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高松琴平電鉄 琴電屋島駅

■2015年4月30日(木)

高松琴平電鉄志度線 瓦町 7:46 ~ 琴電屋島 8:01

 GWの四国旅2日目も高松琴平電鉄瓦町駅からことでんに乗ってスタートします。
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 降り立ったのは琴電屋島駅。源平合戦の地、屋島の玄関口として、かつては賑わっていた駅らしく年季の入った駅舎が健在です。
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 正面から見るとなかなか立派な佇まいだと思います。ただ、駅員さんはいなくて無人駅なんですよね。
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 内部も比較的広いです。
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 近代化産業遺産ということらしいです。
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 さて、この駅に降り立ったのは実はこの駅舎が目当てではありません。それはこの先にある、それこそ遺跡ともいうべきものですが、それは次回へのお楽しみにということで。
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撮影日:2015年4月30日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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高松琴平電鉄 長尾駅

高松琴平電鉄長尾線 瓦町 16:57 ~ 長尾 17:31

 ことでん最後の路線は、長尾線。ラインカラーは緑色です。
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 日も暮れかかっているのでいっきに終点長尾駅です。長尾線は、途中駅に立ち寄ることは出来ませんでした。
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 ここの駅舎も例によってこの塗装。まぁ、ここまできちんと統一してるなら文句もいえません(苦笑)。
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高松琴平電鉄長尾線 長尾 18:02 ~ 高松築港 18:44

 これで晴れて高松琴平電鉄の完乗です。最後、ちょっと駆け足になってしまいましたが十分堪能させていただきました。
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 前日にも来ていますが、最後に高松築港駅。
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高松琴平電鉄琴平線 高松築港 19:45 ~ 瓦町 19:50

 高松で夕食を取った後は、再びホテルのある瓦町駅へ。この日最後に乗った列車は、ことちゃんのラッピングカーでした。
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 ことみちゃんもいます。
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 車内にもことちゃん・ことみちゃんのぬいぐるみがつるされていました。
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 実は、列車の最後尾の座席にことちゃんの大きなぬいぐるみが飾ってあったんですが、子供がうれしそうにずっと抱き付いていたので写真は撮れませんでした。ちょっと残念でしたが、ほほえましい光景にことでんなかなかやるなぁと旅の最後にほっこりした気持ちになってました。

 また、機会があれば再訪してみたいローカル線だと思いました。それでは、ことでんの旅はこれにて終了。明日からは、四国一周の旅が始まります。

撮影日:2012年4月29日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

高松琴平電鉄 今橋駅

高松琴平電鉄志度線 琴電志度 15:40 ~ 今橋 16:13

 志度線折り返しは、終点瓦町の一つ手前の駅・今橋駅で下車しました。
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 ここは志度線の車両基地が併設されています。
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 駅舎はこんな感じ。
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 この駅で降りた理由は、この駅舎や車両基地目当てじゃなくて、こちら。
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 瓦町 - 今橋間の架線は、こうして古いレールを利用しているんです。行きの列車から、古いレールの架線が並んでいるのを見て沿線を歩いてみようと思ったのでした。
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 それにしてもうまいこと作りますね。
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 沿線を散策するのも楽しいです。もっと時間があればいろいろな駅に降りて散策してみたかったです。
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撮影日:2012年4月29日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

高松琴平電鉄 琴電志度駅

 レトロ電車とお別れ、ことでん乗り鉄を再開します。琴平線にだいぶ時間を使ってしまいましたが、後2路線残っています。

高松琴平電鉄志度線 瓦町 14:46 ~ 琴電志度 15:20

 お次は、志度線に乗車します。瓦町駅の志度線のホームは、他の2路線と離れたところにポツンとあります。志度線のラインカラーはローズピンク。
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 これに乗っていっきに終点まで。駅標もピンクに統一されています。
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 列車は折り返しすぐの発車。僕は1本遅らせることにしました。駅舎も見てみたいしね。
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 琴電志度駅の駅舎は、こんな感じ。琴平線滝宮駅で見た駅舎と同じような塗装がされています。ことでんに残っている木造駅舎は全部こんな感じの塗装なんですかね。
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 ここは駅員のいる有人駅でした。
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 駅のすぐ近くには、JRの志度駅もあります。
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 駅舎の塗装は、アレですがホームはなかなかいい感じ。
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 志度線は、20分間隔での運行となっているためすぐに次の列車がやってきました。
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 それでは折り返しましょう。
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撮影日:2012年4月29日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

ことでんレトロ電車

 こんぴらさん参拝を終え、再び琴電琴平駅に戻ってみるとホームにはレトロな電車が止まっていました。
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 おぉ、これはさっき仏生山駅で見かけたレトロ電車じゃないか。え?何々?なんかイベントでもあるの?という感じでテンションが上がってきます。
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 うはっ、こんな電車が走るなんて素敵すぎる。
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 ヘッドライトもいい感じだぁ。
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 連結されていたのは、いずれもことでんオリジナル車両の1000形120号と3000形300号。他にもことでんには全部で4両のレトロ電車が在籍しているみたいです。
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 乗れるのかなぁ?どうなのかなぁ?と思い調べてみると、どうやらこの日はレトロ電車の運行日だったみたい。事前に調べてなかったので、全くの偶然だったんですがこれは予定を変更してでも乗りたい。

 というわけで、予定変更。ただ、走行シーンも撮ってみたかったので先回りして途中の駅から乗ることにしました。

高松琴平電鉄琴平線 琴電琴平 13:14 ~ 羽床 13:29

 先に出発する列車で雰囲気が良かった羽床駅に先回り。ここでレトロ電車を待ちます。待つこと約10分、レトロ電車がやって来たぞぉ。
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高松琴平電鉄琴平線 羽床 13:38 ~ 瓦町 14:32

 このレトロ電車、特に別料金がいるわけでもなく通常の運賃で乗ることが出来ます。もちろんフリーきっぷでもOK。フリーきっぷで乗車した場合は、乗車記念証とレトロ電車のガイドブックがもらえます。

 いやぁ、それにしてもこのレトロ感溜まりません。
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 運転席はすごく狭いのです。これを見て、僕は映画「RAILWAYS」のシーンを思い出しました。映画で走っていた「ばたでん」のレトロ電車は廃止されてしまったけど、「ことでん」ではまだ走っているんですね。
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 これでますます「ことでん」の大ファンになっちゃいましたよ。レトロ電車を走らせる運転士さんかっこよす。
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 運転席との区切りもたったこれだけ。確か、映画「RAILWAYS」では子供が運転席に入って列車を走らせてしまったんですよね。「ばたでん」と「ことでん」の違いはありますが、そのシーンを連想させる列車にちょっと感激。
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 レトロ電車には、ことでんの職員さんも同乗されていて写真を撮られたりしていました。フリーきっぷの特典のガイドブックをもらう際に少しお話させていただきましたが、僕が秋田から来たと知ってものすごくびっくりされてました(笑)。「ことでん」しっかり宣伝しますね、と約束してお別れしました。
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撮影日:2012年4月29日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

高松琴平電鉄 滝宮駅・琴電琴平駅

高松琴平電鉄琴平線 羽床 9:59 ~ 滝宮 10:03

 羽床駅から再び一駅戻って滝宮駅。こんな風に行ったり来たりしています。なるべく多くの駅を効率的に回るための常とう手段ですね。
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 ここには、大正15年の開業以来使用され続けられている駅舎があるとのことで訪問してみたのですが。なんだかすごいカラーリングに塗装されています。
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 いいのか、これで?なんかせっかくの古い駅舎なのにちょっと雰囲気が台無しです。
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 せっかくの赤ポストを入れての1枚もこれじゃぁ。開業当時のままで保存して欲しかったです。
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 個人的には、駅前にあったこの森永の廃墟ビルの方に興味をそそられました(笑)。
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高松琴平電鉄琴平線 滝宮 10:12 ~ 琴電琴平 10:32

 琴平線もラストスパート、最後は一気に終点琴電琴平駅です。
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 まずは、琴平線を完乗です。
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 ことちゃん・ことみちゃんもお迎えしてくれます。最初、兄妹だと思っていたんですがどうやら恋人どうしだったらしく、結婚式まで挙げたようですね。
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 なんかラブラブですなぁ(笑)。
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 この駅の近くにJR琴平駅もあります。前回は、JRでの琴平訪問の際に駅だけ訪問しました。なのでこの駅に関しては、再訪になります。せっかくの琴平なのでちょっと散策しますかね。
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撮影日:2012年4月29日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

高松琴平電鉄 太田駅・一宮駅・羽床駅

高松琴平電鉄琴平線 仏生山 8:42 ~ 太田 8:45

 仏生山駅から一駅戻って太田駅。
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 ここには簡易的な小さな駅舎があるだけの駅なんですが、その駅舎がちょっと面白いんです。
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 なんと駅舎の中に木があって屋根を突き破っています。
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 どういう経緯でこんな風になったんでしょうね。
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高松琴平電鉄琴平線 太田 8:59 ~ 一宮 9:07

 再び、先に進みます。やってきた列車は一宮止まりの列車だったので一宮で琴平方面の列車を待ちます。乗ってきた列車は、すぐに折り返していきました。高松築港 - 一宮間で折り返し運転をしている列車が多いみたいです。
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 駅前には、パンジーが咲いていて綺麗でしたね。
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高松琴平電鉄琴平線 一宮 9:23 ~ 羽床 9:45

 そして、次に訪問したのが羽床駅。
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 単式の1面1線のホームに待合室があるだけの質素な駅ですが、左側に見える堤山が印象的な駅です。富士山に形が似ていることから「羽床富士」と呼ばれているようです。
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 のどかな風景が楽しめる駅でした。
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撮影日:2012年4月29日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

高松琴平電鉄 瓦町駅・仏生山駅

■2012年4月29日(日)

 GW四国旅の2日目、いよいよ旅の本番です。最初のターゲットは、ことでんこと高松琴平電鉄。前日にちょこっとだけ乗りましたが、この日が乗り潰しの本番です。スタートは、琴平線瓦町駅。この駅の近くにホテルを取ったのでこの駅からスタートします。
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 関西人からするとかわらまちと言えば「河原町」と書く方がしっくりするんですが、こちらは「瓦町」となります。ことでんの3つの路線、「琴平線」・「志度線」・「長尾線」と全ての路線が乗り入れるターミナル駅で、駅ビルと一体化した構造になっています。
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 乗り潰しの旅には欠かせないフリーきっぷは、こんな感じで可愛らしい。「ことちゃん」の愛称で親しまれているイルカですね。もう一つ、女の子の「ことみちゃん」バージョンもありました。
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 ビルの1階部分に琴平線と長尾線のホームがあります。実は、志度線は少し離れたところにホームがあって他の2つの路線とは線路が繋がっていません。
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 こちらのホームでは、琴平線と長尾線の列車がだいたい交互にやってきます。ことでんは、路線によってカラーリングがきまっているのでどの路線の列車か分かりやすくていいですね。緑は長尾線です。
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高松琴平電鉄琴平線 瓦町 8:05 ~ 仏生山 8:18

 まずは、黄色のラインカラーを持つ琴平線から乗り潰しを開始します。
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 まず、最初に訪れたのは仏生山駅。
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 駅舎はこんな感じ。
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 ここには車両基地が併設されています。
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 なんか変わった列車もあったりして、やはり車両基地は楽しいですね。
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 おっ、あんなところにレトロ列車。のちに琴電琴平駅で再び出会うことになるんですが、このときはまさか運行されると思っていなかったので、乗ってみたいなぁという思いを抱いて写真に収めたのでした。
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 ホームのベンチには、座布団が。こういう心配りはうれしいね。
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 折り返しの列車がやってきたので、次の駅に行きましょうか。
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撮影日:2012年4月29日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

四国鉄道完全制覇への道

 さて、ようやくGWの旅が紹介できます。今回より新シリーズ、題して「四国鉄道完全制覇への道」。GWを利用して6泊7日かけて四国を旅してきました。目的は、四国の鉄道を全部制覇すること。JRはもとより私鉄も含めて全部乗り潰してやれという企画です。

 とはいっても、今回の旅で全部の鉄道を乗るってんじゃなくてあくまで未乗車区間を全部乗って旅の終わりには四国の鉄道乗り潰し完了!という旅なのでその辺はあしからず(笑)。過去最高のボリュームになりそうな今回の旅、それでは始まりまーす。

■2012年4月28日(土)

 旅の初日は、まずは四国入りすること。秋田からだと飛行機で移動する以外に手はありません。羽田を経由してうどん県高松空港へ降り立ちます。四国は、2度目の訪問。以前は、ほんのちょっとしか回れなかったので今回はがっつりいくつもりです。空港からは、バスに乗り高松駅に向かいました。

 高松駅では、今回の旅に使用する切符の調達。この時点でもう夕方過ぎ、初日は四国入りが目的で旅の本番は2日目からです。初日のホテルがJR高松駅から離れているのでことでんに乗って移動します。

 この旅最初の鉄道。ことでんこと「高松琴平電鉄」です。
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 ことでんは次の日にがっつり乗り潰すつもりですが、フライングで高松築港駅をご紹介。
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 高松琴平電鉄は3つの路線を有している鉄道会社で、そのうちの一つ、琴平線の起点がここ高松築港駅。JR高松駅の最寄駅でもありますが、ちょっと離れているので乗り換えには徒歩で5分くらいはかかります。
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 この駅の特徴は、ホームの左側に石垣があること。高松城跡のすぐそばに建つ駅だからなのです。
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 お城の真横の駅なんて面白いです。
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 また、ことでんは四国の鉄道で初めて非接触のICカードを導入した鉄道でもあるのです。
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 でも、この自動改札はICカードにのみ対応していて普通の切符はいまだにこうして駅員さんが鋏を入れてくれます。ハイテクとローテクが融合する素敵な鉄道会社。
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 そんなことでんの旅、本番は明日から。お楽しみにっと。
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撮影日:2012年4月28日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR