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あいの風とやま鉄道 越中大門駅

あいの風とやま鉄道 呉羽 8:40 ~ 越中大門 8:49

 さて、次に訪れたのは越中大門駅。こちらもなかなか渋い駅舎です。駅の開業は北陸本線全線開業後の大正12年。
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 駅舎もさることながら駅前の風景もなかなか。北陸の寂れた町並み、と言っちゃうと失礼ですね。
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 駅の傍には電気化学工業、東洋紡や日本電工の工場が有り、労働者の町といったところでしょうか。
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 そんなこともあり駅には側線がたくさん、JR貨物の駅も有り貨物の取り扱いがあるようです。今では使われてなさそうですが貨物のホームらしきものも。全盛期には人だけで無くたくさんの物が行き来していたのでしょう。
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 ホームからは寂れた建物がたくさん見えます。まだ現役で使われている物なのか、それとも廃墟となったものなのか。ホームからは分かりませんでした。
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 外から見てる分には廃墟のようにしか見えないんですけどね。
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 駅舎も良いけど、周りの風景が気に入った越中大門駅でした。
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あいの風とやま鉄道 越中大門 9:12 ~ 高岡 9:16

 越中大門からの列車はさきほど呉羽駅で見かけた国鉄車両の413系でした。これはちょっとうれしい。
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 学生の頃通学の列車が古い国鉄車両だったりするとがっかりしていたんですが、今ではこの古い国鉄車両に出会えるとうれしい気分になるなんて。人間なんて勝手な生き物ですね。
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 通勤通学時間帯に運用される413系ですが、あまり学生さんたちには人気が無いんじゃないかなぁと思いつつ、これからも末永く活躍して欲しいと願うおじさんなのでした(笑)。
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撮影日:2015年5月31日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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あいの風とやま鉄道 呉羽駅

■2015年5月31日(日)

 北陸新幹線開業後の北陸旅2日目。富山駅から更に西へと進みます。
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あいの風とやま鉄道 富山 8:07 ~ 呉羽 8:11

 富山駅から一駅進んで呉羽駅で下車。
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 乗ってきた車両を見たらうっすらとJRの文字が(笑)。
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 呉羽駅にも開業当時からあると思われる木造駅舎が残っています。富山駅周辺には古い木造駅舎が結構残っているんですよね。
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 JRの跡が残る呉羽駅の駅名標。
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 業務委託駅ということで有人です。
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 近くには高校があるらしく、朝と夕方は学生さんで賑わうんでしょうね。
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 ホームには国鉄時代からの車両413系が止まっていました。JR西日本特有の単色カラーリングはなんとかならんもんかと思っていましたが、国鉄車両がどんどん無くなっていく昨今では、これでも愛らしくなってくるから不思議なものです。
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 一応この車両もあいの風とやま鉄道に譲渡されていて朝夕のラッシュ時に運行されているようです。どこかで乗れるといいのだけど。
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撮影日:2015年5月31日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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あいの風とやま鉄道 水橋駅・東富山駅

あいの風とやま鉄道 泊 16:06 ~ 水橋 16:44

 泊駅からかなり進んでもうすぐ富山駅という処にある水橋駅で途中下車。駅舎は開業当時のものということで年季が入ってて良い駅舎です。
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 大きな駅舎の割には入口が狭いですね。業務委託駅で駅員さんもいて、一日の平均乗車人員は1,000人を超えているということで主要駅を除いては利用者は多い方ではないでしょうか。
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 反対方向の列車を見送る。そうそう乗ってみて分かったんですが、この区間利用者の割に編成が少なく2両編成なので車内はずっと混んでる印象でした。北陸本線時代は少なくとも3両編成だったように思うので1両減った分混むようになったんでしょうね。3セク移管後すぐは車両が少なく運用上の問題もあるのでしょうが、出来れば4両編成にして利便性を高めていって貰いたいです。
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あいの風とやま鉄道 水橋 17:02 ~ 東富山 17:06

 それではもう一駅、富山駅の一つ手前東富山駅。こちらも開業当時のままの駅舎かな。
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 いいですねーこの駅舎も。あいの風とやま鉄道の方も特に何か手を加えるでもなく、北陸本線時代のままの姿で残してくれていることには好感が持てます。
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 短い滞在時間でしたが、古い駅舎が健在であることを確認できて安心しました。
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あいの風とやま鉄道 東富山 17:26 ~ 富山 17:32

 それではラスト、本日の宿泊地である富山駅へ。富山駅は金沢方面へと向かう上り線が高架駅へと生まれ変わっていました。下り線はまだ地上ホームで、これもいずれ高架ホームになる予定なので、富山駅としてはまだ工事は半ばといったところでしょうか。
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 在来線富山駅は3セクの駅へとなってしまいましたが、一応JR高山本線が乗り入れていますので端の方にその乗り場がありました。通常は3セクのホームが端の方にあるものですが、3セクとJRが逆の立場になっていますね。
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 まぁ、JRの方は新幹線にしか興味が無いようなのでこれでいいのでしょうね。在来線ホームとは対照的に新幹線の方は観光客で賑わっているようでした。
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撮影日:2015年5月30日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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あいの風とやま鉄道 泊駅

日本海ひすいライン/あいの風とやま鉄道 筒石 13:40 ~ 泊 14:32

 筒石駅から列車に揺られること50分、到着したのはこの列車の終点泊駅。いつの間にかえちごトキめき鉄道からあいの風とやま鉄道の路線へと乗り入れています。
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 鉄道会社としての境界駅は新潟と富山の県境に位置する市振駅ですが、運用上の境界駅はこの泊駅ということでえちごトキめき鉄道の列車は全てこの駅まで乗り入れてきます。だったらここまでえちごトキめき鉄道の路線にしちゃえばいいのにと思いますが、地方自治体が出資する第三セクターだとそうもいかないのでしょう。
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 乗り換えは2番線ホームを使って、えちごトキめき鉄道とあいの風とやま鉄道の列車が縦列に停車し、同一平面上での接続を図っています。ホームは3つもあるのになんでこんな止め方をするのかというと、折り返しの設備(信号)があるのが2番線だけだからだそうです。
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 それでは乗り換えと行きたい所ですが、僕が乗ってきたこの列車には富山方面への接続列車がありません。富山方面へはこの列車の到着10分前に出発していて、次の列車は約1時間半後の16:06まで無いという。なんですかね、この嫌がらせのようなダイヤ。
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 整備新幹線開業に伴う並行在来線の切り離しに関してはある程度は仕方ないと思ってはいるものの、こういうところはなんとかした方が良いと思いますね。特に今回の場合は、県ごとに会社を立ち上げるのでは無く、長野から金沢までを網羅する一つの鉄道会社を各地方自治体の共同出資で作れなかったものかなぁと思います。

 そうすれば経営も効率化出来ますし、これだけ長い距離を持っていればいろいろな策が打てたと思うのです。まぁお役人にそんな柔軟な発想があるわけもないですが、つくづく残念ではありますね。

 とまぁ3セク鉄道の現状を嘆いているとJR時代の駅標を発見。JRの文字は消されていますが、そのまま使われていますね。
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 時計の方は思いっきりJR(笑)。なんか、もうめんどくせえからそのまま使ってしまえってことでしょうか。
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 一応駅舎も、The国鉄時代という感じの平屋のコンクリート駅舎。
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 駅前はちょっと廃れた感じでしたね。まぁ、これはJR時代から変わらない風景なのでしょうけどね。
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撮影日:2015年5月30日
カメラ:PENTAX K-5IIs + DA 16-85mm F3.5-5.6 ED DC WR


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