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北海道ちほく高原鉄道 訓子府駅

北見バス 陸別線 陸別 16:58 ~ 訓子府 18:00

 陸別駅より先は十勝バスから北見バスへバトンタッチとなります。
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 そして、この日の最後の立ち寄りポイントは訓子府駅跡。こちらも駅舎が残っています。
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 建物自体は今も利用されています。
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 そして、ぷらっとカフェ 駅茶屋さんが入店していました。こうして駅舎を利用してくれるのは有り難いですね。
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 たれカツ丼が名物らしいです。食べたかったですが、陸別でラーメンを食べたので我慢。ふるさと銀河線を巡ると各地で食べ物屋があるのできちんと計画を立てないといけません 笑。
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 ホーム側。線路は無くなっていて広場になっていますが、ここが駅であったことは分かります。
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 これが良かったです。
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 北海道ちほく高原鉄道 ふるさと銀河線。鉄路は無くなってしまいましたが、鉄道があった記憶は無くなっていないことが分かりいい廃線跡巡りとなりました。
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北見バス 置戸線 訓子府 18:41 ~ 北見 19:13

 終点の北見へ到着。旅はまだまだ続きます。
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撮影日:2019年8月14日
カメラ:Olympus E-M10 Mark III + OLYMPUS M.14-42mm F3.5-5.6 EZ


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北海道ちほく高原鉄道 薫別駅

十勝バス 帯広・陸別線 陸別 16:00 ~ 薫別伏古丹 16:09

 続いての訪問駅は陸別駅から少し戻って薫別駅跡。ここはなかなか凄いです。元々は板張りホームの仮乗降場のような駅でした。ホームや線路跡はほとんど残っていませんが、当日使われていた駅舎だけがポツンと残されています。
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 これは一見しただけでは駅跡とは思えない。ただの廃屋にしか見えませんね 笑。
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 この廃屋にしか見えない駅舎というか待合室跡。施錠されておらず中に入れるところがポイント高し。
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 木のベンチ、凄いですね。この空間は心踊ります。
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 多くの駅巡erの方が訪問している薫別駅跡。床の木がめくれ上がっていたり、歩くとミシミシいったりとそのボロさは隠せませんが状態はかなりいい方だと思います。放置されているのではなく、ちゃんと保存されているのかなぁと思いました。
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 駅ノートもありました。全国の物好きさんが集う場所。
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 廃止時の新聞なんかも飾られていました。
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 どこを切り撮っても素晴らしい。よくぞ、今まで残ってくれていたなと思います。
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 ここでの滞在時間はわずか10分ほど。もっとゆっくりしていきたかったですが、濃密な時間を過ごせました。
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十勝バス 帯広・陸別線 薫別伏古丹 16:38 ~ 陸別 16:47

 薫別駅跡は、このバス停から片道で徒歩10分くらいのところにあります。移動だけで往復20分弱。折り返しのバスの時間まで30分ほどしかなかったので慌ただしい訪問となりました。おまけに折り返しのバスが予定時間より2分ほど早くやってきて焦りました。ギリギリまで滞在していたらやばかったかもしれません 汗。
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撮影日:2019年8月14日
カメラ:Olympus E-M10 Mark III + OLYMPUS M.14-42mm F3.5-5.6 EZ
+ OLYMPUS M.9-18mm F4.0-5.6


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北海道ちほく高原鉄道 陸別駅

十勝バス 帯広・陸別線 愛冠 13:30 ~ 陸別 14:02

 次に訪問したのは陸別駅。おそらくここが途中駅の中で一番大きな駅だったのではないかなと思います。例によって駅跡には道の駅が併設されています。
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 ただここは他とは違います。陸別駅の駅跡を整備して、ふるさと銀河線りくべつ鉄道として営業。鉄道車両の動態保存など積極的な活動が行われています。
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 北海道ちほく高原鉄道で活躍していた車両が6両も在籍しています。素晴らしいことにどの車両もしっかりと動きます。走ります。
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 このレベルでの保存活動は正直凄いと思いました。
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 構内を乗車体験することも出来ますし、更に運転体験もすることが出来ます。運転体験は構内だけでは無く、北見方面へ2.8キロ続く廃線跡を走ることも出来るそうです。
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 この地域の子供達はここで鉄道を体験することが出来る。これは大きな事だと思います。
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 ちょうど、なつぞらラッピングされた列車に乗って構内を2往復する乗車体験をやっていました。ここで初めて鉄道に乗る子供達も多いのではないでしょうか。
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 それてしても十勝はなつぞら一色でしたね。どこに行ってもスピッツの曲が掛かっていて頭の中でリフレインしてました。
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 廃線跡巡りは悲しい気持ちになることが多いですが、ここは楽しい気持ちになりました。
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 そういえば陸別町は日本一寒い町としても有名です。最大で-30℃になることもあるとか。ソウルで-20℃までは体験しましたがそれ以上とは。冬の季節にも訪問してみないといけませんね 笑。
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撮影日:2019年8月14日
カメラ:Olympus E-M10 Mark III + OLYMPUS M.14-42mm F3.5-5.6 EZ


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北海道ちほく高原鉄道 本別駅・愛冠駅

十勝バス 帯広・陸別線 足寄 10:44 ~ 本別 11:10

 旧足寄駅から鉄道時代で2駅分戻りまして旧本別駅へとやって来ました。
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 本別駅では跨線橋だけが残っていました。
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 この跨線橋も改修工事がされたもののようですが、なかなかどうして良い雰囲気です。ふるさと銀河線の廃線跡は、こうして整備されて残されているケースが多いです。鉄道がこの地を走っていた証を後世に残してくれています。
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 橋の上では懐かしい写真のギャラリーが。廃止は2006年、本格的な旅を始める少し前。もう少し早く旅を始めていたらという思いです。
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 例によってここにも道の駅が併設。多くのお客さんで賑わっていました。鉄道の駅だと利用者が少なく、道の駅になると利用者増えるのはなんとも皮肉なものです。
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十勝バス 帯広・陸別線 本別 11:41 ~ 愛冠 12:17

 続いて3駅目の訪問は、愛冠駅。「あいかっぷ」と読みます。
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 赤い屋根の可愛らしい駅舎が残っています。これこれ、こういう風景が良いですね。
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 夏の間は、愛冠駅舎ではうどん屋が営業されているんですがこの日は休業日でした。ここでお昼を取ろうと思っていたんですけどね。。。
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 シンプルなメニュー。いずれ食べに再訪したいと思っていましたが、今年8月で閉店されてしまったようです。とても残念。
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 そうなると気になるのはこの駅舎の行く末。素晴らしい駅舎なので何かに利用されていくと良いのですが。
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 線路は無くなっても、この駅の存在は未来へと繋いでいって貰いたいです。
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撮影日:2019年8月14日
カメラ:Olympus E-M10 Mark III + OLYMPUS M.9-18mm F4.0-5.6
+ OLYMPUS M.14-42mm F3.5-5.6 EZ
+ OLYMPUS M.40-150mm F4.0-5.6 R


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北海道ちほく高原鉄道 足寄駅

■2019年8月14日(水)

根室本線 帯広 7:47 ~ 池田 8:18

 ここまではレンタカー中心の行程でしたがここからは列車とバスを使っていきます。まずは帯広駅から池田駅へ向かいます。
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 池田駅、帯広を出て最初の特急停車駅ですがちょっと寂れた感じもします。ここからかつて国鉄池北線、のちの北海道ちほく高原鉄道 ふるさと銀河線が分岐していました。
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十勝バス 帯広・陸別線 池田駅前 8:42 ~ 足寄 9:52

 ということで、この日のターゲットはそのふるさと銀河線の廃線跡巡り。十勝バス、北見バスを駆使して駅跡を巡ってみたいと思います。
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 最初の訪問は足寄駅跡。"あしょろ"と読みます。木造駅舎が残されています。
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 駅舎の裏手にはホームを模したスペースが。
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 駅舎はうどん屋として使われています。僕の訪問時はまだ営業前でした。写真だけ撮らせて頂きました。
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 古い時刻表。池北線は根室本線 池田駅から石北本線 北見駅を結んでいました。今では一旦釧路まで東に進んで釧網本線で網走を経由しないと列車では行けない北見。
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 駅舎の周りにはたくさんの足型。足寄だから足型たくさん取ってみたみたいな 笑。
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 足寄駅跡には道の駅が出来てます。ここみたいに駅跡に道の駅が作られているケースが多かったです。たくさんの訪問客で賑わってました。
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 施設内にはこんなオブジェが。正面の列車は絵なんですけど本物に見えますね。
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 この日の廃線跡巡りは、こうしてバスを使ってのんびりと進んで参ります。
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撮影日:2019年8月14日
カメラ:Olympus E-M10 Mark III + OLYMPUS M.14-42mm F3.5-5.6 EZ
+ OLYMPUS M.9-18mm F4.0-5.6


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旧富内線 振内駅

 旧富内線の廃線跡巡り、ラストの訪問は振内駅。駅舎はありませんが、ホーム跡と旧客車、SLが保存されています。
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 駅舎の代わりに鉄道記念館があります。普段は閉まっていて平日のみ役所に頼んで開けてもらうシステム。ワンチャン誰か訪問してないかなと期待しましたが、居なかったので中の見学は諦めました。
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 その分こちらを堪能します。
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 こちらの客車もライダーハウスとして利用されています。中にはシャワーも付いていました。
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 この日は暑かったので中に入ったら数秒で汗だく。夜は大丈夫なのかな。
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 座席も残っていたのが良いです。
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 ここでお昼タイム。静内で泊まったホテルでおにぎりのお弁当サービスがあったのでここで食べます。太陽の下で食べる米は美味い。
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 旧富内線の日の出駅・富内駅・振内駅と訪問してきましたが、どこも雰囲気よくて満足度の高い廃線跡巡りになりました。
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撮影日:2019年8月13日
カメラ:Olympus E-M10 Mark III + OLYMPUS M.9-18mm F4.0-5.6


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旧富内線 富内駅

 続いての訪問は富内駅、路線名にもなっている富内線の中心的存在の駅です。そして、この日のメインスポット。この駅を訪問したくてレンタカーにしたと言っても過言では無い。
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 この駅は駅舎、ホーム共にきちんと整備されていて駅全体が国の登録有形文化財に登録されています。
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 この駅の備品が映画「鉄道員(ぽっぽや)」に使われたり、松山の坊っちゃん列車が構内を走ったこともあるらしいです。
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 広い構内はもちろん線路も残っています。人もまばらでゆっくり見て回るのに最適な所です。
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 このトロッコで構内を走り回りたい。
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 富内駅以外の駅標もここに集結していました。
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 午前中に見て回った日高本線のどの駅より現役ぽいっていうね。素晴らしく整備が行き届いています。
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 天気がいい日に訪問できて本当に良かった。
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 銀河鉄道をイメージしたという空に向かうレール。
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 ライダーハウスとして利用されている旧型客車と見所満載。
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 国鉄の雰囲気をよく残した富内駅。大変満足致しました。
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撮影日:2019年8月13日
カメラ:Olympus E-M10 Mark III + OLYMPUS M.14-42mm F3.5-5.6 EZ
+ OLYMPUS M.9-18mm F4.0-5.6
+ OLYMPUS M.40-150mm F4.0-5.6 R


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旧富内線 春日駅

 さて、ここからは日高本線を離れまして廃線跡巡り。まぁ、ここまでも廃線跡みたいな感じではありましたが。。。富内線の廃線跡を巡ってみたいと思います。富内線は日高本線 鵡川駅から分岐して日高町駅までを結んでいた路線。1986年に廃止されています。
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 国鉄 旧富内線 春日駅跡。当時の駅舎が残っています。
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 現在は、バスの待合室として使われております。
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 バスを使って訪問することも可能ですが、1日2.5往復しかないので現実的には厳しいところ。この駅だけをターゲットにするなら来られますが。
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 ホームは草で覆われてしまっていて全貌は見れませんでしたがこんな感じ。
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 なんとなく線路が浮かび上がってきます。
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 駅標が残っていなければただの草むらですね 笑。
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 乗車は叶わなかった路線ですが、その痕跡を少しでも見れたのは良かったです。(トイレがあったの写真見て気付きました 笑)。
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撮影日:2019年8月13日
カメラ:Olympus E-M10 Mark III + OLYMPUS M.14-42mm F3.5-5.6 EZ


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旧広尾線 大樹駅

 続いては忠類駅から2駅進んだところに位置していた大樹駅を訪問。
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 広尾線の廃止後は十勝バスの案内所として利用されていましたが、その後案内所は道の駅コスモール大樹へ移転。3代目の利用者として北海道衛星株式会社が入りました。これがその歴史を表す1枚。
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 ただ訪問時は誰も居らず、施錠されていました。もう使われていないような感じがしますがどうなんでしょう。
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 駅舎の横にこんなものが建っていたのでここで実験や研究がされていたのは間違いなさそうです。
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 ホームの側へ回ってみましょう。廃止直後は公園として整備されたので綺麗な状態。
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 一時は客車が設置され、ライダーハウスとしても利用されていたみたいです。
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 交換可能駅で互いのホームは構内踏切で繋がっていたようなので、ここにそれがあったのかもしれませんね。
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 芝生がきれいに手入れされていて良い雰囲気の大樹駅跡でした。
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撮影日:2019年8月12日
カメラ:Olympus E-M10 Mark III + OLYMPUS M.14-42mm F3.5-5.6 EZ


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旧広尾線 忠類駅

 続いての訪問は忠類駅。広尾線のだいたい中間地点に位置する駅です。ここまで来ると一般の方は訪問しないのでゆっくりと見て回ることが出来ます。
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 駅は廃止後、忠類村により買い取られ交通公園として整備されました。駅舎も資料館となり中に入ることが出来ます。こういう保存の仕方が一番うれしいですね。
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 昭和61年の運賃表。広尾線・士幌線・池北線、急行など今では失われてしまったものがたくさん載っています。
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 煙突付きのストーブもなかなか渋いですね。
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 そして、この駅標も渋い。
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 この駅標も当時のものでしょうね。現在は幕別町となっていますが駅存続時は忠類村。ナウマン象の化石が発掘された場所でもあります。駅から徒歩15分くらいのところに忠類ナウマンゾウ記念館がありセットで訪問するのも良いかもしれません。
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 ホームの方は2本の線路が残されおり、貨車が保存されています。
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 柵が無かったら現役の駅のように見えなくもありません。
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 こちらも相当な年代物ですね。
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 今回、広尾線の廃線跡で訪問した駅の中ではここが一番良かったです。ずっとこのまま残しておいて欲しいものです。
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撮影日:2019年8月12日
カメラ:Olympus E-M10 Mark III + OLYMPUS M.14-42mm F3.5-5.6 EZ
+ OLYMPUS M.9-18mm F4.0-5.6


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