新シリーズに入る前にちょっと与太話を。鉄旅に欠かせない相棒、カメラについて話そうと思います。
実は年明けに新しい一眼レフを購入しました。新年一発目の旅、北海道旅から使用していたのでリアルタイム更新をしていたダイジェスト版でいままでと写真の比率が変わっていたことに気付いた方もいるかもしれませんね。(いないか、そんな人・・・)
ちょっと僕のカメラ購入の歴史をひも解いてみましょうかね。(そんなの興味ないさって方は今回の記事は飛ばしてくださいね)
まず初めて購入した本格的なカメラは、OLYMPUS E-510。もうすでに売却しちゃったので手元に残っていないのですが、本格的な乗りつぶしを始めるきっかけとなったカメラなのでした。
2008年3月にJR全線を乗り潰すことを目標に始めた乗り潰しの旅。実は、一眼カメラ自体はその半年前には購入していて、写真を頑張ろうと思っていたのですが、もともと一つのことが長続きしない性分のため、すぐにカメラはホコリをかぶる存在に。
せっかく購入した高い買い物だったので、なんとかしてカメラを使う状況を作ろうと思ってもともと興味があった乗り潰しの旅を始めることにしたのでした。更にblogも始めて、blogの更新のためというきっかけをつくることで乗り潰しの旅が続くようにしました。乗り潰しの旅・カメラ・blog、この3つが絶妙のバランスを保つことで、ここまで続いてもうすぐ4年。こんなに長く一つのことが続いたことは僕の人生の中ではないかも。3つの内一つでも欠けていたらここまで続かなかったでしょうね。
そんな中で最も長い間相棒として活躍してくれたのが、OLYMPUS PEN E-P1。今、はやりのミラーレスカメラ、その先駆けとなったカメラです。今では3代目のE-P3まで発売されていますね。
このblogを初めて、約1年後の2009年7月に発売されたマイクロフォーサーズ規格のミラーレスカメラ。僕がカメラを選ぶ基準で一番大きいのがとにかく小型で軽量であること。そして、このカメラはデザインを見てすぐに気に入っちゃったんですよね。普段高いものを購入するときは、熟考して買う方なんですがこのときばかりは衝動買いみたいな感じでした。
購入当時もblogに記事にしていますね。
E-P1がやってきたE-P1で初撮り 衝動買いみたいに買ったこのPEN E-P1ですが、かなり気に入ってしまいE-P1購入後E-510の出番はほとんど無くなることに。そして次々と出る新しいレンズを購入していき今ではこんな感じにまでなってしましました(笑)。
中でも最強の組み合わせが、E-P1とM.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6の組み合わせ。これ一本で広角から望遠まで撮れちゃうので旅には最適の組み合わせでした。
そんな感じでE-P1には、満足していたのですがやはり時がたつと欲求が増えてくるもの。一つは、もう一度ファインダーを覗いて写真を撮りたいという欲求。E-P1には光学ファインダーが付いていないので(そのお蔭で小型、軽量なのですが)、撮り方はどうしてもコンデジみたいになります。やっぱり写真はファインダーを覗いて撮りたいなぁという思いが沸々と湧いてきたのですね。それともう少しAFと連射のスピードが欲しくなったというのが2つめ。E-P1はどうしてもゆっくりとした動作になるので止まっている被写体の場合は問題ないんですが、走る列車や車窓を撮ろうと思うといつも難儀していたのでそこを改善したいとも思っていたのでした。
そこで半年ほど悩んで購入したのが、こちら。PENTAX K-5。
また、マニアックなところにいったなぁっていう声が聞こえてきそうです(笑)。ただ、僕のカメラを選ぶ基準、小型で軽量、そしてボディ内手振れ補正があることをクリアして、AF、連射がそこそこで高感度撮影もでき、ファインダーの視野率も100%と文句のないスペックだったんですよね。
あと、初めて購入した一眼レフカメラがオリンパスであることからも分かるように、王道を避けたくなる天の邪鬼な自分の性格もK-5を選んだ理由になるかもしれません。今後のことを考えればキャノンとかニコンにしとけばいいのにね(笑)。
でも北海道旅で導入したK-5ですが、一発で気に入りました。カメラの性能がググッと上がったために、これまででは諦めていたシーンなんかも撮影できるようになって、また旅が楽しくなりました。
ながながとつまらない話をしてしまいました。次回より、新年一発目の旅、北海道編がスタートします。それではお楽しみに。