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小湊鉄道 上総大久保駅

小湊鉄道 上総鶴舞 11:34 ~ 上総大久保 11:57

 小湊鉄道を巡る旅、次の訪問駅は上総大久保駅。ここの駅名標も「かづさ」ですね、どっちでもいいのか。
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 これまで木造駅舎が残っている駅を訪問してきましたが、この駅は簡易的な待合所があるだけの駅。
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 それでも、この駅が小湊鉄道を代表する駅の一つに数えられるのは、やはり壁面に描かれたこの「となりのトトロ」。
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 微妙なタッチがまたいいですね。なんでも地元の小学生が描いたものだとか。確かに、この駅の周辺の雰囲気はトトロが出てきてもおかしくない感じでした。
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 まっくろくろすけもいますよ。
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 木造駅舎もいいけど、こんな感じの駅も惹かれてしまう。
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 大量の竹ぼうき。おそらく地元の方が駅をきれいにするために使っているのでしょう。訪問した時もきれいな状態に保たれていました。
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 当初の予定では、折り返しの列車でもう一つ訪問するつもりでしたが、この駅の雰囲気をもっと堪能したいと思い折り返しの列車をお見送り。
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 このベンチに腰かけて、朝に買っておいたおにぎりをモグモグ。ちょっと寒かったけど素敵な時間を過ごせました。
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撮影日:2012年3月3日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

小湊鉄道 上総鶴舞駅

 さて、小湊鉄道4つめの訪問駅は、上総鶴舞駅。
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 この駅、「かずさつるまい」駅だと思うのですが、もう一つの駅標は「かづさつるまい」との表記。む?って感じです。どっちが正しいんでしょうか?
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 ここも木造駅舎が健在で、この駅は無人駅になっています。
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 駅前にはバスもやってくるみたいですが、時刻表を見る限りでは本数がえらいことになってます。
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 それにしても小湊鉄道、風情のある駅が多いですね。
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 上総鶴舞駅の風景といえばこれ。カーブの途中に駅があるんですね。
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 そして、なんだかものすごく怪しいオブジェ(?)を見つけました。
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 なんかすげえ。つくるの大変そう。
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 わずか14分の滞在時間でしたが、突っ込みどころが満載の上総鶴舞駅でした。
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撮影日:2012年3月3日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

小湊鉄道の車窓

小湊鉄道 養老渓谷 10:53 ~ 上総鶴舞 11:20

 小湊鉄道を巡る旅、乗り潰し的には養老渓谷から上総中野までラスト1区間を残すのみですが、まだまだ訪問したい駅がたくさんあるので逆方向の列車に乗り込みます。

 上総中野へ向かう列車は常に満席状態で立ち客も出るくらいでしたが、反対方向はこんな感じでガランとしていました。
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 でも乗り鉄的にはこれくらいガランとした車内の方がうれしかったりしますよね。写真も撮りやすいし。
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 今年は春の訪れが遅く、春らしい風景はまだお預けといった感じでしたが、それでもカラフルな色に染まった森林に思わずカメラを向けてしまいます。
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 小湊鉄道の列車は、窓が開けられるタイプなので風を感じながら車窓を楽しむことが出来ます。でも、身を乗り出すのは危険なのでやっちゃだめですよ。
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 あの鳥居の先を探検してみたい。
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 そして、降り立ったのが上総鶴舞駅。乗ってきた列車を見送って駅舎探索と参りましょう。
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撮影日:2012年3月3日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

小湊鉄道 養老渓谷駅

小湊鉄道 海土有木 9:30 ~ 養老渓谷 10:24

 小湊鉄道の旅、3つ目の訪問駅は養老渓谷駅。
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 終点の一つ手前の駅です。ここまで来る列車も少ないんですが、この先の終点上総中野駅まで行く列車はさらに減って、1日4往復(休日は6往復)しかありません。

 平日ともなると乗客はほとんどいないんでしょうけど、いすみ鉄道というコンテンツが脚光を浴びるようになってからは休日の乗車率はなかなかのものになっているようでした。今回、小湊鉄道を行ったり来たりを繰り返していますが、上総中野へ向かう列車は常に座席が埋まるくらいの乗車率をキープしていましたね。
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 いすみ鉄道も楽しみではあるんですが、まずは小湊鉄道を堪能したいと思います。ここの駅舎も木造でいい味出しています。この駅は、周辺に温泉などもあり観光地となっているのでこの駅を利用している人は多いようなのですが、「みんな駅舎には見向きもしないですぐ移動しちゃうのよねぇ」と駅で売店をされている方がおっしゃっていました。

 僕は、温泉には見向きもしないで駅舎を眺めてしまう派です(笑)。
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 駅標に「驛」という漢字が使われているのが、またいいですね。
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 この駅には駅ネコが住み着いているっていうのは有名ですよね。
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 このネコさん、小湊鉄道を取り上げているblogでよく見かけるのでずいぶん長いことここに住み着いているんでしょうね。貫録あるするどい眼光を頂きました(笑)。
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 お土産なんかも充実してます。
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 小湊鉄道の乗り潰しは、ラスト1区間を残すのみなのですが、まだまだ堪能したい僕は折り返しの列車に乗り込むのでした。さて、次の駅は・・・。
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撮影日:2012年3月3日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

小湊鉄道 海土有木駅

小湊鉄道 上総牛久 9:02 ~ 海土有木 9:21

 小湊鉄道を巡る旅、2つ目の訪問駅は上総牛久駅から五井方面へ戻って海土有木駅。送り仮名がないと絶対に読めません(笑)。
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 ここも立派な木造駅舎が健在ですね。
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 いい感じの切符売り場、ここは女性の駅員さんが常駐しておられました。
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 この駅の滞在時間はわずか9分、そろそろ折り返しの列車が来るのでホームへ。この「とまれみよ」の看板が素敵。
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 この海土有木駅、歴史をひも解くと小湊鉄道による千葉延伸計画がありこの駅がその分岐駅となる予定だったようです。現在の京成電鉄がこの近くのちはら台まで伸びていますがもうちょっとのところで計画は凍結されてしまいました。

 それが繋がっていればこの風景もまた違ったものになったんでしょうね。
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 そんな鉄道の歴史を知るのも旅の醍醐味です。だいたい知るのはblogを書くために調べものをしたときなので、現地にいるときは予備知識がほとんどないというのがダメなところですが・・・。

 それでは次の駅に参りましょう。
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撮影日:2012年3月3日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

小湊鉄道 上総牛久駅

小湊鉄道 五井 7:50 ~ 上総牛久 8:17

 小湊鉄道の旅、この鉄道は沿線の駅も素晴らしいものが多くただ乗り潰すだけじゃもったいない。というわけで、せっかくフリー切符も持ってることだしいくつかの駅を訪問することにしました。

 最初に訪れたのは上総牛久駅。小湊鉄道の途中駅としては一番大きな駅ではないでしょうか。
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 この駅では、列車交換が行われます。とりあえずは、ここまで乗ってきた列車をお見送り。
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 続いて反対側の列車も出発していきます。そういえば、小湊鉄道はワンマン運転じゃなくてちゃんと車掌さんも乗車しています。最近のローカル線としては珍しいですよね。女性の車掌さんも多かったです。
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 それでは駅舎を堪能しますかね。上総牛久駅は木造駅舎が健在なのです。改札口もいい感じ。
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 時刻表はこんな感じ。おおむね1時間に1~2本といったところですが、養老渓谷方面への下り列車はよく見ると当駅止まりばかり。ここから先は、スタフ閉塞方式という方式を採用しているため上下合わせて1本の列車しか入ることが出来ないため本数も激減してしまいます。
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 そんなローカル色満点なところで「お父さん」発見!試してみるとしっかりWi-Fi繋がりました。まさか、こんなところで使えるとは思いもしませんでしたよ。
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 そして、この駅は小湊鉄道の要所の駅ということもあって駅員さんが常駐しています。やはりこうして駅員さんがいる駅というのはいいものです。
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 昔ながらの光景がそのまま残っている、そんな駅です。
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 経営の効率化を考えると無人駅にした方がいいのでしょうけど、こうしてしっかりと人の手で鉄道の運行が守られている姿を見ることが出来るのはうれしいですね。
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 そんな風に、この駅を堪能していると上り方面への列車がやってきました。ここで一旦戻りまして次の駅に参ります。
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撮影日:2012年3月3日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR

パワフル×スマイルちばの旅

 さて、今回より新シリーズのスタート。3/3-3/4に千葉の鉄道を中心に回った旅の模様をお送りします。年明けに北海道を旅してから約2ヵ月、2月は旅が出来なかったので鉄分に飢えていたところ。

 辺鄙なところに住んでいる都合上、3連休以上の休みが取れないとなかなか旅に出ることは難しいんですが、比較的行きやすい首都圏内で旅情を味わえるところということで千葉方面に行くことにしたのでした。千葉のローカル線といって思いつくのは久留里線・銚子電鉄・小湊鉄道・いすみ鉄道、この中でまだ訪問したことのないのは小湊鉄道といすみ鉄道ということで行先は決定。

 少しでも旅の時間を確保するため、前日の金曜日仕事を定時で切り上げて空港へ。羽田から更に移動して千葉駅へ。千葉で一泊したのち、今回の旅をスタートさせました。

■2012年3月3日(土)

内房線 千葉 7:27 ~ 五井 7:44

 今回の旅で使用した切符がこちら、その名もパワフル×スマイルちばフリーパス。
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 この切符、JRの千葉県内の路線に加えて、銚子電鉄・小湊鉄道・いすみ鉄道までが乗り放題で1,800円という破格のお値段。特に千葉を代表する3大ローカル線に乗れるというところがうれしいところです。

 もちろんそれぞれのローカル線でも独自のフリー切符は発売されていますが、別々に購入するとすると、銚子電鉄:620円、小湊鉄道:1,700円、いすみ鉄道:1,000円という値段を考えてもこのフリー切符がいかにお得かが分かります。今までいろんなフリー切符を使ってきましたが、コストパフォーマンスを考えるとこの切符最強かも。

 そんな最強フリー切符ですが、実は予め知っていたのではなくて当初の予定では、それぞれの路線のフリー切符を購入するつもりでした。ところが当日の朝、千葉駅で内房線の列車を待っていると放送で繰り返しこの切符の案内をしていたので、そこでこの切符の存在を知りすぐに購入しに窓口に向かったのでした。

 そして、内房線に乗り込み五井駅で下車。まずは最初のターゲット、小湊鉄道へ入線します。
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 小湊鉄道は内房線・五井駅から千葉県大多喜町の上総中野駅までを結ぶ全長39.1キロの路線で全線非電化・単線の路線で首都圏にありながらローカル色満点の路線です。

 また、使用されている車両がこのキハ200形気動車で、なんともかわいらしい形をしていてこのローカル線の雰囲気にマッチしています。
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 それでは小湊鉄道の旅、スタートです。
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撮影日:2012年3月3日
カメラ:PENTAX K-5 + DA18-135mm F3.5-5.6 ED AL[IF] DC WR