旧線を歩く

 アプトの道後半戦は、その名のとおり旧線であるアプト線上を歩きます。こちらの方には線路は残っていませんでしたが、その代わり鉄道のトンネル内を歩くことが出来ます。
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 トンネル内はライトが付いていますがそれでも結構な暗さでした。写真の感じよりももっと暗かった印象です。
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 トンネルを出るとそこは結構な山の上なんだと気づきます。遠くには、上信越自動車道が見えます。
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 一部線路が残っていて露出している部分がありました。
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 そして、二つ目のトンネルです。
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 この二つ目のトンネルを抜けると見えてくるのが、碓氷湖です。
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 ここまで結構な距離を歩いたことになりますが、この景色を見れば疲れも飛んでしまうというものです。
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 こうやってしばらくボーっと眺めていたい気分でしたが、まだまだ目的地は先にあるので歩みを進めるとします。
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まだまだ歩く

 アプトの道はまだまだ続きます。今歩いているのは旧信越本線の上り線があったところですが、下り線の方はレールが残っています。その下り線には、トロッコ列車が走っています。
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 トロッコ列車は、碓氷峠鉄道文化むらから碓氷峠の森公園交流館「峠の湯」間の約2.6キロを結んでいます。乗車するには、碓氷峠鉄道文化むらに入園しなければいけないようです。

 トロッコ列車を見送りどんどんと歩いていくと大きな建物が見えてきました。
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 これは、「旧丸山変電所」だそうです。
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 変電所を越えたあたりから勾配がきつくなってきたように思います。とはいっても歩いている分にはそれほどの急勾配でもないかなという感じです。でも、鉄道にとっては難所のひとつだったのですね。

 横川駅から1時間かけて、めがね橋までの中間地点「峠の湯」までやってきました。さきほど見送ったトロッコ列車が折り返してきます。
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 トロッコ列車のほうが急勾配を体感出来たかもなぁと少し思いました。
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 でも今回は自分の足でこの廃線跡を踏みしめましょう。そしてここからは後半戦、旧線(アプト線)を進んでいきます。

廃線跡を歩く

 さて、廃線となってしまった横川-軽井沢間。その中でも横川駅からめがね橋を結ぶ間が遊歩道として整備され廃線跡を歩くことが出来るようになっていました。前半部分は新線の廃線跡を、後半部分は旧線の廃線跡を歩くコースになっています。

 その名も「アプトの道」。
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 最初は、「碓氷峠鉄道文化むら」の横を歩いていきます。「碓氷峠鉄道文化むら」にはいろいろな列車が保存されています。
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 ここでは、EF63の体験運転が出来るようです。これも体験運転中だったんでしょうか?
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 歩道は整備されていますが、2本のレールはそのまま残されています。ここの上を列車が走っていたんですね。
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 架線もそのまま残っています。
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 高崎駅から30キロを示すキロポスト。
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 信号までもそのままの状態でした。
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峠の釜飯

 信越本線は高崎駅から長野県の篠ノ井駅、新潟県の直江津駅を経由して新潟駅に向かう一大路線でしたが、長野新幹線の開通によって、軽井沢駅 - 篠ノ井駅間が第三セクターしなの鉄道に経営が移管され、軽井沢-横川間は廃止されてしまいました。

 というわけで、高崎駅から行けるのはここ横川駅まで。
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 この先が繋がってたころに一度訪れておきたかったなっと。
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 駅舎はこんな感じ。こじんまりとしていますが、ここにはお楽しみがたくさんあるのです。
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 その一つが名物駅弁「峠の釜めし」。ちょうどお昼時、これは買わないわけにはいかないでしょう。
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 駅弁を受け取ってちょっとびっくり、ずっしりとした重量感を手に感じました。
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 開けてみて納得、容器には益子焼の釜が使われています。なんとも本格的な釜で面食らっちゃいました。
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 パカッ!
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 具は鶏肉、ささがき牛蒡、シイタケ、タケノコ、ウズラの卵、紅しょうが、栗、杏が入っています。味の方はというと、これは文句なしで旨いの一言でした。まだ暖かい状態だったことで、更に美味しさを感じました。
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 あっという間に平らげてしまいました。あ~おいしかった。
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 この釜は持って帰って実際に1合の御飯を炊くことにも使えるようなんですが、旅には荷物になるので今回は返却させていただきました。

 まずは大満足の駅弁でした。横川駅のお楽しみはまだまだ続きます。

シルバーウィークの乗り鉄旅

■2009年9月19日(土)

 さて、今回使用した切符は北海道&東日本パス(普通車限定)。10,000円で5日間、JR北海道と東日本の普通列車が載り放題になる切符です。JR東日本にはこのようなフリー切符が結構あるので非常に助かります。

山手線 品川 22:16 ~ 池袋 22:44

 初日の夜に東京入りして、本格始動は次の日からです。
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 今回も旅のお供は、PEN E-P1。これを買ってから一眼の出番はほとんどなくなってしまいました。小型で軽量っていうのは何にも勝る強みだと思います。

埼京線(赤羽線) 池袋 22:47 ~ 板橋 22:49

 明日に備えて今日はおやすみなさい。
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■2009年9月20日(日)

埼京線(赤羽線・東北本線支線) 板橋 9:08 ~ 大宮 9:37

 さぁ、旅のスタートです。埼京線経由で大宮まで向かいます。埼京線はその多くの区間を東北新幹線と並走して進みます。
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高崎線 大宮 9:42 ~ 岡部 10:38

 大宮からは高崎線に乗り換え更に北上します。
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 目的地はもちろん高崎だったんですが、途中で猛烈な腹痛に襲われて途中下車・・・。そのままトイレに駆け込む羽目になってしまいました(汗)。今思えば、列車にトイレついてた筈ですが不意をつかれると冷静な判断できなくなりますね・・・。

高崎線 岡部 11:24 ~ 高崎 11:48

 結局、岡部駅で1時間待ち次の列車で高崎まで向かいました。
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 高崎駅は、上越・長野新幹線、高崎線、八高線、上越線、両毛線、吾妻線、信越本線と多種多様な路線が乗り入れています。(一部、当駅起点でないものもありますが)

信越本線 高崎 12:20 ~ 横川 12:52

 この駅には、これから何度もお世話になりそうな予感がします。今回は、この中から信越本線をチョイス。本日の目的地、横川駅へ向かいました。

旅の乗車記録Vol.9

・ぐるっと半島一周シリーズ

・ぐるっと紀勢本線
日時:2009年8月13日(木)~8月15日(土)
全乗車距離:871.5キロ(私鉄含む)
全乗車時間:19時間48分
乗車運賃:14,440円(内訳:青春18切符11,500円/乗車券2,940円)

・ぐるっと房総半島
日時:2009年9月5日(土)~9月6日(日)
全乗車距離:393.7キロ
全乗車時間:9時間2分

・JR全線乗車記録

新規乗車距離:894.2キロ

完乗達成路線
・外房線 2009年9月6日
・内房線 2009年9月6日
・久留里線 2009年9月5日
・東金線 2009年9月6日
・紀勢本線(JR東海/西) 2009年8月15日
・名松線 2009年8月15日
・参宮線 2009年8月15日
・草津線 2009年8月15日
・関西空港線 2009年8月13日

■JR全線乗車キロ:8332.4キロ(乗車率:41.988%)
・JR北海道乗車キロ:967.7キロ(乗車率:38.711%)
・JR東日本乗車キロ:3230.3キロ(乗車率:43.619%)
・JR東海乗車キロ:828.8キロ(乗車率:42.054%)
・JR西日本乗車キロ:2121.3キロ(乗車率:42.499%)
・JR九州乗車キロ:831.7キロ(乗車率:39.200%)

・乗りつぶしマップ
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ぐるっと房総半島リンク集

・1日目 2009年9月5日(土)

#1 今度はぐるっと房総半島
#2 くるりの町並み
#3 久留里城
#4 タブレット交換の残る駅
#5 終着上総亀山

◎旅の行程
総武本線/内房線(快速) 品川 11:44-木更津 13:17
久留里線 木更津 13:39-久留里 14:21
久留里線 久留里 16:22-上総亀山 16:40
久留里線 上総亀山 16:58-木更津 18:06
内房線 木更津 18:18-君津 18:24

・2日目 2009年9月6日(日)

#6 房総半島一周
#7 エピローグ

◎旅の行程
内房線 君津 10:46-安房鴨川 12:47
外房線 安房鴨川 12:53-大網 14:20
東金線 大網 14:24-成東 14:41
東金線 成東 14:46-大網 15:04
外房線 大網 15:07-蘇我 15:26
京葉線 蘇我 16:17-東京 17:10

エピローグ

東金線 大網 14:24 ~ 成東 14:41

 ちょっと寄り道、大網から分岐している東金線に乗って成東駅まで。
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東金線 成東 14:46 ~ 大網 15:04

 そして、すぐに引き返します。こうやって、ちょっとずつ乗りつぶしていきます。
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外房線 大網 15:07 ~ 蘇我 15:26

 これでほんとに房総半島一周。印象に残ったのは、内・外房線よりも久留里線でしたね。久留里線ならもう一度訪れてみたいなと思います。
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 蘇我駅でちょっと列車と戯れます(笑)。
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 長編成の列車をばしっと写真に収めるのって気持ちいいですね。
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京葉線 蘇我 16:17 ~ 東京 17:10

 最後は京葉線で東京に戻りました。これにてこの旅の終了です。
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房総半島一周

■2009年9月6日(日)

内房線 君津 10:46 ~ 安房鴨川 12:47

 さて、君津から内房線に乗車です。
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 君津発の列車に乗れると思っていたんですが、千葉方面から乗客をたくさん乗せて列車はやってきました。おかげで、しばらく立ちっぱなし状態・・・。
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 途中、館山駅でしばらく停車。いっぱいだった乗客もここまででだいぶ少なくなっていました。
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 三角屋根の駅舎が特徴的な駅ですね。
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 安房鴨川駅に到着。
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 ここは、内房線外房線それぞれの終着駅。
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外房線 安房鴨川 12:53 ~ 大網 14:20

 慌しく外房線へ乗り換え。内房線外房線も行き先が千葉行きになっていたんでこの列車に乗っていいのか一瞬迷いました。
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 今回は途中下車することもなく大網駅に到着。房総半島一周はこんな感じで終わってしまいましたとさ。
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終着上総亀山

久留里線 久留里 16:58 ~ 上総亀山 16:40

 久留里から更に山奥に入っていって、久留里線の終着駅上総亀山駅に到着しました。
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 元々はこのまま房総半島を突っ切って外房線まで繋がる計画だったと思いますが、その思いは果たされずにここで途切れてしまいました。

 もうこれ以上は進めない。
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 山間部の盲腸線の終着駅ってなんだか独特の雰囲気がありますよね。乗りつぶしだけを考えれば、盲腸線はちょっとめんどくさいんですが(笑)。
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 でも折り返しの出発までに、駅前をぶらぶらする時間が結構好きなのです。
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 だから到着してすぐに折り返さないで、20~30分停まってくれているとありがたいです。こうして、いろいろなもの写真に収めることが出来るので。
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久留里線 上総亀山 16:58 ~ 木更津 18:06

 こうして久留里線の乗りつぶしが終わりました。気動車にタブレット閉塞と首都圏によくこんなローカル色豊かな路線が残っていたもんだなぁと感心してしまいました。今後もこのままの姿で残っていて欲しいです。タブレットのマークを列車に入れているくらいだから、しばらくは大丈夫かな。
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内房線 木更津 18:18 ~ 君津 18:24

 こうして、一日目の旅は君津まで。次の日は房総半島をぐるっと一周します。

タブレット交換の残る駅

 再び久留里駅に戻ってきました。久留里線残りの久留里-上総亀山間に乗車します。

 列車が来るまでホームをぶらぶら。緩やかな曲線を描いている久留里駅
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 久留里線は昔ながらのタブレット閉塞方式。ここ久留里駅でタブレット交換が行われます。出発前にタブレットを確認!
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 そうこうしているうちに木更津方面から列車がやってきました。
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 タブレットを受け取り確認する駅員さん。(交換しているところは撮り逃がしてしまいました・・・)
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 そして、上総亀山方面から交換する列車が入線してきます。
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 向こう側の列車もタブレットを交換、そして安全を確認し出発の合図を出します。テキパキと業務をこなす駅員さんがなんだかかっこよいです。
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 こうやって毎日人の手で鉄道の安全が守られているのです。一に確認、二に確認、この路線には鉄道運行の基本が詰まっているように感じました。

久留里城

 築城に際し、3日に一度雨が降ったという伝説から別名「雨城」とも呼ばれた山城、久留里城。そんな久留里城を訪問してみることにしました。
 駅からは、歩くと30分ほどかかるところにありますが、次の列車までは2時間ほどあるのでちょうどいい時間つぶしにもなります。

 商店街からしばらくは、国道に沿って歩くことになります。車の交通量が多い割には、歩道が狭いので歩くときには注意が必要です。途中、ちょっと一休みできるベンチなんかもありました。
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 こちらが久留里城への入り口。
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 天守閣は山の上にあるので、頂上まで坂道を登っていかなくてはなりません。写真では分かりにくいけど結構な坂で、ちょっと上るだけで汗が落ちてきました。
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 ちょっと登ったところにある薬師曲輪跡から見た眺望。
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 そしててっぺんまで登ってきました、こちらが天守です。模擬天守なんですが、それなりに雰囲気はありました。
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 天守からの風景。絶景かな~。
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 久留里駅訪問の際の散策ポイントとしてはオススメの場所になりますね。
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くるりの町並み

 久留里線で最も大きな駅になる久留里駅で途中下車。
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 自動改札じゃない改札がある駅はよいですね。
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 駅の付近には商店街が広がっていました。商店街の入り口には、久留里城の模型が飾ってありましたね。
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 今まで駅前商店街にはいろいろと立ち寄っていて、たいていはシャッター商店街と化してしまっているところが多いんですが、ここ久留里商店街は開いている店が多くてほっとしました。
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 古めかしいお店がいい雰囲気をかもし出してます。
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 久留里の町は名水がいたるところから湧き出ているということで、いろんなところに自噴井戸がありました。
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 ひんやりとしておいしい水でした。
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