久々復帰、石北本線から

 しばらく放置してましてすいません。仕事やらW杯やらW杯(笑)やらで更新する気がちょっとなくなっていました。W杯も一段落して今日・明日は試合もないんで更新してみますかね。この旅もだいぶ遠い記憶となってきてしまいましたが。

 さて、網走監獄を見学した後は乗りつぶしに復帰します。ここからは網走 - 旭川間を走る石北本線。この路線も他に違わず超閉散路線となります。特急列車を使用しないという縛りをつけると、特別快速「きたみ」と普通列車1本の計2本しか運転がない区間があります。

 網走発となると、1本目は7時43分網走発の北見行きに乗り北見駅で特別快速「きたみ」で走破するパターン。そして、2本目は12:10網走発となりこちらはオール普通列車の旅となります。
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 これを逃すと旭川に到達出来ません。
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石北本線 網走 12:10 ~ 遠軽 14:53

 さて、これから長旅の始まりです。まずは遠軽まで。
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 乗車してさっそくランチタイム。網走監獄から駅に戻ってからはお昼を取る時間がなかったのでこの旅2度目のたらば蟹駅弁。これも旨かったなぁ。
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 網走を出てからしばらくは閉散路線らしく乗客はまばらだったんですが、北見駅で中高生がどさっと乗車してきて車内は人で溢れてました。しかもうるさいうるさい。地方路線の中高生のマナーの悪さは、都市部の其れの非ではありませんね。普段回りに大人が乗ってないからでしょうかね、列車内は学校の休み時間状態でした。

 まぁ、それでも3~4駅もすると学生たちも降りていき再びまばらな状態。旅人的にはこの方がいいんですが、鉄道会社としてはにぎやかなくらいの方がいいでしょうね。

 留辺蕊という駅で特急列車の通過待ち中。
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 石北本線を走破する特急オホーツク、1日4往復してます。
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 2時間40分かけて遠軽駅に到着。ここから先の列車は1時間後なのでちょっと周辺を散策してみましょう。
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網走監獄

■2010年5月3日(月)

 一体いつになったら終わるんだろう、この北海道旅。5日目は網走からスタートです。まずは、お約束の網走駅。縦書きの駅名を記した看板は、網走刑務所から出所した受刑者が、「もう二度と横道にそれないように」という願いが込められているっていうのは有名ですよね。
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 乗り鉄に入る前にちょっと観光、博物館「網走監獄」に寄ってみます。網走駅から網走監獄までは結構距離があるので歩いていくのはちょっとしんどいかなぁと思います。バスもありますが、1時間に1本程度なので時間が合わなければタクシーを使うしかないかなぁと思います。僕もタクシーを使いましたが、タクシーの運転手さんが網走監獄の割引券をくれたんで良かったかなと。

 さて、許される滞在時間は約1時間半。全部回ると1時間半から2時間くらいかかるよとのことだったので気合を入れていきますか。
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 赤レンガの正門をくぐってまずは庁舎へ。
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 内部には面会所や所長室などがあります。
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 こちらは刑務所水門。網走刑務所の前に流れる網走川を水路として利用していたそうです。
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 そして、こちらが休泊所。受刑者たちが遠くで作業するときの仮の宿舎として建てられました。北海道開拓には多くの受刑者たちが過酷な労働条件で投入されていたと聞きます。
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 枕は一本の丸太棒が使われていて朝になると丸太の端を看守が叩いて受刑者を起こしていたようです。
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 網走監獄で一番大きな建物は、五翼放射状平屋舎房。5方向に放射線状に広がる平屋の獄舎です。
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 中央の見張り所から5方向に広がっているため、少人数で監視がしやすいという利点があります。
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 冬場にはこのようにストーブを炊いて寒さを凌いでいたようです。それでも相当寒かったとは思いますが。
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 最後は独居房。当時、規則違反者をこの独居房に閉じ込めて、食事を減らすなどの厳しい罰則があったということです。反省中の受刑者。
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 結局1時間半だと時間が足りなくて資料などをゆっくりと読むことまでは出来ませんでした。ほんとはその辺をじっくり読みたかったんですが、列車の時間があるので仕方なしです。

喫茶停車場

 北浜駅で途中下車したのは、ここに立ち寄るためでもありました。喫茶「停車場」。
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 釧網本線には、駅舎に喫茶店や食堂が併設されている駅がいくつかあり、ここもその1つ。メニューも豊富でしっかり食べることも出来ます。
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 店内は列車の中みたいで食堂車で食べているような気になります。
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 ホームを眺めながらのお食事タイム。釧網本線の列車内で豚丼食べたところですが、せっかくなんで夕食をかねてビーフカレーを食べました。おいしかったですよ。
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 天井も鉄道アイテムが飾ってあっていい雰囲気です。
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 食後のコーヒーで一休み。
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 コーヒーを飲み終えたところで夕日がきれいだよとお店の方が教えてくれたので、展望台に上ってみました。夕日に照らされた線路がきれいです。
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 1時間半ほどの滞在時間でしたが、楽しい時間でした。

釧網本線 北浜 18:33 ~ 網走 18:49

 釧網本線は車窓も駅もすてきな路線です。さて、ラストスパート!
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 釧網本線終着駅の網走に到着。北海道の列車旅をするには一番のオススメ路線かも知れませんね、釧網本線。この路線の魅力はまだまだあると思うのでまた来るぞ~っと思います。
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オホーツク海傍の駅、北浜駅

 釧網本線足湯巡りも終わり、乗りつぶしに復帰します。なんとも素敵な名前の緑駅で列車交換してどんどんと進んでいきます。
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 車窓もいい感じ。まだ雪化粧の山と手前の畑の青さのコントラストが素敵です。
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 釧網本線もいよいよ終盤、オホーツク海が見えてきました。
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 と、いうことはというわけで途中下車。
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 ここは、オホーツク海に一番近い駅「北浜」。釧網本線の乗りつぶしを決めたときに、真っ先に途中下車しようと思った駅なのです。
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 目の前にはオホーツク海が広がっていて、冬には流氷なんかも見ることが出来るようです。
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 ホームには展望台があり、ここから流氷を眺めたりすることが出来ます。
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 駅舎もとても自分好み。
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 古びた駅名標もいい感じ。
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 この駅は、中国映画の舞台にもなったみたいで中国語の看板や写真がありました。僕がいた間も中国人の観光客が数名訪れていました。
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 駅舎の中は、名刺や切符が所狭しと貼られています。こういうの誰が始めるんでしょうね。よくもまぁいろんなところから、こんな辺鄙なところに来るもんだなぁと思っちゃいました(自分もですが・・・)。中には、何度も訪れている人も居て名刺の役職がだんだん上がっていってたりしてちょっと面白かったです。
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足湯めぐり号

釧網本線 釧路湿原 13:40 ~ 北浜 16:57

 釧網本線乗りつぶしの再開です。乗車した列車は普通のキハ57なんですが、摩周&川湯温泉 足湯めぐり号という名前がついています。
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 この列車、駅前に足湯がある摩周駅川湯温泉駅でそれぞれ20分ほど停車してくれるので乗りつぶしをしながら足湯を楽しめるオトクな列車なんです。
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 まずは最初の停車、摩周駅。ここでは21分停車します。
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 摩周駅の駅舎。きれいな駅舎です。
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 駅舎を出て左手側に足湯があります。
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 僕は足湯よりも食料調達。塘路や釧路湿原散策で、時間がなかったんでお昼をまだ食べていなかったのです。この時点で15時頃、とっても腹ペコなのでした。

 何かないかなぁとウロウロしていると駅前にある「ぽっぽ亭」の名物「摩周の豚丼」が売られていました。ここで、お弁当ありますか?って聞くとすぐに近くにある「ぽっぽ亭」のお店に電話してくれて作りたてを持ってきてくれました。
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 そして、こちらがその中身。作りたてのおかげで温かく、めちゃウマでした。特にこの豚肉の味はちょっとびっくりしちゃうくらい美味しかったです。これが列車に乗りながら食べられるなんて幸せですよ。釧網本線に訪れたら絶対に食べてもらいたい一品だと思います。途中下車してでも食べる価値あると思いますヨ。
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 摩周の豚丼で幸せ気分に浸っていたら次の川湯温泉駅に到着しました。ここでも18分間停車します。
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 ここは駅舎が素敵なんです。
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 そして、足湯はこちら。
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 今度は僕も入ってみました。きたない足をさらしてスイマセン・・・。
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 お弁当と足湯のおかげで心も体もポカポカ。とっても幸せな鉄道旅となりました。まだまだ、釧網本線の旅は続きます。

釧路湿原

しれとこ 塘路 12:48 ~ 釧路湿原 12:59

 塘路散策にノロッコ号との遭遇を楽しんだ後は、釧網本線を2駅ほど戻ってみます。降り立ったのは釧路湿原駅、ホームは簡易な感じです。
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 ログハウス調の駅舎が印象的です。
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 ここから歩いて10分ほどのところに、釧路湿原国立公園の細岡展望台があります。列車での釧路湿原訪問では、ここを訪れる人が多いようですね。でーーーん。
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 塘路の展望台からの眺めよりもこちらの方がパノラマ感があります。
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 どこまでも続く湿原、日本じゃないみたい。こんな風景が日本で見られるんだから来る価値ありますね。何度も書いてますが、また訪問したいぞっと。
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 ずーーと眺めていたい思いに駆られましたが、次の列車の時間もあるので展望台を後にします。

おっ、ノロッコ号

 展望台からの景色にも満足して駅まで戻ります。午前中に塘路駅に着いたときは、ほとんど人は居なかったんですが駅に戻る道では何人かの人とすれ違いました。あれっ?人増えたかなぁって思っていたら、駅に着く頃にその理由が分かりました。

 ノロッコ号がやってきていたんですね。
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 くしろ湿原ノロッコ号は、主に釧路 - 塘路間を往復しているトロッコ列車で、ノロノロ走るトロッコ列車ということでノロッコといいます。ノロッコ号は他にも富良野・美瑛ノロッコ号などがあってそちらの方には以前北海道を訪れたときに乗ったことがあります。

 とりあえず、ノロッコ号の雄姿をパチリ。
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 牽引車はDE10 1660。
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 ノロッコ号停車中は、駅前の広場に人が溢れていました。でも、ほとんどの人はそのまま折り返しのノロッコ号で戻っていき、下車して付近を散策する人は少数派でした。

 そろそろ出発しますよ~ってことで写真を撮りにホームへ。
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 出発シーンを動画で撮ってみました。風がびゅーびゅー吹いててうるさいのが難点です・・・。


 さて、ノロッコ号も出発して、再び静かな空間となった塘路駅。僕は、普通列車が来るのを待ちます。
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サルルン展望台から

 サルボ展望台の次は、そこから800mほど歩いたところにあるサルルン展望台。木造の階段を上っていきますよ。
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 景色としてはサルボ展望台よりこちらの方が良かったかなと思います。
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 霞んでいて見通しが悪いんですがずーーと湿原が続いています。
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 そして、このサルルン展望台の一番良いところは眼下に釧網本線の線路があること。ここからだといい俯瞰写真が撮れそうです。実際、この地点はSL冬の湿原号など釧網本線の列車を撮る撮影ポイントになっているようです。
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 残念ながら僕が展望台にいる間には列車はやってきませんでした。本数少ないからしゃぁないんですがね。列車とい合わせてこんな感じでモノクロで撮れば、いい感じになるなぁって思ったんですが。いずれにしても、再訪したいリストの上位入りが決定しました(笑)。今度来るなら夏かな???
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塘路散策

 釧路湿原の楽しみ方としては、車窓を楽しむのか釧路湿原駅から徒歩10分ほどのところにある細岡大観望から景色を楽しむのが王道みたいですが、それだけだとせっかくこんな遠いところまで来たのにもったいない。

 ということで、もちろん細岡大観望には後から行くんですが、徒歩で行けるところでということでここ塘路にやってきました。ここにはいくつか展望台があって徒歩でも1時間くらいあれば行けるところにあります。もちろん全部回ろうとすると一日掛りになるんですが、ポイントを絞って回れば1~2時間で十分です。

 さて、出発。しばらくは、釧網本線の線路沿いに進みます。カヌーを楽しんでいる方々がいますね。いいなぁ。
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 20分ほど歩いたところに展望台の入り口があります。
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 最初に向かったのはサルボ展望台。ここからは塘路湖がよく見えます。うんいい景色。
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 でも5月初旬の北海道はまだまだ春ということではなく、やっと冬が終わったところといったところ。もうちょっと緑があると良かったんですけどねぇ。
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 あっ、でも春の訪れを感じられるところもありました。
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 ほんのちょこっとだけなんですが。
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 夏にもう一度訪れたいなぁっと。
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釧網本線に入ります

 しばらく更新サボってましてすいません。北海道旅4日目は釧網本線に入線します。

■2010年5月2日(日)

 釧網本線の列車もキハ54。快速しれとこに乗車します。こちらも一両編成、やはり乗車率は高くなります。前の日に根室本線釧路 - 根室間に乗車していた方々もちらほらと見られました。考えることはみな同じですね。
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快速しれとこ 釧路 9:05 ~ 塘路 9:36

 釧網本線は北海道随一の車窓がすばらしい区間ということで楽しみです。この旅はじめて天気にも恵まれてテンション上げて出発進行!!
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 釧網本線は釧路駅の1つ先、東釧路駅から。釧網本線のゼロキロポストが見えますね。
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 釧網本線は釧路湿原の中を走ります。車窓を楽しむのもいいですが、やっぱり自分の足でも楽しみたいなと思いどこかで途中下車しようと思います。しかし、この路線も本数少ないので何も考えずに下車すると何時間も待たされることになるので注意。前日に時刻表眺めて決めた下車駅はこの塘路駅にしました。
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 きれいな駅舎があります。
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 中には喫茶店も入っていてコーヒーなんかを飲むことができます。後、鉄道関連のモノが飾ってあるので見ているだけでも楽しいです。
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 さて、散策をはじめますか。
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