車両は伊予鉄道3000系、元々は京王電鉄井の頭線で運行されていた車両だそうです。
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 ここまでフリーきっぷがないため郊外線では途中下車していませんでしたが、郡中線には途中の駅に訪問したい駅があったので途中下車します。その駅は・・・。
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 松前駅。松前と書いて「まさき」と読みます。ここにも伊予鉄道では数少なくなった木造駅舎が残っているんですよね。
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 そして、駅員さんもおられる有人駅。木造駅舎に有人駅って最高の組み合わせですよね。
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 木造駅舎で列車を待つ、なんか贅沢な時間です。
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 わずか15分ほどの滞在時間でしたが、心に残る駅でした。
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伊予鉄道郡中線 松前 14:17 ~ 郡中港 14:24

 そして伊予鉄最後の訪問駅、終点の郡中港駅に到着しました。
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 これにて伊予鉄完乗になります。
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撮影日:2012年5月3日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

坊ちゃん列車の方向転換

 伊予鉄道郊外線の旅、ちょっと一休みして松山市駅の周辺でお昼を取りました。お昼を食べて、さぁ残りの一路線を乗り潰そうと駅に向かう途中に坊ちゃん列車と遭遇しました。
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 昔の坊ちゃん列車は本当のSLが牽引していたようですが、現在のそれは復興版なのでSLの形をしていますが動力はディーゼルなのだそうです。それでも松山観光の目玉として人気が高い列車になっています。
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 坊ちゃん列車は、松山市駅前と道後温泉を結んでいます。松山市駅前にやってきた坊ちゃん列車、ここで気になるのはこの駅は行き止まりの駅なので折り返しをどうするのかなぁということ。通常のSLなら転車台で回転するところですがそういう設備はここにはありません。
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 興味津々で観ていると、機関車が客車から切り離されました。
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 そして、なんとジャッキアップされた車体が人の手によって回転してるではないですか!
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 機関車グルグル。
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 これには驚かせられましたねぇ。
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 機関車を回転させた後は、客車の移動。客車は動力が無いので人の手で運びます。かなり重そう。
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 がんばれーーーって応援したくなりますね。
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 思いっきり人の手で運用されているところがいいですね。
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 方向転換を済ませて準備万端の坊ちゃん列車。
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 いいシーンを観ることが出来て満足しました。
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撮影日:2012年5月3日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

伊予鉄道 高浜駅・横河原駅

 伊予鉄道を巡る旅、今度は郊外線を乗り潰します。郊外線は、高浜線・横河原線・郡中線の3路線があり松山市駅を起点として3方向に広がっています。まずは、高浜線から乗り潰します。

 大手前駅から一気に終着駅の高浜駅までやってきました。
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 なかなかいい雰囲気の木造駅舎が建っています。
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 駅前には高浜港がありちょうどフェリーが入港してきたところでした。フェリーに乗って瀬戸内海の島々を回る旅というのもやってみたい。船はあんまり得意ではないのですが・・・。
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 それにしても、この高浜駅の駅舎素敵です。昔はここからフェリー乗り場までたくさんの人の往来があったんでしょうね。
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 伊予鉄道もいつくかの木造駅舎は建て替えられてしまったようですが、生き残っている木造駅舎はこのまま保存していってもらいたいですね。
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伊予鉄道高浜線/横河原線 高浜 10:58 ~ 横河原 11:51

 それでは折り返し、今度は横河原線に入ります。高浜線と横河原線は直通運転をしているので高浜駅からの折り返しの列車が横河原行きになります。
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 ちなみに伊予鉄道では、市内線はフリーきっぷがあるんですが郊外線を全線乗れるフリーきっぷの設定が当時はありませんでした。今調べてみると夏休み期間だけ郊外線の一日乗車券があるみたいです。どうせなら通年販売して貰えませんかねぇと伊予鉄さんには言いたい(苦笑)。

 というわけで、運賃の節約もかねて一気に終点・横河原駅。
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 ここにも古い木造駅舎が。旧字体の驛というのもいい味出してます。
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 終着駅にこういう立派な木造駅舎が残っているというのはうれしいですね。
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 市内線が楽しい伊予鉄ですが、郊外線もなかなか魅力的。
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 こういう黒板の掲示板が残っている駅もだいぶ少なくなってきましたよね。
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 そんな昭和なもので溢れている駅でしたが、平成のシロモノ・電光掲示板もあったりするところがちょっと面白かったです。
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伊予鉄道横河原線 横河原 11:59 ~ 松山市 12:28

 高浜線・横河原線とこれで完乗になります。
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 あと一路線ですが、松山市駅でお昼を取るため小休止。
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撮影日:2012年5月3日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

伊予鉄道 ダイヤモンドクロス

 しつこいほど紹介しています、大手町のダイヤモンドクロス。それほど心惹かれる場所なのです(笑)。
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 線路もクロスしていますが架線もクロスしています。
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 見所は踏切が降りてきて路面電車が電車待ちをするところ。
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 電車がクロスしている光景って面白いです。京都市電が走っていた頃は、僕の地元京都でもこのような光景が見られたそうなんですが、僕が生まれる直前に京都市電は廃止になってしまっていたのですよね。
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 でもこうして旅をすることで、その光景を体験することが出来るのです。地方ローカル線の旅は、タイムスリップの旅でもあるのですね。
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 さて、ダイヤモンドクロスも十分に堪能した後は乗り潰しに戻ります。今度は郊外線の路線に乗車します。
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伊予鉄道高浜線 大手町 10:32 ~ 高浜 10:51

 まずは、高浜線に乗車。
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 電車待ちする路面電車を横目に出発進行。
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撮影日:2012年5月3日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

伊予鉄道 環状線その2

 伊予鉄道の市内線も残り環状線の半分を残すのみ。環状線と言っても松山市駅前に来るためにいったん周回軌道から外れるため松山市駅では折り返しの運転となります。なのでずっと乗ってることは出来ないみたいですね。
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 ここまで天気の悪い日が続いていましたが、ここに来て青空が広がってきましたよ。
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伊予鉄道環状線2系統 松山市駅前 9:36 ~ 大手町駅前 10:06

 それでは再び環状線に乗り込みます。
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 木製の床の列車って好きですねぇ。
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 なかなかこういう列車にはお目にかかれないのでどんどんシャッターを押してしまいます。
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 おぉっと、反対車線に坊っちゃん列車の姿が。
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 左回りに回ってきてここで分岐点。向こう側が道後温泉へと向かう路線になります。ここから本町六丁目までが残りの未乗車区間です。
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 ここからは城北線といって昔は道後鉄道という鉄道の路線だったみたいです。そして路面電車の区間もここで終わりです。
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 途中下車して散策してみたい雰囲気の街並みです。
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 ぐるっと一周してきて大手町駅前、まずは伊予鉄道市内線は完乗です。
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撮影日:2012年5月3日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

伊予鉄道 環状線その1

伊予鉄道環状線2系統 本町六丁目 9:07 ~ 松山市駅前 9:22

 本町六丁目からは、環状線で市内をぐるっと一周します。環状線は右回り・左回りの運行がありいずれも松山市駅を起点として一周する形をとっています。
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 ここ本町六丁目あたりの路線は、路面電車ではなくて専用軌道となっていました。狭い路地裏のようなところを縫うように走っています。
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 それにしてもこの列車古くて味わいがあっていい感じです。
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 信号確認。
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 降車を知らせる押しボタンもいいですねぇ。
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 古町駅は、郊外線と市内線が交差する駅。
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 こうして市内線(軌道線)が郊外線(鉄道線)を斜めに横断するのです。伊予鉄道といえば大手町のダイヤモンドクロスが有名ですが、こちらもなかなか見ごたえがあります。
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 そして古町駅から先、JR松山駅前を過ぎると大手町のダイヤモンドクロスがお目見えです。
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 大手町のダイヤモンドクロス、線路が十字に交差するところは他の鉄道でも見られますが、ここの面白いところは軌道線と鉄道線の線路がクロスしているところだと思います。こういうところは、今は全国でここだけになってしまいました。

 このポイントの優先権は鉄道線の方にあるので鉄道線の列車が通るときは、軌道線の路面電車は踏切待ちをしなければなりません。目の前を列車が通り過ぎるのを列車から見る、なんとも不思議な感じです。
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 向こう側でも待っている列車がいますね。そして、カメラを向けている方も。多くの方がこれを見に伊予鉄にやってくるんでしょうね。僕もその一人ですが(笑)。
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 線路を渡るときの独特の音も楽しいです。ガタンガタンの間隔がすごく短くなるんですよ。動画も撮っておくべきだったなぁ。
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 まずは、環状線の半分を走破し松山市駅前に到着しました。
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撮影日:2012年5月3日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

伊予鉄道 本町線

■2012年5月3日(木)

 GWの四国旅もようやく6日目、残りあと2日となりました。6日目は伊予鉄道から乗り潰していきます。道後温泉に一泊したことからこの日は道後温泉駅からのスタートになります。さすがにGWまっただ中、朝から人がたくさんいます。
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 道後温泉駅では坊っちゃん列車も待機してます。
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 伊予鉄道には、市内線と呼ばれる路面電車と郊外線と呼ばれるいわゆる普通の電車の2種類の路線があります。まずは、市内線と呼ばれる路面電車の区間を乗り潰しましょう。
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 市内線、路線名でいうと全部で5つの路線を有していますが運転系統はそれぞれの路線をまたぐようにして運行されています。松山市駅を起点に右回り・左回りをしている環状線が2系統と道後温泉と松山市駅・JR松山駅・本町六丁目を結ぶ3系統の合わせて5系統の運行形態があります。
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 新しいタイプの路面電車も走ってますが、やっぱりこのタイプが一番しっくりきますね。
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伊予鉄道本町線 道後温泉 8:34 ~ 本町六丁目 8:57

 乗り潰し一本目、まずは道後温泉と本町六丁目とを結ぶ本町線に乗車します。
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 路面電車が走る街並みが大好きなんですが、これだけの本数が走っているとなるともうたまりませんね。
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 ここで路線が分かれ右に分岐しているのがJR松山駅方面。まっすぐ進むのが本町線になります。(列車最後尾からの撮影)
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 本町線は単線なんですね。
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 終点の本町六丁目に到着しました。
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 路線図を見ると、本町六丁目で環状線と乗り換えが出来るので線路が繋がっているのかと思ってましたがお互いは繋がってませんでした。前方に見える踏切を左右に渡っているのが環状線で、本町線は踏切の手前で線路が切れています。
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 ここで乗り換え、次は環状線に入ります。
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撮影日:2012年5月3日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

道後温泉で一泊

 しばらく空いてしまいました。3連休はまた旅に出ておりました、今回は三陸方面へ。震災以降、三陸方面を訪問するのに二の足を踏んでいましたが、ある程度の鉄路も復旧してきたことだしここで現状を見ておきたいと思い行ってまいりました。ある程度復旧といっても海岸沿いの復旧はまだまだ、完全復旧までには長い年月を有するんだろうなぁとしょんぼりしてしまいました。

 それでも、鉄路が復旧している地域では鉄道がしっかりと地元を支えている。そんなことを感じることが出来ました。やはり鉄道があることで他と繋がることが出来る。鉄道があるからいろんな人が訪れてきてくれる。鉄道はなくてはならないものなんだなと痛感した旅でした。この模様はまた後日にアップしますね。

 そんな旅の模様にたどり着くためには、この四国旅を早く消化せねば・・・。というわけでGWの四国旅、5日目の夜から再開します。

伊予鉄道環状線2系統 松山駅前 19:55 ~ 松山市駅前 20:02

 松山までやってきたこの日、この日の宿は道後温泉に取っています。道後温泉で一泊なんてなんてぜいたくなと思うでしょうけど、宿を取ろうと思った時にはもう道後温泉しか残っていないのでした。といっても一泊数万円もするような部屋はとてもじゃないけど取れないので一番安いホテルを選びました。それでもいつも泊まるビジネスホテルよりはやはり高い・・・。
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 道後温泉に向かう前に、松山市駅前まで出て夕食を取ることにします。松山はJRの松山駅と伊予鉄道の松山市駅があり松山市駅の方が栄えている感じです。途中、夜のライトに照らされるダイヤモンドクロス。明日、じっくり堪能します。
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 松山市駅前にて。
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伊予鉄道市駅線 松山市駅前 21:04 ~ 道後温泉 21:20

 夕食を取りいよいよ道後温泉へ。
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 道後温泉駅に到着。夜の雰囲気いいですねぇ。
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 立派な駅舎。
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 駅前にはからくり時計があり、ちょうど僕が着いた頃に動き出しました。通常は1時間おきみたいなんですが、GW期間中ということもあり特別に30分おきに動くようです。
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 なんかいろいろ動いてます。
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 暗いけど手持ちで頑張る。
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 面白いですねぇ。夜はライトアップされているのでとてもきれいでした。
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 からくり時計の後はここも見ておかねばということで道後温泉本館。
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 映画「千と千尋の神隠し」の油屋のモデルになったとも言われています。どことなくそんな雰囲気がありますね。
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 これは見惚れてしまう。
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 こんなすばらしい建築物なかなかないですよ。
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 って見惚れていたら札止めとなっちゃいました。残念ながらここの温泉に入ることは出来ませんでしたが、ホテルの温泉で十分に堪能しました。旅の5日目はちょっと贅沢に終了です。
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撮影日:2012年5月2日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

愛媛県訪問で全47都道府県訪問達成

 江川崎駅で長時間停車中のキハ54。こういう列車本数の少ないローカル線を乗るときはこういう長時間停車がうれしいもんです。普通のお客さんからしたら迷惑なんでしょうけど(笑)。
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 少しでも多くの駅舎をこの目でみたいですもん。
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 予土線も存続が危ぶまれている路線なんでしょうか。これがなくなると鉄道で四国一周が出来なくなるので無くさないで欲しいです。
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 そんな予土線ですが、この江川崎駅は無人駅ではありませんでした。おそらく委託営業だと思われますが、窓口がある駅というのはいいものです。
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 この時刻表を見てそこそこ本数あるなと思ってしまったあなたは、ローカル線大好き人間(笑)。もちろん僕もそうです。
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 さぁて、そろそろ出発ですよ。
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 といって一気に終点宇和島駅。これで愛媛県に入ったことで全47都道府県を訪問達成となりました。いやぁ、いろいろと回ったもんです。
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 だいぶ日も落ちてきていますが、この日はまだ先に進みます。この日の最終目的地は松山駅。ここからは特急宇和海に乗車です。
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 その前に駅舎だけちょっと拝見。もっと田舎な感じを想像していましたが、意外と大きな駅舎な宇和島駅でした。
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宇和海24号 宇和島 18:08 ~ 松山 19:28

 特急宇和海に乗車。twitterのフォロワーさんに教えてもらいましたがこの列車は試作車らしいです。試作車がそのまま現役で走っているなんてちょっとびっくりしました。
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 後方はこんな感じ。
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 未乗車区間を特急で、しかも日が暮れてから乗るのは不本意ですが宿が松山しか取れなかったので仕方なし。途中がなにもなくて申し訳ないですが本日の終着駅、松山に到着です。でも、この日の活動はもうちょっとだけ続きます。
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撮影日:2012年5月2日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

予土線

 土讃線と土佐くろしお鉄道の分岐駅、窪川駅。
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 次はあの列車で予土線に入ります。予土線の起点は、次の若井駅からですが全線が窪川駅まで乗り入れています。
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予土線 窪川 15:01 ~ 宇和島 17:44

 窪川 - 若井間は土佐くろしお鉄道の路線なので青春18きっぷなどのJRの企画切符では別途運賃が必要なこともあるので注意が必要です。僕が、今回使用している「グリーン紀行」は土佐くろしお鉄道もフリー範囲内なので問題なし。
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 このキハ54のシートはバケットシートタイプのロングシート仕様。
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 若井駅を過ぎるといよいよ予土線に入ります。
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 若井駅を過ぎてしばらくすると信号所があり、ここで土佐くろしお鉄道と分岐します。(列車の最後尾から)
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 列車の先頭に移動してここが分岐点。左の路線が予土線です。
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 予土線は、四万十川に寄り添うように進んでいきます。清流として名高い四万十川ですが大雨のせいか水量が多い感じがします。
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 若井駅から江川崎駅までの区間は、1970年代に新たに開通した高規格路線ということで線路もまっすぐ。
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 この時間の乗車率はこんな感じ。景色がいいためか車窓に釘付けのお客さんも見受けられます。
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 途中、四万十川をまたぐようにこいのぼりが飾られていました。天気が悪く曇っていて見にくいのが残念・・・。
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 そして、唐突に現れた半家駅。「はげ」です(笑)。半家(はげ)駅から増毛(ましけ)駅の切符を購入すると毛が生えてくるとかこないとか。
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 江川崎駅で小休止です。
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撮影日:2012年5月2日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

土讃線~土佐くろしお鉄道 完乗

 雨のJR伊野駅。朝からの雨で土讃線が運転見合わせとなっていましたがさて再開しているのか?
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南風1号 伊野 10:04 ~ 中村 11:32

 特に駅では運休の案内もなくどうやら運転再開している模様。ほどなくして特急南風1号がやってきました。まずはホッと一安心。
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 ここからは今回の旅のフリーきっぷ「グリーン紀行」の本領発揮、グリーン車に初乗車です。この旅はもとより、グリーン車に乗ること自体が生まれて初めての経験です。
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 須崎駅で対向の列車と行き違い。雨のためダイヤが乱れているらしく対向の列車は10分ほど遅れていました。
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 なのでこちらの列車も10分ほど遅れての出発。乗り継ぎが控えている時に列車が遅れるのってちょっと焦りますよね。さすがに連絡を無視して先に出発ということはほとんどないので、行程を進めなくなるということはありませんが、乗換駅での滞在時間が全く撮れなくなるのでそれはそれで困るのです。駅標を撮ったりと駅ではいろいろとやることがたくさんあるんですよ(笑)。
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 いい感じの路線を進んでいきますが、グリーン車が快適で半分以上の区間をグーグーと眠ってしまってました。
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 いつの間にかに土佐くろしお鉄道へ入線。この特急南風は土讃線から土佐くろしお鉄道の中村駅までを直通運転しています。ここにもあったで小京都。
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土佐くろしお鉄道縮毛線 中村 11:34 ~ 宿毛 12:04

 小京都と聞くと散策してみたくもなりますが、ここは乗りつぶし重視で先に進みます。
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 土佐くろしお鉄道宿毛線に入ります。
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 天気が悪いのが難点ですが、こんな感じの田園風景の中を進んでいきます。
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 宿毛駅に到着。これで土佐くろしお鉄道も完乗達成です。
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 行き止まりの終着駅ですが、高架駅ということもあり終着駅独特の雰囲気は感じられません。
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土佐くろしお鉄道縮毛線 宿毛 12:50 ~ 中村 13:20

 宿毛駅の駅前でお昼を取り、折り返し。
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南風20号 中村 13:24 ~ 窪川 14:00

 窪川駅まで戻ってきました。ここで特急南風とはお別れです。
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撮影日:2012年5月2日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

土佐電気鉄道伊野線

土佐電鉄伊野線 はりまや橋 8:25 ~ 鏡川橋 8:46

 土佐電も残り一つ、伊野線に乗車します。はりまや橋から西の方に進み伊野までを結ぶ路線です。はりまや橋から途中の鏡川橋までは市街地区間。早朝ということもありやはりここも混んでいました。なので一気に鏡川橋電停。ここで折り返す列車が多いです。
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土佐電鉄伊野線 鏡川橋 8:51 ~ 伊野 9:16

 僕は次の列車で更に先に進みます。ここにもアンパンマンが、ほんとに四国中にいますね(笑)。
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 鏡川橋を超えると狭い道を進んでいくことになります。雨が降ってなければ歩いてみたい道です。
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 停留所も道の真ん中に突然現れます。緑色に区画されている場所が乗り場なんです。油断していると車にひかれそうで怖いですね。
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 そうそうこの区間はタブレット閉塞区間なんですね。列車のすれ違いの際にタブレット交換が見られます。
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 この区間、楽しい。
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 列車がすれ違うとそれだけで車が列をなします。この区間を運転するのは気を遣いそう。
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 専用軌道に入っちゃえば安心したかのようにスピードを上げて走ります。
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 またまた、列車交換ですよ。
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 タブレットを持って。
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 はい、交換。うーーん、いいシーンだ(笑)。
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 楽しい時間はあっという間で、終点の伊野駅に到着しました。これで土佐電は完乗になります。
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 終点には、立派な駅舎がありました。相変わらず、雨がすごいですが・・・。
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 終点の伊野駅には、かつては繋がっていたと思われる分岐点がありました。
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 歩いて行ってみると。
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 そこは駐車場になっていました。昔は車庫でもあったんでしょうか?
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 伊野駅から一駅戻って伊野駅前電停。JR伊野駅との乗換駅はこちらになります。
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 これにて土佐電ともお別れ、ずっと天気が悪い状況でしたが思いのほか楽しめる路線でした。途中の電停にももっと訪問出来れば良かったんですが、それは次の楽しみに取っておくことにしましょう。
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撮影日:2012年5月2日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

GW四国旅 5日目。土佐電気鉄道桟橋線

■2012年5月2日(水)

 GW四国旅も5日目。この日の朝は前日からの雨が降り続いていました。しかも困ったことにこの雨で土讃線が運転見合わせとの情報。この日は、高知から松山まで向かう予定なので土讃線が動いてくれないと身動き取れなくなります。
 悩んでいても仕様がないので、とりあえずは予定通りに土佐電気鉄道の乗り潰しを始めましょう。その間に土讃線が復旧することを願って・・・。
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 土佐電気鉄道は、はりまや橋を中心に東西南北に路線が走っています。高知駅前からは南北に桟橋線がはしっているのです。
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土佐電鉄桟橋線 高知駅前 7:43 ~ 桟橋通五丁目 7:57

 この日もカレンダー上は平日なので車内は通学や通勤のお客さんでいっぱいでした。なので自分は最後尾に陣取りました。ここは、はりまや橋のグランドクロス。東西南北に走る路線が十字にクロスしているところです。
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 桟橋線の終点、桟橋通五丁目。
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 この電柱味があって素敵。
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 雨が凄いんですが、それはそれで雰囲気ありますね。
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 それにしても土佐電の列車はどれもいい感じ。ずっと観ていても飽きませんね。
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 終点の桟橋通五丁目から一駅歩くと土佐電の車庫があります。
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 車庫に入る列車。うぅ、車庫見学したい。
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土佐電鉄桟橋線 桟橋車庫前駅 8:14 ~ はりまや橋 8:23

 桟橋車庫前駅より再びはりまや橋へ戻ります。お次は、土佐電ラスト伊野線に入ります。
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撮影日:2012年5月2日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

GW四国旅 4日目終了

土讃線 土佐北川 17:43 ~ 土佐山田 18:09

 GW四国旅、4日目もそろそろ終了。再び宿を取っている高知を目指します。
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 土佐山田駅で特急に乗り換えるため下車。ちょっと外へ出てみます。
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 駅前にはバス乗り場、アンパンマンバスというのもあるのですね。
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南風17号 土佐山田 18:31 ~ 伊野 19:11

 特急南風に乗り、高知を超えて伊野までやってきました。
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 ここまで来た理由は、明日は伊野駅まで土佐電で来るつもりなので、土讃線の高知 - 伊野間を予め乗り潰しておこうと思ったからでした。乗りつぶしの旅はなかなか大変です(苦笑)。それにしても雨がすごい。
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土讃線 伊野 19:11 ~ 高知 19:41

 すぐに普通列車で宿のある高知へ向かいます。ここに来て雨が強くなってきましたが、日中にほとんど降らなかったのは日ごろの行いがよいからですかね(笑)。
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 高知 - 伊野間は行き帰りとも暗闇に中での乗車となってしまいました。未乗車区間の車窓を楽しめないのは残念ですが、その辺はあまり気にしないのでまぁいいかと。未乗車区間を日中に乗ってもウトウトと寝てることも多い僕ですから。
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 高知駅に到着したらこの旅2度目のタイガース列車にご対面。
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 中は学生さんで超満員状態でした。この列車には乗ってみたいけどこの状況ではさすがに勘弁・・・。
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 っていうか、ここのところ不甲斐ないタイガース。もっかい安芸に行って練習してきなさい!
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撮影日:2012年5月1日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

土讃線 土佐北川駅

土讃線 新改 16:40 ~ 土佐北川 16:59

 新改駅の次は、こちらも特徴ある駅土佐北川駅を訪問しました。
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 この駅の特徴は何かと言いますと、なんと橋の上に駅があるんです。
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 でーーーん!
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 下には川が流れています。鉄道の橋の上を歩けるなんてなかなか出来ることじゃないですよね。
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 駅の周辺はどうなっているんだろうと探索開始。
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 階段を下りたところに小汚い(失礼)待合所がありました。
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 入り口は二手に分かれていて線路の横に細い歩道があって橋を渡ることが出来ます。
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 歩道を歩いていたら特急列車が通過していきました。どうせならあの狭いホームで特急通過を体験してみたかったなぁと、通過列車の時刻を調べてなかったことをちょびっと後悔。
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 橋を渡りきると下には国道が走っています。比較的交通量は多いので秘境感はありません。しかし、遠目に見るとここが駅だとは思いませんよね。
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 でもズームしてみると確かに駅であることが分かります。
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 国道をぐるっと回って反対側へ。あれ駅なんです、ってしつこいですね(笑)。
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 ここで新改駅で出会った方が車でやってきました。やはり車の方が時間かかりますね。車で来た彼は到着したばかりですが、僕はそろそろ折り返しの列車の時間。駅訪問楽しんでくださいねと伝えて、僕は列車に乗り込みます。各地の駅訪問をしているみたいなのでまたどこかでばったり会えるかもしれませんね。普段はあまり旅先で鉄ちゃん系の方と話すことはないんですが、たまにはこういうのもいいなと思いました。
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撮影日:2012年5月1日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

土讃線 新改駅

土讃線 大歩危 14:18 ~ 新改 15:31

 観光モードの後は駅訪問モードへ移行します(笑)。再び土讃線鈍行の旅、最初の目的地はスイッチバック駅の新改駅です。
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 新改駅は、JR四国に2つしかないスイッチバック駅の一つ。その秘境度から坪尻駅の方が有名ですが、こちらも捨てがたい駅になっていました。

 行きの普通列車は、新改駅に停まらない列車だったので駅を望めるのはこれが初めて。阿波池田方面からやってきた列車は一度引上線へ入ります。右手奥が阿波池田方面、左手奥が新改駅のホームがあるところ、引上線へ入っているところを最後尾から撮影しています。
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 ホーム進入側の信号が変わり、方向転換。
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 新改駅のお目見えです。
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 新改駅に到着。
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 列車はすぐにスイッチバックして高知方面へ進みます。僕は、ここで約1時間滞在します。
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 時間もたっぷりあることだし、ゆっくりと堪能しましょう。
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 ホーム側の終端部。数字は昔の停止位置でしょうか?今では4両や5両編成の列車がここに来ることはないでしょうからもう使用されていないでしょうね。
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 駅舎はこんな感じ。もちろん無人駅です。
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 駅前の道はこんな小道があるだけ。駅前に人が住めるようなところは見当たりません。この道を向こう側へ下っていくと集落があるようです。
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 線路の向こう側になんだか気になる小道が見えますが、線路内に入らないといけないので断念しました。土讃線自体はローカル路線ですが、この路線は高松と高知を結ぶ幹線でもあるので特急列車の運行が多く、うかつに線路内に入るのは危険です。絶対に入らないようにしましょう。
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 駅に滞在中も上下合わせて2本の特急列車が駆け抜けていきました。
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 駅でいろいろと写真を撮っていると、同年代くらいの方が車で駅に訪問されてきました。
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 軽く挨拶をした後に話してみると、午前中に坪尻駅を訪れてここにやってきたのだとか。坪尻駅の話を聞いてると俄然行きたいと思う気持ちが沸々と湧いてきます。坪尻駅訪問予定は最終日に取っているのです。

 この後はどこに行かれるんですかと聞いてみたところ土佐北川駅を訪問するとのこと。おぉ、自分もこの後、土佐北川駅に行きますよと伝え、もしかしたらまた会うかもしれませんねぇといって僕は列車に乗り込みました。
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撮影日:2012年5月1日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

祖谷のかずら橋

 大歩危駅で途中下車、ここで観光モードに入ります。ここに来て行ってみたかったのが祖谷のかずら橋。かずら橋とは、、サルナシなどの葛類を使って架けられた原始的な吊り橋のこと(Wikipediaより)。徳島県三好市西祖谷山村善徳にあるものが一番有名で重要有形民俗文化財にもなっているようです。

 大歩危にくればこのかずら橋か大歩危峡を訪れるのが通例でしょうけど僕は断然かずら橋派。木造駅舎が好きなように木造の人工物に惹かれてしまうんですよね。

 祖谷のかずら橋は大歩危駅から車で20分くらいのところにあり、駅前からはバスも出ています。そんなに頻繁にあるわけではないので事前に時刻表はチェックしておいた方が無難です。バスはすごい山道をどんどんと進んでいきます。バスから見る風景もなかなか楽しめました。
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 アップダウンの激しい山道です。乗り物に弱い人にとっては地獄の道のりになるでしょう。
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 バスは観光バスではなくて普通の路線バスでかずら橋付近までやってきてくれます。このバスは、ここで折り返して大歩危駅 - 大歩危峡と結んでいます。
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 路線バスの停車した道の対岸を見てみると巨大な施設が建っていました。広い駐車場には、たくさんの車や観光バスが止まっています。普通はみんなあぁしてやってくるのでしょう。
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 バス停から2,3分歩いて見えてきました、あれがかずら橋。
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 みなさん渡っていますねぇ。結構人がいてびっくりしました。人気のスポットなんですね。
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 自分も渡ってみることにします。かずら橋は一方通行で渡るのには500円必要です。
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 さぁ、行くでぇ~。
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 歩くとゆっさゆっさと揺れます。
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 そして、怖いのが板の間隔。誤って踏み外しそうな微妙な感覚で板が並んでいるので足元注意しまくりです。
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 よぉく見るとワイヤーが張られているので、完全に木だけのつり橋じゃないようですね。
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 それでもスリルは十分です。
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 橋の中央を駆け抜けられる猛者がいるならぜひどうぞ。自分は端の方にへばりついていました(苦笑)。
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 それにしてもうまいこと編みこんでますねぇ。
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 渡りきってホッと一安心。なかなか面白い体験でした。旅の寄り道にはいいスポットだと思いました。
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撮影日:2012年5月1日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

土讃線 大歩危~阿波池田~大歩危

 土讃線各駅停車の旅、大歩危駅の次は小歩危駅。おおぼけ・こぼけって面白い駅名です。
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 ここでは普通列車と列車交換。気動車天国、四国の鉄旅はやはり楽しい。
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 終点まであと一駅というところでまたまた長時間停車。土佐山田から出発して何度目でしょうかね。
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 ここでここまでの旅のお供キハ32を。
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 だいぶ年季入ってますね。
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 キハ32の撮影に夢中になっていたら横を特急がすれ違っていきました。
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 約2時間の旅を経て終点阿波池田駅に到着です。
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 ここで折り返すんですが、折り返しの出発までしばらくあるので駅前の商店街をぶらぶらしてみました。
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 昔ながらの商店街。シャッターが下りている店舗も多かったですがこうして健在のお店もありました。
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 味のある駐車料金箱。
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 夜になると地元の方が集まって一杯やるんでしょうかね。
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南風3号 阿波池田 10:19 ~ 大歩危 10:37

 それでは時間になったので折り返します。折り返しは特急利用、なんとアンパンマン列車でした。
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 これは子供にはうれしい列車でしょうね。
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 そして再び大歩危駅で下車します。
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 アンパンマン列車を見送り観光モードに入ります。
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撮影日:2012年5月1日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

土讃線 高知~大歩危

■2012年5月1日(火)

 GWの四国旅、ようやく中日の4日目です。土讃線高知駅からスタートです。高知駅は新しい駅舎になっていました。吹き抜けで外から列車が見えるのがいい感じ。開放的で南国の駅らしいです。
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 駅前には龍馬さんもいます。高知に来たら龍馬ゆかりの地を訪問するのが基本でしょうけど今回は乗り潰しの旅なのでどこも回りませんでした。こんな人あんまりいないでしょうね(苦笑)。
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 さっそくホームに降り立ちます。杉の木で出来たアーチ状の屋根が素敵です。
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土讃線 高知 7:03 ~ 土佐山田 7:25

 ここまで四国を右回りに進んできましたが、今日は反対方向へ進みます。土讃線は阿波池田 - 多度津間がすでに乗車済みなので阿波池田まで目指します。この日は、GW中とはいえカレンダー上は平日のため朝の列車は学生さんがたくさん乗っていました。
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 学生さんの多くは後免駅でほとんど降りていき、程なく土佐山田駅に到着。
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土讃線 土佐山田 7:26 ~ 阿波池田 9:34

 土佐山田からは、このキハ32に乗車。ここから先は超ローカル区間に入ります。ほとんどの乗客はこの駅で降りていき、この列車に乗り込んだのは自分も含めて3人だけでした。これは期待が膨らみます(笑)。
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 最後尾に陣取って写真撮影。山あいを縫うように進んでいきます。
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 ここは、四国で2つしかないスイッチバック駅の新改駅の分岐点。しかし、残念ながらこの列車は通過してしまいます。後ほど訪問する予定なので楽しみは後に取っておきましょう。
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 新改駅の次の駅、繁藤駅で列車交換。このように土讃線の普通列車はのんびりと進んでいくのです。
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 そんなのんびり普通列車を横目に、特急しまんとは土讃線を駆け抜けていきます。
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 土讃線は気になる駅がたくさんあります。その内の一つ橋の上にある土佐北川駅。
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 ここものちほど訪問する予定。今から楽しみです。
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 大田口駅では普通列車と列車交換。
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 そして、大歩危駅に到着。ここは特急も停まる大きな駅です。
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 大歩危駅には何故か児啼爺がいました。
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 ここは、大歩危峡やかずら橋など観光地が充実していて僕も後ほど訪問するつもりですが、まずは乗り潰しのため先に進みます。
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撮影日:2012年5月1日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

土佐電気鉄道後免線

土佐電鉄後免線 ごめん町 18:42 ~ はりまや橋 19:15

 日もだいぶ暮れてきましたが、この日の最後に土佐電の後免線だけ乗り潰します。土佐電の列車はどれも古くていい味出してます。
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 全国各地で走っていた路面電車が、ここに集結したという感じなんですよね。僕が乗ったのは700形電車。元は山陽電気軌道で走っていた電車らしいです。各電車には、こうして私の履歴書としてこれまでの履歴が展示されているので列車の由来がすぐに分かります。こういうのはうれしい。
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 つり革も昔ながら。
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 ごめん行きの際に掲示されるであろう行先表示板がしまわれています。
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 約30分で土佐電の路線が交差するはりまや橋へ。乗車中に日も落ちてしまったので車窓は撮れませんでした。
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 路面電車の路線が十字に交差するはりまや橋交差点。ずっと見ていても飽きない場所ですが、雨が降っていたのでちょっとだけ見て退散。
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 最後にはりまや橋を。これで日本3大がっかりと呼ばれる、札幌時計台・長崎オランダ坂・高知はりまや橋を制覇しました(笑)。四国旅3日目はこれにて終了です。
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撮影日:2012年4月30日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR