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北越急行ほくほく線 流れゆく車窓

 北越急行の新種別、”超”快速スノーラビットに乗車しています。六日町駅を超えるといよいよ北越急行ほくほく線の区間へと入ります。この区間は高速運転をすることを目的に作られたので普通列車の最高速度は110キロ、特急はくたか運行時は在来線最速の160キロ運転を実現していました。
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 そのため線路もこうした直線区間が多い。
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 JR西日本の新快速で130キロ運転によく乗っていましたが、この2両編成での110キロ運転というのはなかなか迫力があるというかもの凄く頑張っている感が出ていましたね。
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 途中唯一の停車駅、十日町駅を過ぎるとここから終点の直江津駅まではノンストップです。特急はくたかは、停車駅はなくても列車交換のために信号所での停止がありましたが、この超快速はそれもありません。
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 基本的に山間部を走る路線なので、路線の大半はトンネルが占めています。たまにこうしてトンネルの合間に小さな駅が現れてくるんですね。ちょっと降りてみたいなと興味をそそられる感じがします。
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 米処新潟なので沿線には田んぼがいっぱい。冬になると辺り一面真っ白になるのでしょうね。ちょっとその光景も見てみたい。
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 初乗車は特急はくたか、そして今回は超快速といずれも最高速度で駆け抜けてしまっているので次回は駅巡りをしながらゆっくりと訪問したいなと思います。
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 場所は忘れてしまいましたが、この辺りの車窓は圧巻でしたね。
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 そろそろ信越本線との合流地点犀潟駅。
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 信越本線の区間に入ると110キロ運転は出来ないので、進むスピードがものすごく遅く感じました。
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 終点直江津駅に到着。これからの経営状態はかなり厳しいものになるでしょうが、こういった列車をどんどん増やして頑張って貰いたい北越急行でした。
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撮影日:2015年5月30日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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北越急行 ”超”快速スノーラビット

 上越新幹線Maxとき号で越後湯沢駅。つい数ヶ月前までは北陸へのメインルートの乗り換え駅で、新幹線が到着する旅に多くの人で賑わっていただろう在来線との改札口は今ではこの状態。半分しか使っていない自動改札でも多いくらいに人がいなくなりました。
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 ここからは北越急行を経由する特急はくたかに乗るのがかつてのルートですが、特急はくたかは廃止され、普通列車だけが走る区間となりました。収入の多くを特急はくたかに依存していた北越急行にとっては大打撃です。
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 ただ北越急行、乗客減を指をくわえて見ているだけじゃありません。すごい列車を走らせることを決めました。それがこれ、その名も”超”快速スノーラビット号。
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 快速・新快速・特別快速などは聞いたことがありますが、”超”快速っていうのは初めて聞きました。この列車の凄みはなんといってもスピード。最高時速は110キロと特急はくたかの160キロには到底及びませんが、列車の行き違いを無くしたり停車駅を十日町だけに絞ることで越後湯沢 - 直江津間を特急はくたか時代とほぼ同じ57分で結びます。もちろん特急料金なんていりません。
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 この列車と東京7:48発 Maxとき305号を使えば東京 - 直江津間が2時間26分。北陸新幹線を使うルートだと東京7:52発 はくたか553号、上越妙高で妙高はねうまラインに乗り換えで東京 - 直江津間が2時間30分。なんと北陸新幹線を使うルートよりも早く直江津に着くことが出来るんです。しかも料金はこちらの方が安いという。
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 これだけで特急はくたかを失った分をカバーできるわけじゃありませんが、こういう姿勢がうれしいじゃないですか。応援したくなります。ということで今回の北陸入りにはこのルートを選んだのでした。

超快速スノーラビット 越後湯沢 9:17 ~ 直江津 10:14

 それでは出発! 越後湯沢駅から六日町駅までは上越線の区間になります。
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 この区間は北越急行特有の高速運転は出来ないので、最高速度は100キロになります。
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 ちょうど田植えが終わった頃の乗車でした。
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 乗車率は2両編成のクロスシートにそれぞれ1人ずつ掛けられる程度。最初は話題性もあって混んでいたみたいですが、5月末の時点ではこれくらいでした。
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 上越線と北越急行との分岐駅六日町駅を通過。ここからいよいよ北越急行線へと入ります。
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撮影日:2015年5月30日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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在来線最速 特急はくたか

 直江津からは、今回のお目当ての一つでもある特急はくたかに乗車です。
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 この特急はくたかは、北越急行ほくほく線を経由して越後湯沢で上越新幹線と接続している特急列車で、首都圏と北陸を結ぶ特急列車となっています。そしてなんといっても在来線最速の160キロ運転が魅力の特急列車です。

はくたか7号 直江津 11:00 ~ 越後湯沢 11:53

 はくたかは、犀潟から北越急行ほくほく線へ入ります。車窓は、田園風景でした。この辺りは冬は豪雪地帯なので今頃は真っ白なんでしょうね。
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 はくたか車内でお昼を。直江津駅で売っていた「さけめし」を買いました。
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 非常にうまかったですね。160キロ走行でも揺れが少ないんで駅弁も食べやすいです。
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 ほくほく線は、ほとんどがトンネルの中なんで車窓を楽しむには不適ですが、たまにこんな車窓が見れました。体感速度は、新幹線並みでしたね。
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 あっという間に越後湯沢に着いてしまいました。
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 北越急行は地方路線としては珍しく黒字経営なんですが、その大半を特急による収益に頼っているそうなので、北陸新幹線が金沢まで延伸した際には大ダメージが予想されています。なんとか対策を練って頑張っていって欲しいものです。
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