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名鉄チャレンジ 2日目

■2012年3月20日(火)

 5月も終わりだというのにまだ3月のネタを更新しているPoWです・・・。この旅も4日目、ようやく最終日となりました。名鉄のフリーきっぷ2日目、名鉄名古屋駅から始めて時間の許す限り乗り潰していこうと思います。

 と意気込んでいたんですが、実はこの日の朝目覚ましが鳴っていったん起きてからあろうことか二度寝してしまいました。はっと起きた時にはホテルを出る予定の時刻を過ぎていて、わぁしまったと(> <)。

 おかげで、この日最初に予定していた名鉄築港線は乗れずになってしまいました。この路線、朝と夕方にしか運行していなくて特に休みの日は8:17の次は16:33というなかなかのローカルっぷり。いずれリベンジしたいと思います。

名鉄ミュースカイ 名鉄名古屋 9:20 ~ 中部国際空港 9:48

 というわけで、この日の1発目は空港特急ミュースカイ。関西でいうところの南海のラピートみたいな列車ですかね。それにしても名鉄名古屋駅は、いろんな方面へ向かう列車がひっきりなしにやってくるのでなかなか面白い。
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 やってきました、ミュースカイ。ちょっとピントがずれてしまった(汗)。なかなかかっこよいじゃないですか。
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 名古屋駅を出てしばらくすると新幹線と並走する区間がありました。
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 車両の前方にあるモニターから、前方の風景を見ることが出来ます。ここまで特急には乗らずの乗り潰しだったので、快適な移動でした。
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 海を渡って。
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 中部国際空港(セントレア)に到着です。
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 ミュースカイは折り返しすぐの出発。
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 僕は一本待って次の特急列車で折り返します。本当は中部国際空港を少し散策したかったのですが、寝坊をしてしまったのでお預けです(悲)。
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名鉄空港特急 中部国際空港 10:17 ~ 太田川 10:38

 河和線が分岐する太田川駅まで戻ってきました。ミュースカイはこの駅を通過してしまうので、一本遅らせて次の特急で戻ってきたのでした。
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撮影日:2012年3月20日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

名鉄チャレンジ 初日のラストスパート

名鉄三河線 上挙母 17:56 ~ 猿投 18:09

 名鉄チャレンジの初日もそろそろラストスパート。まずは三河線の終着駅猿投駅。
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 だいぶ日も暮れてきました。
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 ここには車庫があるんですねぇ。
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 ライトに照らされる工場(?)に思わず見惚れてしまう(笑)。
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名鉄三河線 猿投 18:30 ~ 梅坪 18:37

 折り返しまして、梅坪駅。ここからは豊田線へ乗車します。夜も更けてきて列車を待っている間、ホームでブルブル震えていたのを覚えています。この時期はまだ寒かった。
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名鉄豊田線/名古屋地下鉄鶴舞線 梅坪 18:54 ~ 上小田井 19:50

 名鉄豊田線はそのまま名古屋地下鉄鶴舞線と直通運転をしています。なので鶴舞線も合わせて完乗。ちなみに名鉄のフリー切符は名古屋地下鉄鶴舞線は対象外なので別料金が必要です。
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 地下鉄の駅から。
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 名鉄の駅へ変身。
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名鉄犬山線 上小田井 19:57 ~ 名鉄名古屋 20:08

 最後は、名鉄名古屋駅。名鉄チャレンジの初日はここで終了。まずまず乗れたので満足しました。
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撮影日:2012年3月19日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

名鉄 蒲郡線~西尾線~三河線

名鉄蒲郡線 東幡豆 15:57 ~ 吉良吉田 16:09

 名鉄乗りつぶし、サクサクと参りましょう。東幡豆駅の木造駅舎を堪能して終点吉良吉田駅。蒲郡線はこれで完乗。
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名鉄西尾線 吉良吉田 16:15 ~ 知立 16:53

 お次は西尾線です。
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 列車は急行佐屋行き。
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 でも僕は知立駅で乗り換えます。
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 知立駅のこの階段。立てつけが悪いのか、歩くとやたらと金属部分がカチャカチャと鳴ります。ちょっと面白かったな。
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名鉄三河線 知立 17:05 ~ 上挙母 17:26

 ここから三河線に乗車します。
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 三河線で一つ途中下車。読むのが難しい上挙母駅。読めますか?「うわごろも」。
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 ここで下車した理由は、この珍しい駅名に惹かれたのもありますが、木造駅舎が健在なことだ第一の理由。
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 こんな佇まいの駅ですが、利用者は多かったです。近くに会社があるのか夕刻のこの時間は通勤帰りの人がたくさん駅にやってきてました。
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 そしてもう一つ、僕の興味を惹きつけたのは駅到着の際に列車から見えたこの車。
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 うぉぉぉ、なんじゃこりゃ?タイヤが車輪になっとる。これめっちゃ運転したい!
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 軽トラを改造したんでしょうか。ちゃんと名鉄マークも入っています。
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 予想外に面白い車両に出会えて上挙母駅で下車して良かったなぁと思った瞬間でした。
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撮影日:2012年3月19日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

名鉄蒲郡線 蒲郡~東幡豆

 名鉄瀬戸線大曽根駅からJR中央本線~東海道本線と乗り継ぎ蒲郡駅までショートカット。
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 名鉄の路線は盲腸線の支線が多いため名鉄だけで乗り潰そうとしたら同じ路線を行ったり来たりしないといけません。なるべくそれは避けたいということでJRでやってきました。ここは東海道本線との接続駅です。
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 JR東海道本線の大きな駅の隣に名鉄蒲郡線・蒲郡駅はひっそりとたたずんでいました。
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 しばらくすると列車が到着。2両編成ですね。ローカル線ですね。
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名鉄蒲郡線 蒲郡 15:11 ~ 東幡豆 15:26

 折り返し、吉良吉田行になります。これに乗り込み蒲郡線スタートです。
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 ローカル色満点の蒲郡線、その中でもこの駅は必ず訪問したかったというのがあります。それが東幡豆駅。なんだか懐かしい感じのする駅だったので写真の色味もそんな感じにアレンジしてみました。
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 名鉄、かつては木造駅舎の駅が多数ありましたがその多くは取り壊されてしまいました。そんな中まだ現役で残っているのがこの東幡豆駅。大きな駅名標が邪魔な気もしますが・・・。
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 それでもこの雰囲気がやっぱり好き。
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 架線も木造っていうのがまたいいんですよ。
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 その中を赤い列車が走る。
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 ここは行き違えが出来るホームになっているんですね。名鉄乗りつぶし、都市型の鉄道なんで退屈なものになるかと思っていましたがこういう路線もあるので意外と楽しめます。
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撮影日:2012年3月19日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

名鉄瀬戸線

 名古屋地下鉄栄駅から乗り換えで名鉄栄町駅。
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 次は、名鉄瀬戸線です。この路線、栄町駅と尾張瀬戸駅を結ぶ路線ですが、他の名鉄の路線と接続しない孤立路線となっています。
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 瀬戸電気鉄道を前身とするらしく、今でも瀬戸電の愛称で慕われているらしいです。
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名鉄瀬戸線急行 栄町 12:25 ~ 尾張瀬戸 12:56

 所要時間は急行で30分くらい。
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 さくっと瀬戸線も完乗です。
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 列車はすぐに折り返し。
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名鉄瀬戸線急行 尾張瀬戸 13:09 ~ 大曽根 13:32

 ここまで何も食べてなかったので、駅を出てコンビニで食料調達。
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 折り返しは、大曽根駅で下車しました。
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 名鉄とはここでしばしお別れ。
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 JR中央本線の大曽根駅へと向かいます。
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撮影日:2012年3月19日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

名鉄 広見線~小牧線

名鉄広見線 御嵩 10:29 ~ 新可児 10:40

 再び、新可児駅に戻ってきて今度は犬山方面へ進みます。列車は中部国際空港行。名鉄はいろいろな路線がありますが、多くの列車が複数の路線をまたがって運行されているのでどれに乗っていいかすごく迷ってしまいます(汗)。
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 目的地に向かうだけならいいんですけど、乗り潰しの旅にとってはルートが大事。この列車は、広見線-犬山線-名古屋本線-常滑線-空港線と進む列車。
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名鉄広見線 新可児 10:44 ~ 犬山 11:04

とりあえず僕は、路線が分岐する犬山駅までこの列車で進みます。
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 犬山駅入線風景。ここは名鉄の3つの路線が乗り入れるターミナル駅。
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 中部国際空港行きとはここでお別れします。
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名鉄小牧線 犬山 11:12 ~ 上飯田 11:43

 ここで小牧線に乗り換え。この路線は、犬山駅から上飯田駅を結ぶ路線でほぼすべての路線が名古屋市営地下鉄の上飯田線と直通運転をしています。列車も地下鉄みたいですね。
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 列車は名古屋地下鉄平安通まで直通運転をしていますが、名鉄のフリーきっぷでは乗車出来ないため上飯田駅で一度下車し地下鉄の切符を購入しました。
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 地下鉄で栄駅までワープし、次の名鉄路線に乗り入れます。それは次回に。

撮影日:2012年3月19日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

名鉄広見線 御嵩駅

名鉄広見線 新可児 9:39 ~ 御嵩 9:50

 新可児駅より最初に訪れたのは、広見線の終着駅御嵩駅。
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 名鉄って聞くと都市近郊型の路線だとばかり思っていましたが、郊外ではなかなかのローカルっぷりを発揮してくれている駅も残っているようです。
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 自動改札もないですからね。
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 折り返しの出発を待つ、運転士さんと車掌さん。この区間、基本的にはワンマン運転のようですが、朝の時間帯だけは車掌さんも乗務するみたいです。
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 列車は数分の停車ののち、すぐに折り返していきます。僕は一本遅らせて、もう少しこの駅を堪能しようと思います。
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 駅の手前にある、この木の柱で出来た架線もいいですねぇ。
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 そして、外から見た駅舎はこんな感じ。
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 乗って残そう名鉄広見線というのぼりが掲げられているということは、この路線は赤字路線なんでしょうか。なんとかこれから先もしぶとく残っていて欲しい路線だと思いました。
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撮影日:2012年3月19日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

名鉄チャレンジ

■2012年3月19日(月)

 中部地方の私鉄訪問のこの旅も3日目。この日は平日ですが、有休を使って次の日の祝日と休みを繋げて4連休にしたので旅が出来るのです。たまにはこういう休みも活用しないとね。

太多線 美濃太田 9:01 ~ 可児 9:08

 そんなわけで美濃太田駅を出発。
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 可児駅で下車。本日のターゲットは・・・。
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 名鉄こと名古屋鉄道。近鉄、東武鉄道に次ぐ、総距離日本第3位を誇る巨大私鉄です。その距離444.2キロ。
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 全線2DAYフリーきっぷを購入し、2日間で出来るだけ乗り潰します。が、スタート時刻からも分かるように最初から2日間で完乗するつもりはありません。他の人のblogなんかを見ていると2日間で完乗されているツワモノもいるようですが、僕はのんびりマイペースが旅のスタイル。ルートは決めていますが、きちきちのスケジュールは組まないようにしました。

 そんなゆるりとした名鉄チャレンジ、新可児駅からスタートします。
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 なかなか辺鄙なところからのスタートと思うでしょう。というのも、前日に長良川鉄道を訪問していたこともありますが、この日は平日。通勤・通学のラッシュには遭いたくないなと思って郊外からのスタートとしたのでした。

 ということで最初の路線は広見線。
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 広見線は犬山駅から御嵩駅を結ぶ路線ですが、ここ新可児駅を境に様相が大きく変わっています。犬山-新可児間は特急列車も走る近郊路線といった感じですが、これから乗車する新可児-御嶽間は普通列車が折り返し運転をするだけのローカル路線となっています。
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 御嶽方面からの通勤・通学客を降ろして折り返しの発車を待ちます。
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 名鉄と言えばこの赤い車両。いい色してます。それでは御嶽駅に向けて出発進行!
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撮影日:2012年3月19日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

長良川鉄道 富加駅

長良川鉄道 美濃市 18:01 ~ 富加 18:23

 長らくお送りしてきました長良川鉄道の旅もこれで最後。最後に訪れた駅は富加駅です。
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 もう日も暮れてしまって辺りは薄暗い。
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 でもそれがまたいい雰囲気を醸し出してくれています。
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 これまでE-P1を使って旅していたころは、暗くなってしまうとほとんど写真が撮れなくなってしまうので、日が落ちてからの駅訪問は断念していましたが、K-5を導入してからは薄暗い中でも写真が撮れるので活動時間が長く取れます。
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 三脚があるとなおいいんでしょうけど、旅はなるべく身軽に行きたいので手持ちで頑張る。
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 夜の木造駅舎も絵になりますねぇ。
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 長良川鉄道の旅、ラストを飾るにふさわしい素晴らしい雰囲気の駅でした。
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長良川鉄道 富加 19:08 ~ 美濃太田 19:17

 美濃太田駅に戻ってきて、長良川鉄道の旅を終えました。木造駅舎がいい保存状態でたくさん残っている長良川鉄道、いつまでもこのままで残っていて欲しいです。時間の都合上、訪問出来なかった気になる駅がまだ残っているので、季節を変えてまた訪問したいと思います。
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撮影日:2012年3月18日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

美濃橋

 うだつの上がる町並みを堪能し、そろそろ駅に戻ろうかと地図に目をやると、ちょっと歩いたところに美濃橋という現存する最古の近代つり橋があることに気付きました。もう「最古」とかいう言葉に弱いんですよね(笑)。こりゃ、見とかなあかんやろうということで長良川の方へテクテク。
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 川沿いに出て最初に目に飛び込んできたのは、この灯台。川の灯台なんて珍しい。
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 そして、この灯台を超えると見えてきましたあれが美濃橋。
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 吊橋を支える主塔は鉄筋コンクリート製で、床板が木製で出来ています。川の中には橋を支えるものはなく、主塔から伸びるロープのみで橋を支えているので正真正銘吊り橋ですね。
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 渡るところから見るとこんな感じ。ロープが手前にまで伸びています。
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 橋の直前には、恐怖をあおる看板が・・・。だ、大丈夫なのか?
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 とりあえず、周りには僕以外にこの橋を渡ろうとしている人はいないので(というか人がいない)意を決して渡ってみることに。
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 やはり吊り橋、歩くと橋が揺れているのが分かります。ちょっと怖い・・・。
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 ドキドキしながらも渡り切りました。
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 思いがけず、いいものに出会えました。
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 下から覗くとこんな感じ。
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 さて戻るぞともう一度ビクビクしながら渡っていると、颯爽と自転車で渡ってくる方がいました。さすが地元民はすごいなぁと感心してしまいました。うだつの上がる町並みと並んでここも美濃市のおすすめスポットですね。
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撮影日:2012年3月18日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

うだつの上がる町並み

 旧名鉄美濃駅を堪能した後は、美濃市の町をぶらぶら。ここ美濃市は、うだつの上がる町並みとして有名なところなんだそうです。うだつというのは、屋根の両端を一段高くし、火災の時の類焼を防ぐ防火壁のことで、後に装飾が施され富の象徴を表すものとなりました。
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 出世したり地位が上がったりしないことを「うだつが上がらない」といいますが、その語源と言われています。そんなうだつがこの町にはたくさん残っています。
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 うだつにもいろんな紋様があってみていて面白い。
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 なかでもこのうだつの背比べは面白かったですね。たぶん右の方が後に作ったんでしょうね。ほんのちょっとだけ高く作っているのが見栄なんでしょうね。
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 うだつだけじゃなくて町並みもすごくいい雰囲気。旅先でこういう町並みに出会えると本当にうれしくなります。
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 駅からも近いので長良川鉄道を訪れた際は、ぜひとも立ち寄ってもらいたいポイントです。
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撮影日:2012年3月18日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

旧名鉄 美濃駅

長良川鉄道 大矢 15:18 ~ 美濃市 15:40

 長良川鉄道を巡る旅、起点の美濃太田駅から数えて8番目の訪問駅は美濃市駅。
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 この駅も木造駅舎が残っていますが、今回の目的はここではないんです。
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 それは、長良川鉄道美濃市駅から数分歩いたところにある旧名鉄美濃駅。今ではもう廃線となってしまった名鉄美濃町線の終着駅だった駅ですが、こうして当時のままに保存されているんです。
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 これが現役当時の写真で、今とほとんど変わらないですよね。
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 駅にはこうして当時の古い車両も展示されていました。
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 こんな電車が街中を走るなんてとってもすばらしい光景ですね。現役の姿を見ておきたかった。
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 保存されている列車の中には、当時の写真などが飾られています。名鉄って今では路面電車は残っていませんが、昔はこうして路面を走っていたんですね。
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 全面廃止は2005年ということなのでそれほど昔のことでもないのですね。
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 ちょっとこの3連での運転風景はすごいですね。一目見てものすごく気に入ってしまいました。こういう写真撮りたかったなぁ。
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 もっと早くに鉄道旅を始めていればと思いますね。
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 この駅は、旧名鉄美濃駅保存会の方が管理をされていて、こうして車両の静態保存の他におもちゃ箱をひっくり返したように古いグッズなどが所狭しと並べられていました。
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 懐かしの黒電話とか。
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 LPレコーダーとか。ちゃんと音鳴ってましたよ。
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 ほんと、昭和にタイムスリップしたかのような駅でした。
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 路線は廃止されてしまったけど、この駅はいつまでもこのままで残っていて欲しいと思いました。
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撮影日:2012年3月18日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

長良川鉄道 大矢駅

長良川鉄道 母野 13:58 ~ 大矢 14:08

 ちょっと間が空いちゃいましたが長良川鉄道を巡る旅、お次は大矢駅です。
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 ここにも立派な木造駅舎が残っています。無人駅です。
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 正面から見るとこんな感じ。ところどころに痛みが見られますが、それでも貫録は残っています。
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 あちこちにこうして補強された箇所がありました。でも、こうして保存してくれているのはうれしいね。
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 この駅はおもわずカメラを向けたくなる古いものが沢山。
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 錆びた感じも味があっていい感じです。
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 木造駅舎が残る駅として正統派な感じの駅です。長良川鉄道にはこういう駅が多くて旅していて非常に楽しいです。
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 引き込み線なんかもあります。昔はなにかに使われていたんでしょうか。
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 なかなかに素敵な駅でした。
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撮影日:2012年3月18日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

長良川鉄道 駅前にお猿さん母野駅

長良川鉄道 北濃 12:20 ~ 母野 13:32

 長良川鉄道の駅を巡る旅、お次は母野駅です。
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 これまで、木造駅舎が残る立派な駅ばかりを訪問してきましたが、今度はこんな感じで簡易的な待合所があるだけの無人駅。
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こういう寂れた感じ、萌えますねぇ(笑)。
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 たまにはこういう駅に降り立つのもいいでしょう。
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 ホームへの入り口はこんな感じ。なかなか秘境感があっていいですね。
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 ただ、実際は駅の前には比較的交通量の多い道があって、飲食店もあるので秘境って感じではありません。ただ、駅の方には誰も近づいてこないので、ここだけ特殊な空間のように感じました。

 そして、ホームの反対側に目をやるとなんとお猿さんが。
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 野生の猿でしょうか?こんなに近くで見られるとは。カメラを向けると警戒してすぐに逃げてしまうので、表情をとらえることは出来ませんでした。望遠レンズ欲しいな。
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 さぁ、次の駅に参ります。
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撮影日:2012年3月18日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

長良川鉄道 北濃駅

長良川鉄道 郡上大和 11:26 ~ 北濃 11:50

 郡上大和駅から再び進行方向を逆にして、今度は終着駅北濃駅まで。まずは、長良川鉄道の完乗を果たしました。
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 北濃駅周辺は、海抜が高いせいか3月半ばだというのにまだ雪が残っていました。まぁ、こちら秋田でもこの時期はまだ雪が降ったりしていたのでさほど驚きはしませんでしたが(笑)。
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 この駅の見どころと言えば、この転車台でしょうかね。人力で押して回転させるタイプのもので、かなり古いものらしいです。
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 終着駅も木造駅舎。
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 駅舎に併設して、花まんまという食べ物やさんが入っています。こちらで昼食を取りました。twitterのメモによるとうどん・そば・お好み焼き・焼きそばが食べられますとメモしてました。確か、焼きそばを食べた気がします。駅巡りをしていると、なかなか食べ物にありつけなかったりするので、駅にこうして飲食店が併設されているのはうれしいですね。
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 お腹も満たされ戻ることにします。まだまだ駅訪問は続きます。
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撮影日:2012年3月18日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

長良川鉄道 郡上大和駅

長良川鉄道 美濃白鳥 10:41 ~ 郡上大和 10:55

 美濃白鳥駅からは、元来た道を戻ります。今回は、こうして少ない本数の中出来るだけ多くの駅を訪問するために、行ったり来たりを繰り返しています。
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 前方車窓に夢中の坊や、立派な鉄になれよぉ。
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 停車中のドアから覗いた光景、ベンチの上に座布団が並べられているとなんだかうれしいですよね。
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 そして、長良川鉄道3つ目の訪問駅、郡上大和駅に到着。
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 この駅にももちろんあります木造駅舎。隣には「喫茶ナガラ」という喫茶店が併設されていますが、このときはまだ空いてませんでした。
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 各地で木造駅舎が取り壊されて新しい駅舎に変わっていく中、長良川鉄道には現役の木造駅舎がたくさん残ってくれています。うれしいね。
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 どの駅も比較的きれいな状態を保たれているので、おそらく地元の方が保全に努めてくれているのでしょう。
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 駅舎の反対側からもホームに入れるようになってます。
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 そこで、春の息吹を見つけました。訪問時は、3月中旬。今年はどこも春の訪れが遅かったですね。
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 では、次の駅に行きましょうか。
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撮影日:2012年3月18日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

長良川鉄道 美濃白鳥駅

 美濃白鳥駅で途中下車。というのもここから先、終点の北濃駅まで進む列車は限られているからです。ここまで乗ってきた列車も美濃白鳥駅止まり。約30分の停車後、美濃太田へ折り返していきます。
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 更に、先の北濃行はもっと後の時間になるので、出来るだけ多くの駅を訪問するために折り返しの列車に乗ることにします。しかし、その列車も出発まで時間があるためちょっと付近を散策。

 まずは、駅舎から。こちらも古い駅舎ですね。
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 駅舎の中には、「やすんどくれ」と木で出来たベンチが。
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 休んどくれと言われましたが(笑)、僕は周辺の散策に繰り出します。
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 昔ながらの町並みが広がってましたね。
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 さすがにここまでは下調べをしていくことはないので、不意にこういう街並みに出会うとうれしくなっちゃいます。
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 街中にも休んどくれのベンチが。なんかこういうのイイですね。
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 スーパーかなにかに併設されていたスピーカーからは、ラジオの音声が流れていました。一昔前では当たり前の光景、今では失われてしまった光景が、ここにはまだ残っているんだなぁと感心しちゃいました。
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 一見すると廃れてしまった街並みに見えるけど、まだまだ頑張っているぞ!という街に思えました。
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 散策してみて正解でしたね。それでは、時間になったので次の駅に参りましょうか。
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撮影日:2012年3月18日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

長良川鉄道 関~美濃白鳥

 GWも終わりですね、明日からまたいつもの日常が始まります。当blogの方も通常運転で参ります。

長良川鉄道 関 8:35 ~ 美濃白鳥 10:05

 長良川鉄道を巡る旅、関駅の次は大分進んで美濃白鳥駅を目指します。
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 長良川鉄道はその名の通り、長良川に沿って進みます。車窓もいいのでこうして魅入っちゃいますよね。
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 途中、八坂駅で「日本まん真ん中の駅」という看板を見かけました。なんでもここが人口の重心の地であるらしいです。まぁ、日本にはいろんな真ん中があるもんです。
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 前日からの雨のせいもあってこの日は水量も多め。天気も曇りがちのため絶景とまではいきませんでした。でも、見ごたえのある車窓だと思います。
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 そんな中、ツボだったのが大島駅の駅舎。こんな風に民家の間にポツンと佇んでいました。申し訳なさそうに佇んでいる駅舎がなんだか愛らしく感じました(笑)。
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 約1時間30分乗車して、次の目的地美濃白鳥駅に到着。この駅で途中下車します。
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撮影日:2012年3月18日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

四国一周から帰ってきました。

 四国一周の旅から無事帰って参りました。3日目以降、blogを更新する時間が取れなくてダイジェストをお送りすることが出来ませんでしたが、当初の目的通りJR四国の完乗を果たしました。

 その道中では、海の見える駅下灘駅にも訪問しました。
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 海の見れる駅はたくさんあるけれど、これほど美しい景色に出会える駅はそうそうありません。さすがに人気のある駅だけはありますね。
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 そして、最終日は秘境駅坪尻駅の訪問を果たしました。
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 もう素晴らしいの一言に尽きます。秘境感満点で大満足でした。
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 この旅の詳細は、いずれやりますのでその時までお楽しみに。まずは、前回の旅の続きを再開しなきゃです。

 あと1日遅れですが、このblogも5年目を迎えることになりました。始めた時は、まさかこれほど長く続くとは思っていませんでしたが、これも見てくださっているみなさまがいてくれたおかげだと思っています。
 その間いろいろなことが起こり、JR全線を完全制覇すると思い立ち上げたこのblogですが、現在その目標は果たすことが出来ない状況に陥っています。でも、いつかその時が来ると信じてこのblogも続けて行けたらなと思います。

 5年目に突入しても代わり映えはしないと思う当blogですが、これまで通りよろしくお願いします。

四国一周の旅 3日目

 四国一周の旅、3日目は四国一周から少し離れて土讃線の未乗車区間である高知 - 阿波池田間を乗り潰します。旅は近代的になった高知駅からスタートしました。
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 鈍行で阿波池田駅まで乗り潰した後は、アンパンマン列車で大歩危駅へ。
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 この旅で楽しみにしていたかずら橋へ。
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 ちゃんと渡ってきましたよ。かなり怖かったぁ。
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 観光の後は、駅訪問。最初はスイッチバック駅の新改駅。
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 次は、橋の上の駅、土佐北川駅。本日も四国を堪能いたしました。
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四国一周の旅 2日目

 GWの連休を利用して四国を旅しています。昨日は、すぐに寝てしまってblogを更新することが出来なかったので1日遅れですが旅の2日目の模様をダイジェストでお送りします。

 今回の旅で使用する切符は、四国グリーン紀行。20,000円と少々お高い切符ですが、この切符でJR四国・土佐くろしお鉄道・JR四国バスが乗り放題でこの切符の凄いところは特急列車にも乗り放題、しかもグリーン車に乗ることが出来るという優れものです。

 普段はなるべく鈍行のみで旅をするようにしていますが、限られた時間で四国を回るにはどうしても特急を組み合わせないといけないのでこの切符にしました。これが今回の切符の全容、なかなか壮快ですな(笑)。
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 ということで、1番ランナーはうずしお3号徳島行き。なかなかの振り子っぷりが楽しかったです。
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 そして、そのまま牟岐線に入りむろと1号。この辺りは以前に一度乗り潰しているので特急でがんがん行きます。
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 阿佐海岸鉄道を乗り継ぎ、一番端っこ。ここで線路は途切れてしまいます。
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 しょうがないので室戸岬を経由して、西側の端っこ土佐くろしお鉄道の奈半利駅までバスで移動。雨も降っていましたが、室戸岬にも立ち寄りました。(その模様は詳細版で)
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 ごめん・ごめんと土佐くろしお鉄道ごめんなはり線を完乗しました。
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 その後、土佐電気鉄道の後免線に乗車。街も電車もごめん・ごめんと面白かったです。
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