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もうちょっとだけ日光

 もうちょっとだけ日光東照宮散策の模様をお送りいたします。世界遺産登録10周年を記念して御仮殿が無料公開されていました。

 御仮殿とは、御本社を修理する際に、臨時に御神体をお移ししてお祀りするための御殿です。あいにく中は撮影禁止になっていたので外観だけ撮りました。
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 御仮殿の周辺は、人も少なく神聖な感じがしましたね。
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 見所は他にもたくさんあったと思うんですが、帰りの時間も迫っていたので後ろ髪を惹かれる思いで日光駅に戻ってきました。

日光線 日光 13:35 ~ 宇都宮 14:16

 帰りは4両編成になっていました。どちらも107系ですが、先頭の2両は日光線の頭文字を表しているのかNのラインがされています。
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湘南新宿ライン快速 宇都宮 14:38 ~ 赤羽 15:57

 長旅もほとんどの行程は終了。後は、羽田空港に戻るだけです。宇都宮からの湘南新宿ラインは意外と乗車率高かったです。みんな新幹線使わないんですね(笑)。
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京浜東北線 赤羽 16:04 ~ 品川 16:39

 赤羽駅で京浜東北線に乗り換え。旅の出発点でもありました品川駅に戻ってきました。
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 長らくお付き合いしていただきありがとうございました。これにてシルバーウィークの載り鉄旅の行程は終了でございます。

煌びやかな建造物の数々

 本殿に入るところにある陽名門。数々の彫刻がされたとても豪華な門です。
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 陽明門には当時の技術の最高峰がつぎ込まれ彫刻の数は508体にのぼるそうです。
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 よくもまぁこんなに豪勢な門を作ったもんです。
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 いろんな彫刻が施されており、1日中見てても飽きない事から"日暮門"の別称があるそうです。もちろん陽名門は国宝に指定されています。
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 陽名門を潜るり左側にあるのがこの神輿舎(しんよしゃ)。内部には千人行列で渡御する家康(中央)、秀吉(左)、頼朝(右)を祭った神輿が安置されています。
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 こちらが家康を祭った神輿。
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 こちらが秀吉。
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 そして、こちらが頼朝です。
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 次に初代将軍徳川家康が眠る奥宮に向かうため坂下門に向かいました。ここにも有名な彫刻があります。それがこの眠り猫。
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 この彫刻は、「猫も寝るほどの平和」を表しているそうですが、一方では、猫が薄め目を開け爪を立てているように見えることから、徳川家康を護るために寝たふりをしているともいわれています。
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 階段を上っていくといよいよ家康公の眠っている奥宮です。
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 日光東照宮は、見所が多すぎて半日じゃ全然時間が足りませんでした(笑)。
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日光東照宮

 せっかく日光に来たのでしっかり観光もしておこうと思い、日光東照宮に立ち寄りました。立派な石鳥居が迎えてくれます。
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 灯篭のコケがよい感じです。
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 鳥居を潜ってまず最初に目に入ってくるのはこの五重塔。
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 表門の先にあるのがこの三神庫(さんじんこ)。下神庫・中神庫・上神庫の三つの神庫がありその中に春秋渡御祭「百物揃千人武者行列」で使用される馬具や装束類が収められているそうです。

 鮮やかな建物だったので、ポップアートで強調してみました。
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 そして、こちらが超有名な神厩舎(しんきゅうしゃ)・三猿。「見ざる・言わざる・聞かざる」。
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 やはり東照宮の中でも人気の場所で、常に人だかりができていました。この神厩舎は、ご神馬をつなぐ厩(うまや)になっています。
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 猿が馬を守るとされているところから、長押上には猿の彫刻が8面あり、人間の一生が風刺されているそうです。三猿はその一部なんですね。他にはこんな彫刻がありました。
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 おっと後3枚足りませんね・・・。全部で8面もあることを知らなかったもんで・・・。

 気を取り直して本殿の方に向かいましょう。
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日光へ

■2009年9月23日(水)

 シルバーウィーク旅もようやく最終日。本日の目的地は一つ、日光線を乗りつぶし日光に参ります。
車両は、日光線用に塗装された107系。
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 久しぶりに扉は自分で開けるタイプでした。
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日光線 宇都宮 9:57 ~ 日光 10:42

 日光に向けて出発であります。
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 日光線は、外国人観光客の割合が非常に高かったです。日本人の観光客は、東武日光線の方を使う人の方が多いようなんですが、外国人の方は新幹線で宇都宮まで向かいJR日光線経由で日光に来られる方が多いようですね。
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 駅舎をパチリ。この駅舎は大正時代に建てられた建物でなかなか立派なもんですね。
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 でも駅周辺の活気は、東武日光線の日光駅に完全に負けてしまっていました。頑張れ~と応援したくなりますが・・・。
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 ところで、この龍なんやったっけかな?
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宇都宮でぎょーざ

 先日の3連休で新たな鉄旅をしてきましたが、シルバーウィークでの旅の模様をもうちょっとだけお送りします。だいぶ記憶が曖昧になってきました(汗)・・・。

水戸線 下館 16:00 ~ 友部 16:43

 SLもおかを満喫して下館駅に戻ってきました。この日の目的はこれで果たした感じがありますが、とりあえず水戸線だけは乗りつぶしておこうと思います。
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水戸線 友部 16:49 ~ 小山 17:54

 水戸線の終着駅、友部駅で折り返し。ところで水戸線って肝心の水戸駅には行かないんですね。
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東北本線(宇都宮線) 小山 18:21 ~ 宇都宮 18:48

 この日は、宇都宮で一泊です。
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 宇都宮といえばやっぱり餃子。餃子のお店はいっぱいありましたが、どこも結構込んでいました。何とかありつけた餃子たち。ビールと合わせて美味しくいただきました。
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日本一のもぐら駅

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分かるかな?

はくたか

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今日は在来線最速のはくたかから旅のスタートです。

只今、只見駅

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だいぶ進みました。後、もうちょっとです。

只見線に入線

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今回のメイン只見線に乗車します。只今、出発!

会津散策

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昨日とはうって変わって会津の街は青空が広がってます。気持ちいい。

赤べえ

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に乗って会津若松までやって来ました。

山形鉄道

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あいにくの天気なんですが、乗鉄進行中です。
山形鉄道フラワー長井線を乗り潰しました。
うぅ青空プリーズ!!

SLもおか

 真岡鐵道では主に土日や祝日に一往復SLが運行されています。真岡鐵道に寄ろうと決めたとき、ちゃっかりSLもおかの時刻表は調べていました。そしたらうまいこと乗れそうだったので益子駅に戻ってきました。

 時間になって入線してきたのは、C12 66号機。
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 SLはこれまで函館のSL函館大沼号と九州でのSL人吉号に出会っているんですが、やっぱりどこで見ても心躍らせるものがあります。
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SLもおか 益子 15:03 ~ 下館 15:57

 客車は、元JR東日本の50系客車。なかなかいい外観です。
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 真岡駅で小休止、停車時間がちょっとあったのでもう一度先頭箇所へ移動しました。
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 運転台の中を拝借。
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 でっかい車輪です。
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 最近の電車は窓を開けられないものが多いですが、この客車は窓を開けられました。開けた窓から入ってくる風とSLの音がなんとも言えない爽快感を感じさせてくれました。
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 あとSLで好きなのは、加速するときに客車が前後に小刻みに振動していきながら加速していく感じなんですが,こんな表現で分かりますかね?
 そんなこんなで、SLを十分満喫して下館駅に到着しました。もっと乗っていたかったですね。また、来ようと思います。
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益子の街並み

 しばらく歩いていると古めかしいすてきな建物が見えてきました。
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 いい感じの庭まであります。
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 建物の中はこんな感じ。たしか藍染工房だったと思います。
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 裏小屋まで見ることもできました。
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 こういう街はぶらぶら歩いているだけでも楽しいです。
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 「和」な感じは心が和みます。
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 もっともっとぶらぶらしていたかったんですが、もう一つのお楽しみの時間が迫ってきていたんで益子駅に急いで戻ります。さて、さて。
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土祭(ヒジサイ)

 益子の街ではこのときなんだかお祭りムード。なんだろうなぁと思って街を歩いていると本当にお祭り中だったようです。その名は土祭。ヒジサイと呼ぶようです。
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 「ヒジ」とは古代における土・泥の呼び方で、焼き物の街にふさわしい土のお祭りでした。街の至る所に焼き物や土に関するものが展示されていました。
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 店の入り口でくつろぐ焼き物。
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 芸術的な作品も展示されていたんですが、見に入るのには駅前で販売されていたパスポートが必要だったようで、あいにく買ってなかったんで見ることは出来ませんでした。もったいないことしたな・・・。
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 まっ、雰囲気だけでも味わえたんで良しとしますか。
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真岡鐵道へ寄り道

 下館駅で途中下車したのは、ここから出ている真岡鐵道へ寄り道するため。ホームには、カラフルな列車が止まっていました、現在の真岡鐵道の主力として活躍しているモオカ14形です。
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真岡鐵道 下館 13:02 ~ 益子 13:42

 乗ったときにはシートは既に満員状態だったので、列車の後ろに陣取ることにしました。いいんです、こうやって走行を楽しむことが出来るんで。
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 真岡駅で列車交換。ここ真岡駅の駅舎は、蒸気機関車の形をしているようですね。後から知りました、知っていれば途中下車して写真撮ったんですが・・・。
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 途中いい感じの木造駅舎もありました。ここ、なんていう駅だっただろう???
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 このまま終着駅まで乗ろうか迷いましたが、駅周辺の散策もしてみたいと思い大きな駅と思われる益子駅で途中下車してみました。
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 ここ益子は、益子焼と呼ばれる陶器が有名な焼き物の町。駅にも大きなつぼが置かれていました。そういえば、信越本線・横川駅で食べた「峠の釜めし」の陶器も益子焼でした。
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 益子駅の駅舎は、ツインタワーが特徴的な結構大掛かりなものでした。さっそく街を散策することにしますか。
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新幹線でショートカット

■2009年9月22日(火)

 さて、シルバーウィークの旅も終盤戦。この日は、郡山駅からスタートです。当初は、磐越東線でいわきまで向かい、その後常磐線を南下して水戸線に入り宇都宮で一泊という予定を組んでいました。
 が、乗ろうと思っていた快速あぶくまに乗り遅れてしまい次の列車は13時過ぎまでない状況に陥ってしまいました・・・。本数少ない路線で何やってんだか、自分。

 ホームでどうしようか考えていると快速会津ライナーが入線してきました。ちょっとラッキーと思ったり。
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 んでもって、旅の方はというと一旦新幹線で小山駅まで戻りそこから水戸線だけ乗り潰すことにしました。ということで新幹線なすの。
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東北新幹線なすの270号 郡山 11:05 ~ 小山 12:00

 お昼は、福島牛の牛めし駅弁。
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 1時間ばかりで小山駅。さすがに新幹線は早いです。
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水戸線 小山 12:36 ~ 下館 12:59

 そして、早速水戸線に乗車。
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 出発してから約20分、下館駅で途中下車します。さて・・・。
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東北本線 ~宝積寺-郡山~

東北本線(宇都宮線) 宝積寺 19:34 ~ 黒磯 20:12

 この日の鉄旅もラストスパート。再び東北本線を北上していきます。
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 黒磯駅で貨物列車をお見送り。
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東北本線 黒磯 20:46 ~ 郡山 21:48

 そして、本日の宿泊地郡山駅へ向かいます。
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 郡山駅で列車を撮影していると・・・・
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 札幌行きの寝台列車、北斗星が入線してきました。
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 これは撮らねばと思って先頭に向かっていましたが、あえなく出発してしまいました。もうちょっとだったのに・・・。
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 旅の3日目は、これにて終了でございます。
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両毛線~東北本線~烏山線

両毛線 佐野 15:24 ~ 小山 15:51

 お腹も満たされ両毛線のラストラン。終着駅の小山駅までやってきました。
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 立ち食いそば屋があるホームってなんかいいですね。
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東北本線(宇都宮線) 小山 16:05 ~ 宇都宮 16:31

 小山駅からは、東北本線を北上していきます。
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 東北本線のうち上野ー黒磯間は、宇都宮線という愛称がつけられています。案内も宇都宮線として案内されてます。
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東北本線(宇都宮線) 宇都宮 16:35 ~ 宝積寺 16:46

 宇都宮で乗り換え。宝積寺まで向かいます。
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 宝積寺で乗り換え。乗りつぶしをかねて烏山線に乗車します。
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 烏山線は、ここ宝積寺駅から烏山駅を結ぶ全8駅の短い路線です。特に有名な観光地があるわけではないようなんですが、この路線は「宝積寺」「大金」という縁起の良い名前の駅があることから、七福神をキャラクターとして宝積寺を除く各7駅に各尊が割り当てられています。そして、起点の宝積寺駅には全尊が描かれています。
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 烏山線を走るのは、キハ40形気動車。
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 列車のほうにも七福神が描かれていました。
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烏山線 宝積寺 17:36 ~ 烏山 18:10

 30分ほどの乗車で終着駅、烏山駅に到着です。
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 烏山駅には、毘沙門天。時間があれば、烏山線の全駅下車をして七福神を全部見て回るなんていうのも面白かったかもしれませんね。
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 辺りはもう真っ暗闇になってしまいました。
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烏山線 烏山 18:34 ~ 宝積寺 19:15

 無事カエルに見送られて、折り返し宝積寺駅に戻ります。
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やっとありつけた佐野ラーメン

 上毛電鉄中央前橋駅は、JRの前橋駅まで徒歩で約10分ほどかかる離れたところにあります。次に乗ろうと思っている列車の時間まで13分しかなくて間に合うかかなり不安でした。

 が、中央前橋駅から前橋駅までシャトルバスが運行されていたのでそれに乗ることでなんとか間に合いました。あ~良かった、良かった。
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両毛線 前橋 12:21 ~ 佐野 13:23

 そして両毛線に復帰しJRの乗り鉄旅の再開です。やってきたのは107系。
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 佐野駅で途中下車です。
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 佐野での目的はもちろん、佐野ラーメン。いろいろなお店がありますが、前もって調べていた”しまだや”というお店に行くことにしました。が、思いのほか遠い、遠い・・・。
 15分くらい歩けば着くとふんでいましたが、結局30分歩くことになりました。やっと着いたと思ったら、結構並んでいます。
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 店に入ってからも結構待たされました。まぁ、手打ちだから仕方ないですね。で、駅に着いてから約1時間20分、やっと念願の佐野ラーメンにありつけました。
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 手打ちの不揃いな麺が特徴的でスープとよく絡んでおいしかったです。いっしょに頼んだギョーザがまたうまかった。

大胡駅で歴史を感じる

 上毛電鉄二つ目の途中下車駅、大胡駅。
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 大胡駅には、木造の古い駅舎が残っています。
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 何かいい感じの駅です。
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 700型が一台留置されていました。この700型いろいろなカラーバリエーションがあるんですね。
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 大胡駅には、車両基地が併設されています。2番倉庫に留置されているのは、デハ100型。
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 この列車は上毛電鉄開業当時から走っている列車で、現在はイベント用などで活躍しているようです。ぜひとも乗ってみたい列車です。
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 そしてこちらは、デハ104。
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 思わぬ古い駅舎や列車たちとの遭遇でうれしい気分にさせてくれました。

上毛電鉄 大胡 11:51 ~ 中央前橋 12:08

 大胡駅からの列車も違うカラー、ジュエルピンクだそうです。カラーバリエーションは、全部で8色あるようで、そのうち5色を拝めたようです。
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 思い立って乗車した上毛電鉄でしたが、なかなか楽しい鉄旅でした。終点の中央前橋駅に到着です。
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JOMO乗り鉄

上毛電鉄 西桐生 10:16 ~ 天王宿 10:21

 上毛電鉄の乗り鉄旅。ただ乗り潰すだけではツマランので、どこかで途中下車しようと思い西桐生駅においてあった上毛電鉄沿線のパンフレットと睨めっこ。まずは、天王宿駅で降りてみることにしました。
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 ここには、明治初期の擬洋風建築である桐生明治館が建っています。国の重要文化財に指定されているということでどんなもんかと見に行ってみました。
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 まっ、期待したほどのモンでもないかなっと(オイ)。

上毛電鉄 天王宿 10:51 ~ 大胡 11:19

 上毛電鉄の旅を続けましょう。次にやってきた列車、数人の乗客が天井を指差してたりしてたんで何かなぁと思ったら、ハロウィンの飾り付けがされた列車でした。
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 この頃はまだ9月だったんですが気の早いことです。それにしても、自分、乗ってから数駅過ぎるまで全く気付きませんでした・・・。注意力落ち取りますな・・・。
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 2つ目の途中下車駅、大胡駅で乗ってきた列車をパチリ。
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上毛電気鉄道

■2009年9月21日(月)

 だいぶ日数が経ってしまいましたが、シルバーウィークの乗り鉄旅3日目は両毛線桐生駅から。
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 まずは乗り鉄の前に桐生付近を散策でもと思ってぶらぶらしていましたが、結局は乗り鉄をすることになります(笑)。それは・・・こんな駅を見つけてしまったからです。
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 ここは上毛電気鉄道上毛線の西桐生駅。マンサード屋根と呼ばれる大きな屋根が特徴的な駅舎を持った駅でした。ここは事前の調べなしで偶然出会った駅だったんですが、一発で惹かれてしまいました。
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 こうするともう乗ってみたくなるもんです。行き先をみると中央前橋行き。方向としては戻ることになりますが、両毛線から外れるわけではないので気付いたらもうホームの中です(笑)。
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 銀色の車体のこの列車、なんだか首都圏を走る私鉄の列車みたいだなと思っていましたが、後から調べるとその通りで元は京王電鉄で3000系として使われていたものだそうです。上毛電鉄以外にも松本電鉄、岳南鉄道、北陸鉄道へ移籍しているようです。
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 自分は関東出身者じゃないので特別な感情は沸きませんが、昔日常的に使っていた列車がこうして地方の鉄道を現役で走っている姿を見るのは感慨深いだろうなと思いますね。

 子供の頃から学生時分によく乗っていた阪急電鉄や京阪電鉄の古い列車がどこかの土地で走っていれば見に行くんだけどなぁと思ってみたりするんですが、どこかで走っていたりするんでしょうかね?

 とにもかくにも上毛電鉄の旅のスタートです。
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足が棒

 周りの人も少なくなってそろそろ戻らないとなぁという時間帯になってきました。名残惜しいところなんですが戻ろうと思います。

 今度は下りなんでどんどんサクサクと歩みが進みます。
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 来た道をかみ締めるように歩きます。
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 旧丸山変電所が見えてくると横川駅まではあとちょっとです。
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 往復で約10キロの行程、さすがに足が棒のようになり気分はもうこんな感じです。
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 でも、十分に楽しめたアプトの道でした。鉄分たっぷりの人はもちろん、普通のハイキングコースとしても楽しめる遊歩道だと思います。また、来たいですね。
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信越本線 横川 17:37 ~ 高崎 18:08

上越線/両毛線 高崎 18:12 ~ 桐生 18:59

 本日ラストは両毛線に入線。
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 桐生で一泊します。
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めがね橋に到達

 森の雑貨屋さんを越えて後ろを振り返ると、眼下には先ほどの碓氷湖が広がっていました。少しずつ登ってきているようです。
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 トンネルが連続して続きます。
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 都合五つ目のトンネルを抜けたところ、そこが目的地「めがね橋」です。
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 めがね橋の橋の上。
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 右手には新線の鉄橋も見えました。
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 眼下には道路も走っています。それにしてもすごいカーブですね。
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 遊歩道「アプトの道」はこのめがね橋を渡ったところで終了です。ここまで全長約4.8キロ、写真を撮りながらの行程だったので2時間くらいかかりました。
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 ここからふもとに降りる階段があるので、さっそくめがね橋の全景を見ることにしますか。

 めがね橋は正式名称「碓氷第三橋梁」といい、碓氷川に架かる煉瓦造りの4連のアーチ橋となっています。全長 91 メートル、川底からの高さ 31 メートル、使用された煉瓦は約 200万個に及ぶようで、現存する煉瓦造りの橋の中では国内最大規模になるそうです。
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 煉瓦造りの建造物ってどうしてこうも立派に感じるんでしょうか。
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 かなりの時間魅入っていましたが、飽きることはありません。レトロなものをE-P1のアートフィルター「トイフォト」で撮るとまたいい雰囲気になりますね。
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 長い距離を歩いてきた甲斐があったなと思いました。
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森の雑貨屋さん

 碓氷湖を過ぎてちょっと歩いたところに気になる建物が目に入ってきました。大きな一本の木と木造の小屋が特徴的で思わず歩みを止めてしまいます。
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 そこは、森の雑貨屋さん「コロボックリ」。なんとも楽しそうなところです。
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 僕もちょっと寄ってみました。正確には、めがね橋から折り返してきたときに立ち寄ったんですがここで紹介しちゃいます(笑)。

 中には絵葉書や手作りの雑貨がいっぱい並んでいました。
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 見てるだけでも楽しい気分にさせてくれます。何か買おうと思いましたが、さすがに手作りだけあって少々お高かったんで、絵葉書を数枚買わせていただきました。
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 また立ち寄りたいお店ですね。
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