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山陰本線 松江 - 益田

■2011年8月15日(月)

 さぁ、5日目を迎えました山陰本線走破の旅。この日が実質の最終日、いっきに走破しちゃいますよ。

アクアライナー 松江 9:01 ~ 益田 12:08

 何故か前日と同じ松江駅からスタートするこの日。前日に大田市まで行っているわけですが、その先でホテルが予約できなかったために泣く泣く松江まで戻ってきていたのでした。

 仕切り直しで乗車しているこのアクアライナーはこの旅最長の3時間乗車です。しかも、松江から満席状態で座れないという苦行状態・・・。仕方がないので後部で撮影に勤しみます。
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 昨年乗車した木次線の分岐、宍道駅。
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 そして、いつかは乗りたい三江線の分岐、江津駅。
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 右手に分岐しているのが三江線ですね。こちらも超閉散区間なので、完全にこれメインで旅の予定を組まないとなかなかチャレンジが難しい路線なのです。各地でローカル線の存亡が危機的状況に陥っているので早めにチャレンジしないとやばいかもしれませんね。
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 途中、列車交換をしながらのんびりと進んでいきます。こちらも快速なんですがね。
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 益田駅まで到着。さくさくと進んでいきますよ。
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撮影日:2011年8月15日
カメラ:OLYMPUS EP-1+OLYMPUS M.14-150mm F4.0-5.6

石見銀山 古い街並みを歩く2

 2部構成でお送りします石見銀山の街並み散策。いい被写体が多かったため紹介したい写真がたくさんあります。
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 小物を売ってるお土産屋さんをぱちり。
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 たぶん手作りだと思うですが、凝ったつくりですねぇ。
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 あぁやって一つずつ丁寧に作られているんでしょうか?
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 こりゃ、ふくろうかな?
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 子供の頃は、こうしてアサガオとか育ててましたね。
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 こういうたばこ売り場も、もう見なくなりましたね。
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 なかなか素敵な街並みで、また訪問したいなぁと思いました。ここは、お勧めできる街並みだと思いますよ。
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撮影日:2011年8月14日
カメラ:OLYMPUS EP-1+LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4

石見銀山 古い街並みを歩く1

 石見銀山に立ち寄っているこの旅、間歩と言われる坑道を散策した後は古い街並みを散策してみます。
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 ここは、買ったばかりのLEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4の本領発揮。単焦点レンズなんで焦点距離が決まってしまいますが、あれやこれやと自分が動きながらの撮影となりました。
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 ズームレンズだと立ち止まってレンズを回して撮影してしまうことが多くなりますが、単焦点レンズだと気に入った画角になるように自分が動かないといけなくなるので撮影しているなという感じがでて楽しかったですね。
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 この街は絵になるものが多くて、多くて。
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 縁側で休憩なんて、昔ながらの光景がみれちゃうところもまた最高。
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 古い街並みは各地にいろいろと残っているけど、僕の中ではここは上位にランクインしますね。
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 世界遺産ではありますが、それほど人が多くなかったのも良かった要因かもしれませんね。ほとんどの方は、龍源寺間歩の方へ行かれるみたいで。
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撮影日:2011年8月14日
カメラ:OLYMPUS EP-1+LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4

石見銀山 龍源寺間歩を歩く

 世界遺産の石見銀山、その中で一般に公開されている龍源寺間歩。さっそく中に入ってみます。
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 中に入った瞬間に思ったこと、それは寒っ。中の気温がいくつだったかは忘れてしまいましたが、外の気温よりは10℃くらいは低かったんじゃないかと思います。

 人が通れる坑道の脇には、こんな感じの狭い穴がたくさんありました。
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 枝坑っていうみたいです。
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 坑内はところどころライトアップされていて、そこに植物が生えていていました。
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 こんな感じ。ライトの光でも植物育つんですね。
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 旧坑道で入れるのはここまで。ここからは左に折れて新坑道を進み外へ出ます。
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 やっぱりこういう遺跡は予備知識が無いと十分に楽しめませんね。もっと勉強してから行けばよかったかなと思いました。

 坑道探索の後は、腹ごしらえ。道中にお団子を売っていたので買ってみました。
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 なかなか美味しかったですよ。
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撮影日:2011年8月14日
カメラ:OLYMPUS EP-1+LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4

世界遺産 石見銀山へ

■2011年8月14日(日)

山陰本線 松江 10:10 ~ 出雲市 10:53

 山陰本線走破の旅、4日目のスタートは松江から。
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山陰本線 出雲市 11:08 ~ 大田市 11:58

 出雲市で乗り換え更に西へ進みます。ここから先は未乗車区間になりますね。
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 途中、列車交換の際に見ることが出来た江南駅。なかなかいい駅舎でした。
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 そしてやってきたのは大田市駅。ここで途中下車します。
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 駅に降り立ち、最初に気付いたのはこの表記。なんでも、跨線橋の鋳鉄製門柱は日本最古なのだとか。思わぬところで日本最古に出会えましたね。
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 大田市駅の駅舎はこんな感じ。ここで途中下車したのは、看板にもあるように世界遺産にもなっている石見銀山を訪問するため。今日は完全に観光メインの日になります。
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 石見銀山は、島根県大田市にある戦国時代後期から江戸時代前期にかけて最盛期を迎えた日本最大の銀山(現在は閉山)で、2007年に世界遺産に登録されたようです。

 世界遺産に登録されている石見銀山は、その名の通り銀生産の中心地であり数多くの間歩と呼ばれる坑道が残っている銀山地区と古いな町並みが残っている大森地区に分けられます。

 まずは銀山地区に行ってみますかねということで、大森地区から龍源寺間歩まで続いている遊歩道を歩いてみることに。こんな感じの道が続いています。
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 夏の暑い日でしたが、緑の中を歩くのって気持ちいいです。
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 時間に追われる日々を忘れて、のんびり散歩道。僕にとっての旅の醍醐味。
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 途中いい感じのCafeなんかもあって、ここで一休みと行きたいところでしたが先は長いので進行、進行。
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 中には入れませんが、こちらが福神山間歩。中を覗くとなかなか狭い坑道でこんなところから銀を採掘するために中に入っていったんですねぇ。
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 歩くこと約50分、やってきたのは龍源寺間歩。ここは、唯一一般の人でも入ることが可能な間歩になります。(あと一つツアー限定で入ることが出来る大久保間歩があります)
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 さぁ、ここが入り口。中に入ってみますよっと。
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撮影日:2011年8月14日
カメラ:OLYMPUS EP-1+LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 #1,2
+OLYMPUS M.14-150mm F4.0-5.6 #3-13

砂丘で見たみどり

 鳥取砂丘に寄り道中のこの旅。辺り一面砂ばかりだから植物なんてないのかなぁって思っていましたけど、意外と植物が生えているんですよね。
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 カメラをぐぐぐっと寄せて撮影。
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 結構種類も豊富。
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 植物の中に紛れて虫なんかも生息してました。動きが早すぎてカメラには収められなかったんですが・・・。
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 植物の生えているところにはみなさん興味がないのか、周りには人っ子一人いなかったんですが、僕はこっちの方が楽しかったかなぁ。
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 こんなの見るとがんばれーって応援したくなります(笑)。
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 鳥取砂丘、思っていたよりも楽しめて寄り道した甲斐があったかなぁって思いました。おかげで日におもいっきり焼けたんですがね。
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山陰本線 鳥取 18:32 ~ 倉吉 19:42

 さて、寄り道も終わり山陰本線の旅に戻ります。
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とっとりライナー 倉吉 19:56 ~ 米子 20:46

 鳥取 - 伯耆大山間は初乗車だったんですが、ほとんどの区間暗くなってしまったので車窓は楽しめませんでした。まっ、自分は気にしませんけど(笑)。
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山陰本線 米子 20:48 ~ 松江 21:20

 一気に松江に到着。旅の3日目は松江で一泊します。
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撮影日:2011年8月13日
カメラ:OLYMPUS EP-1+LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4

鳥取砂丘

若桜鉄道/因美線 安部 13:36 ~ 鳥取 14:09

 山陰本線走破の旅、若桜鉄道に寄り道した後再び鳥取駅に戻ってきました。ここまで、駅しか訪問していなかったのでちょっと正当な(笑)観光でもしようと思い、鳥取と言えばこれしか思いつかなかったので鳥取砂丘に寄ってみることにしました。

 鳥取砂丘は、駅からは少し離れたところにあるのでバスに乗ることになります。ただ、本数があまりなく(1時間に1本くらい)バスの時間が合わなかったので行きはタクシーを使いました。料金は2,000円くらいかかったかな。
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 見渡す限り砂・砂・砂。
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 第二砂丘列いわゆる馬の背への急勾配。ずるずると足を取られるので登るのは大変です。まっ、もう少し勾配の緩いところはあるんですが急勾配に挑戦したくなる気持ちは分かります(笑)。
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 てっぺんまで登ると眼下には日本海が広がっています。
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 パラグライダーをやっている人もいました。気持ちよさそー。
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 砂丘と砂漠は違うものですが、辺り一面の砂を見ると砂漠みたいですねぇ。
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 砂丘とは、風によって運搬された砂が堆積して丘などになったものなので、規則的な波状の起伏である風紋が見られるところがあります。
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 なかなかきれいな風紋が見られるところは少なくていろいろ歩き回りました。
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 砂丘探索、もうちょっとだけ続きます。

撮影日:2011年8月13日
カメラ:OLYMPUS EP-1+OLYMPUS M.14-150mm F4.0-5.6 #1-6
+LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 #7,8

若桜鉄道 安部駅

若桜鉄道 隼 12:46 ~ 安部 12:50

 若桜鉄道を巡る旅、運行本数が少ないので多くの駅を巡ることが出来ませんがもう一駅。隼駅から一駅戻って安部駅にやってきました。
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 この駅にも木造駅舎が残っていました。自動販売機も木造駅舎の雰囲気を壊さないようにしてあって、そういう心遣いが「分かってるね、若桜鉄道」って思いました。
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 この駅は、「男はつらいよ」のロケが行われたみたいで寅さんも列車を待っていましたよ(笑)。
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 いや~、いい雰囲気の駅ですねぇ。映画に使われるのもわかる気がします。
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 まっすぐに伸びた線路が気持ちいい。
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 外灯の柱も木製ってところもまたいいなぁって思います。
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 わずかな時間での訪問になりましたが、若桜鉄道、すてきな路線だなぁって思いました。最近のローカル線の話題と言えば暗い話題ばかりですが、なんとか踏ん張って欲しいですね。近いうちにまた訪れますよ。
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撮影日:2011年8月13日
カメラ:OLYMPUS EP-1+OLYMPUS M.14-150mm F4.0-5.6 #1-4,7
+LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 #5,6

若桜鉄道 隼駅

若桜鉄道 若桜 11:25 ~ 隼 11:46

 若桜鉄道を巡る旅、若桜駅の次は駅名が気に入って訪問することにした隼駅。
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 みなさんは「はやぶさ」と聞いて何をイメージされますか? 小惑星探査機「はやぶさ」?、鉄道ファンなら東北新幹線E5系「はやぶさ」ですかね。このblogを見てくださっている方なら、寝台特急「はやぶさ」をイメージされる方の方が多いですかね?

 でも、この若桜鉄道隼駅を訪問される多くの方にとっての「はやぶさ」はこちら。スズキの大型二輪「隼」なんですね。
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 訪問するまで知らなかったんですが、この駅は大型バイク「GSX1300R隼」オーナー達の聖地のようになっているらしく、多くのライダー達がこの駅を訪問しに来ているようです。自分が訪問した際も、ライダーさん達が次々と訪問されていました。
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 バイクにはあまり興味がありませんが、かっこいいバイクですね。
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 そんなライダー達の聖地になっている隼駅ですが、鉄道ファンとしても訪問する価値はありますよ。その一つがこの木造駅舎。
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 内部もなかなか趣があっていい感じ。
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 駅舎の一部は、売店「把委駆(バイク)」として使われています。そのおかげもあってきれいに整備されているので保存状態がいい木造駅舎です。
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 もう一つの見どころは、電気機関車ED301と国鉄の客車オロ12 6が設置されているところ。
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 この客車は、現役時代は「ムーンライト松山」や「ムーンライト高知」に使われていたことから「ムーンライトはやぶさ」と命名されました。寝台特急「はやぶさ」の客車が来ればもっとよかったんでしょうけど。
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 中はこんな感じでカーペット敷きのお座敷タイプ。ここで泊ることも出来るのかな?
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 下調べ無しで訪問を決めた駅でしたが、見どころが多くて面白い駅だと思いました。若桜鉄道を旅される際は、ここを訪問先の一つに入れてもらえるといいかなっと思いますよ。
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撮影日:2011年8月13日
カメラ:OLYMPUS EP-1+OLYMPUS M.14-150mm F4.0-5.6 #1-5,8-11
+LEICA DG SUMMILUX 25mm F1.4 #6,7

若桜鉄道 若桜駅

 若桜鉄道訪問、最初の駅は終着駅の若桜駅です。
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 若桜駅は、木造駅舎をはじめいろいろな施設が国の登録有形文化財に登録されています。そのためか、列車で訪れる方だけじゃなくて車で訪問されている方もたくさんおられました。
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 ホームは、1面1線になっていて側線も併設されています。
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 ホームには風鈴が飾られていて風が吹く度に心地よい音色が奏でられていました。夏の暑い日の訪問でしたが、風があって気持ちよかったことを覚えています。
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 若桜鉄道の目玉の一つと言えばSL。若桜駅に保存されているみたいで、SL用の設備もいろいろと残されています。
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 この転車台は貴重な遺産ですね。
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 転車台の枕木は、枕木オーナーさんのプレートが貼ってありました。1本5,000円みたいです。こういうところでちょっとずつでも収入を得てSLの保存に役立たせるのはいいですよね。
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 この転車台は手動で回すものだそうで、手動のものを見たのは初めてかも。
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 やっぱりSLは、子供たちにも人気。
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 やけに家族連れの方々が多いなぁと思っていたら、SLが転車台の方へ移動していきます。なにか始まるようですよ。
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 そしたら転車台を手動でまわすシーンを見ることが出来ました。これは、ラッキー!ものすごく重そうなSLですが、大人と子供6人で回せちゃうんですね。


 転車台で向きを反転させた後は、構内を走行してくれました。SLがあることは知っていましたが、まさか走行シーンまで見れるとは思っていなかったんでいい時間に訪問できたと喜んでおりました。
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撮影日:2011年8月13日
カメラ:OLYMPUS EP-1+OLYMPUS M.14-150mm F4.0-5.6 #1-3,5-12
+OLYMPUS M.17mm F2.8 #4